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「不思議な羅針盤」 梨木香歩
2013 / 04 / 26 ( Fri ) 20:47:35
梨木香歩さん。
とても好きな作家さんですが。。。
お友達にはなれないなぁと思ったのでした。

なんつーか。
細やかすぎて,しんどい。

憤ったり寂しかったり納得したり、何かを慈しんだり発見したりうれしくなったり。そんな日常にあっては穏やかに南北を指す磁針では物足りず、心の深いところで「不思議な羅針盤」が欲しかったという著者。同じ年代の女性たちとおしゃべりするような心持ちで、同時に07~09年の社会的事象までも映し出した、万華鏡のようなエッセイ集。(Amazonより)



だけど。
この方の震災後のエッセイをちょっと読んでみたいと思うのでした。

どーでもいいけど。
梨木さんって花の名前をよくご存じだわ。
一緒にお散歩に行ったら楽しいかもね。
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梨木香歩 TB:0 CM:4 admin page top↑
「渡りの足跡」 梨木香歩
2010 / 08 / 10 ( Tue ) 23:11:30
渡り鳥に興味が湧かない私は,
読むのにとても時間がかかりました。
鳥,怖いのよ(>_<)

梨木さんはバードウォッチングが趣味なのね。
ということがわかった一冊。

★★☆☆☆

渡り鳥の足跡を辿り、観察し、記録することから始まった、待望の最新エッセイ。 (Amazonより)



どうでもいいけど。

毎年春になるとわが家にやって来て,
卵を産んで,ひなを育て。
梅雨の頃には
親子そろって巣立っていく。

あの鳥は何という鳥なんでしょー???

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梨木香歩 TB:0 CM:0 admin page top↑
「『秘密の花園』ノート」 梨木香歩
2010 / 04 / 15 ( Thu ) 22:55:58
深く,豊かな読書案内です。

★★★★☆

誰からも愛されることなく、「ひねくれて」育ったメアリは、荒涼としたムアに建つ屋敷で、うち捨てられた「庭」に出会った。彼女は、従兄弟のコリン、友人ディコンとともにその「庭」を美しい「花園」へと甦らせていく…。作家梨木香歩が「庭」とともにたくましく甦る生命のプロセスに寄り添い、名作の世界を案内する。 (Amazonより)



その昔,大好きで大好きで,少なくとも10回は読み返したであろう『秘密の花園』。
この作品を梨木さんに解説してもらうのは,
とってもと~っても幸せでした。


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梨木香歩 TB:0 CM:6 admin page top↑
「村田エフェンディ滞土録」梨木香歩
2009 / 01 / 07 ( Wed ) 21:25:57
久しぶりの梨木さん。
独特の,静かで,だけど凛とした雰囲気がよいですね~。

★★★☆☆

時は1899年。トルコの首都スタンブールに留学中の村田君は、毎日下宿の仲間と議論したり、拾った鸚鵡に翻弄されたり、神様同士の喧嘩に巻き込まれたり…それは、かけがえのない時間だった。だがある日、村田君に突然の帰還命令が。そして緊迫する政情と続いて起きた第一次世界大戦に友たちの運命は引き裂かれてゆく…爽やかな笑いと真摯な祈りに満ちた、永遠の名作青春文学。(Amazonより)




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「家守綺譚」梨木香歩
2006 / 10 / 20 ( Fri ) 14:27:15
眠りにつく前に読み聞かせてもらいたい本。
穏やかな時間が流れます。

★★★★☆

日常にこぼれ出る豊穣な気配。
花は人を恋い、水は友を招く。
それは、ついこのあいだ、ほんの百年すこし前の物語。
                  (文庫帯より)



物語の語り手は、若き物書き、綿貫征四郎。
なので、朗読の声は絶対に男の人。
渋くて落ち着いていて、日本語がきれいに聞き取れる人。
ということで、ご登場願ったのが城達也。
脳内劇場で繰り広げられる城達也の朗読は、夢とうつつをさまよって、
河童や小鬼の住む世界にふわりと連れていってくれたのでした。

私も河童や小鬼に会いたい。サルスベリと話したい。
私が見えないだけなのか、それとも河童も小鬼も桜鬼も人を化かす狸も、みんないなくなってしまったのか。
どちらなんだろうなぁと思いながら、
巻末の征四郎の随筆『やぶがらしの記』(漢字が出てこない)を読みます。

畢竟自分の中にある以上のもの、または自分の中にある以下のものは、見えぬ仕組みなのだ。

そうか、私には見えないだけで、きっとどこかにいるんだね。
何だか胸の奥がポッと暖かくなりました。

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「春になったら苺を摘みに」梨木果歩
2006 / 07 / 07 ( Fri ) 16:19:54
今日は七夕。
優しい気持ちで過ごしたい日。

なのに隣のお国はきな臭い。。。

ということで、今日は梨木さんのエッセイをご紹介。
深いところで安らぎます。

★★★★★

この題名から、私は、閉じた空間の細やかな日常、穏やかな時間の流れ、優しい人々を書いたエッセイを想像していました。

どうしてどうして。。。
文化、宗教、戦争、何よりも人と人が共存するには…なんていう命題を
一生懸命考察している作品です。

余りにも真正面から取り上げているので、
そのきまじめさに、準備のない私はどうしましょうという感じでした。

けれども、9編中4編目の「子供部屋」あたりから、
何というのか、胸にとどまる言葉が多くなってきました。

6編目の「夜行列車」で、
理不尽な扱いを受けた作者が、
車掌さんに言った言葉、
「私は本当に悲しかった」
…一番に伝えたいことを
まっすぐ伝えられる作者に、
私はとっても好感を持ちました。

8編目の「トロントのリス」では、
作者の繊細な感性がふわっと漂ってきたようでした。

最後のウェスト夫人の手紙、
「いつものようにドライブにも行きましょう。春になったら苺を摘みに。…………私たちはそういうことを毎年続けてきたのです。毎年続けていくのです」という平和への祈り。

素直に共感します。

ああ、この作品、また読みたくなってきた。
梨木香歩 TB:3 CM:8 admin page top↑
「裏庭」
2006 / 01 / 08 ( Sun ) 11:04:45
梨木さんの作品は、いつも私の深いところにそっと触れてきます。

★★★★★

存在そのものを深く深く沈めているはずなのに、
梨木さんはいとも簡単に、静かにそっと手を触れてきます。
手当という言葉を思い浮かべます。

その温かさにたまらなくなり、私は涙が止まらなくなるのです。

作品についてはこちら↓
ネタバレなんて気にせず書いてしまいました。その上めちゃくちゃ長いです。あんまり長いので、てきと~に番号まで振ってみました(^^;)
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梨木香歩 TB:4 CM:12 admin page top↑
「蟹塚縁起」
2005 / 11 / 04 ( Fri ) 15:18:03
梨木さんの絵本の3冊目。

★★★★☆

この絵本は木内達朗という方が絵を描いています。
何だか輪郭がぼぉ~っとしてる絵です。
「昔々のお話です」みたいなこのお話によく合っていると思います。

辺り一帯月の光が濃く溜まったかのように明るくなり、最後の一匹まで光り出しますと、蛍たちは、煌々と照る満月に向かって白い光の尾を曳きながら、次々静かに飛び立っていきました。
というページの絵なんか、もう本当に幻想的。

蟹に転生した家臣たちが前世の恨みを晴らそうとしますが、
とうきちは、
もういい、もういいのじゃ、終わったのじゃ、もう終わったのじゃ
と声をかけます。
「ワニ」が繋がることを描いた作品なら、「蟹塚縁起」はマイナスの繋がりを終結させることを描いた作品だと感じます。

幻想的な絵にマッチした繊細な文章。
殺伐とした物語に柔らかい陰影をつける絵。

絵本の世界は小説の世界とは違った魅力がありますね。
梨木香歩 TB:0 CM:4 admin page top↑
「ペンキや」
2005 / 11 / 03 ( Thu ) 17:09:11
梨木さんの絵本。2冊目。
これも出久根育さんの絵です。

★★★★☆
この本は、「ワニ」の鮮やかな色合いに比べると、
全体に淡くて、でもいろんな色が混じり合っています。
絵本は絵と文と2つで1つなんだな~と思います。

朝焼けと夕凪と夜の海が美しく、ユトリロの白が懐かしかったです。

「ペンキや」は、「ユトリロの白」がキーワード。

喜びや悲しみ 浮き浮きした気持ちや 寂しい気持ち 怒りやあきらめ みんな入った ユトリロの白 世の中の濁りも美しさもはかなさも

しかもただの白ではありません。ところどころ若々しい緑や深い闇を思わせる漆黒に近い紫、黄金の夜明けのようなまぶしい黄金色が滲んでいたり…それはすべての色を含んだ白。そうです。あのユトリロの白でした。


もう一度、ユトリロを見たいと思いました。
梨木香歩 TB:0 CM:4 admin page top↑
「ワニ」
2005 / 11 / 02 ( Wed ) 17:49:14
今日は絵本をご紹介。
はい、本を開く気になってません。(苦笑)

出久根育という方が絵を描いてます。
「ワニ」は森の緑と草原の枯れ草色と、川の何とも言えない水の色が印象的でした。

★★★★☆

副題になっている「ジャングルの憂鬱 草原の無関心」、子どもたちに分かるのかな。
全体的にちょっと難しめの絵本です。

自分の兄弟を食べてしまったことに気づき、
びょうびょうと風の吹く深い闇の縁にたたされたような不安が、足下をせり上がってくるように感じ

たワニ。だけどそこに罪悪感はありません。
感性の鈍いワニ。

自分が卵を産んだとき、それが自分から出てきたものだという気持ちはあったよ。子ワニたちが卵から出てくるとき、私はそれをみなかった。けれど見たらやっぱりそういう気持ちはするのではないか。自分ではないが、自分に繋がっているもの、と思ったのではないか。自分に繋がっているものは、やはり食べられないよ。自分で自分が食べられないように。
母ワニの臓腑から出てくる実感を、因習と差別を助長する考え方だと思うワニ。

世の中には自分とそうでないものがいるだけなんだ。仲間なんてまやかしだ。自分の仲間だけは喰ってはいかんというのは、結局とんでもない自己中心的な考えと思うんだがどうだろう。・・・結局どこからどこまでが「自分たち」なのかはっきりできないじゃないか。

何だかこんなワニ、どこかにいるな~なんて思いながら、さみしくなります。
仲間を実感できないワニはきっとどこにでもいるんだろうという暗い気にもさせられて、びょうびょうと吹く風を感じてしまいます。

この絵本に出てくるワニの存在って、すごく哀しい。
繋がりを感じられないワニはすっごく哀れだと思ったのでした。
どうしてこういうワニになっちゃったんだろうねと、ワニにつぶやいてみるのでした。
梨木香歩 TB:1 CM:4 admin page top↑
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