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「夜叉桜」 あさのあつこ
2010 / 05 / 07 ( Fri ) 19:10:55
弥勒の月』の続編です。

今年の春はお花見の機会を逸したけれど,
見事な桜を堪能した…ような気がします。


★★★★☆

「生きるという、ただそれだけのことが何故にこうも不自由なのかと、思うことがございます」江戸の町で、女郎が次々と殺されていく。誰が、何のために?切れ者ゆえに世にいらだつ若き同心・信次郎は、被害者の一人が挿していた簪が、元暗殺者の小間物問屋主人・清之介の店『遠野屋』で売られていたことを知る。因縁ある二人が交差したとき、市井の人々が各々隠し抱えていた過去が徐々に明かされていく。生き抜く哀しさを、人は歓びに変えることが出来るのか。 (Amazonより)



このシリーズ,岡っ引き・伊佐治が登場する限り,読み続けたいと思います。


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「弥勒の月」 あさのあつこ
2009 / 11 / 29 ( Sun ) 21:04:08
しっとり系の夫婦愛…でした。
読み終わったのはちょっと前。
すでに印象が薄れています(^^;)

★★★☆☆

「おれは、退屈してたんだ」
 吹きつける風に乗って、信次郎の呟きが聞こえた。風の向きが逆なら聞き取れなかったかもしれない。
「親父のように生きて、死んでいくのかと思うと退屈で堪らなかったんだよ」(本文より)

闇深き世界に漂う憐憫の情が胸を打つ。
「バッテリー」シリーズの著者による、まったく新しいオルタナティブな時代小説誕生!

小間物問屋「遠野屋」の新妻の溺死体が見つかった。平凡な世にいらつく、若き異能の同心(おおざっぱに言うと、警察官)・信次郎は、妻の遺体を前にしても冷静な遠野屋の主人に違和感を覚える。
──面白えじゃねえか。
信次郎は食らいつくことを決意する。
彼の常軌を逸した捜査線上に浮かび上がる真実とは?

同世代感覚の時代小説!(Amazonより)



内容紹介、長っっ(*^_^*)
それだけ力を入れている…ってことでしょうね~。



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「№6 #4」 あさのあつこ
2008 / 08 / 26 ( Tue ) 11:41:20
惰性で読み続けている『№6』
…№6っていうから#6で終了かと思ったら,まだまだ続く気配が濃厚。
図書館から,#5と#6の予約が回ってきましたよメールが来てしまった。
うっ!ど~しよ~(^^;)

★★☆☆☆


NO.6の治安局員に連行された沙布を救うため、紫苑とネズミは「人狩」に乗じて、矯正施設の内部へと潜り込む。彼らを待ち受けるものは、「生」か「死」か? (Amazonより)



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「№6 #3」 あさのあつこ
2008 / 08 / 24 ( Sun ) 15:21:55
もう読むのをやめようかなぁ。と思った私。
おやすみのキスはほっぺにするもんだよ,紫苑くん。

★★☆☆☆

これだから,人間はやっかいだ。深く関わりあえばあうほど,枷は重くなる。
自分のためだけに生きるのが困難になる。
火藍から沙布が治安局に連行されたことを告げるメモを受け取ったネズミはそれをひた隠すが,
事実を知った紫苑は救出に向かう決意をする。
成功率は限りなく0に近い…物語は疾走する!(文庫裏表紙より)



疾走してませんし(-.-)

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「№6 #2」 あさのあつこ
2008 / 08 / 20 ( Wed ) 17:55:09
#1のスピード感はどこへやら。
理想都市№6の塀の外,「西ブロック」で紫苑が目の当たりにした現実を,
じっくりたっぷり描いています。

★★★☆☆

2017年,聖都市№6を追われた16歳の紫苑がはじめて目にする外の世界。そして現実。
ぼくは今までいったい何を知っていたんだろう?何を見ていたんだろう?
ネズミと暮らし始め,懸命に生きようとするが,「おれと№6,どちらを選ぶ?」と問われた紫苑は。(文庫裏表紙より)



「塀の外」の西ブロックは,案外ありがちな無法地帯でしたね~。
ちっ。つまんない(-.-)

まぁ,全体的に,
え~い!かったるい!
の巻でした(^^;)
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「No.6 #1」 あさのあつこ
2008 / 08 / 19 ( Tue ) 14:36:07
「夏休み中に本を3冊読む」宿題が出た息子。
日頃,マンガばかり読んでる彼がチョイスした作品です。
うん。おもしろい!

★★★★☆

時は2013年。理想都市「No.6」のエリート候補生・紫苑(12)は,
何不自由ない生活を送りながらも,心の奥底に眠る破壊衝動を抑えかねていた。
ある台風の日,紫苑はネズミと運命的な出会いをする。
そして4年後。



夏休み。
あれこれ考えずにただ物語を楽しめる,こういう冒険ものもいいよなぁと思ったのでした。

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「ランナー」あさのあつこ
2007 / 10 / 18 ( Thu ) 22:03:37
どうにもこうにも、重たい気持ちになった作品です。
あさのさん、「母」という存在に何か恨みでもあるのかなぁ。。。

★★★☆☆

長距離走者の加納蒼李(あおい)は、初レースで負けた。
彼はそのとき、母親と義妹・杏樹(5歳)の関係に心を縛られていた。
杏樹を守りたい。
その一心で陸上をやめた蒼李だったが、実は、それは言い訳に過ぎず、
ただ走るのが怖くなっていたからだと気づいた蒼李。
杏樹の応援や、マネージャー・杏子、友達・久遠の後押しで、
彼は再び走り始める。



まぁ、こんな感じのお話?
そこに、杏子の、顧問・箕月(みつき)への淡い恋心や、母親との葛藤なんかも盛り込まれています。

『ランナー』というからには、陸上にかける思いとか挫折感とか、仲間との連帯感とか軋轢とか、まぁそんな爽やか青春物語かなぁなんて思っていたら、大間違い。
蒼李の家のお母さんは壊れているし、
杏子のお母さんと蒼李のお母さんのお母さんは歪んでいるし。
でもね。
杏子のお母さんみたいなお母さんも、蒼李のお母さんのお母さんみたいなお母さんも、私、すぐに何人も挙げられる。
他人様の親子関係は結構分かったりするんだよね。
でも、悲しいかな、自分のとこの親子関係は、全然分かんない。
うちはどうなの?
そう思うと、暗くどよ~んとしてしまいますが。
が。
が。
が!
がる~~~~~!!!

ちょっとすっきり(*^_^*)


蒼李があのとき、杏樹よりも陸上をとっていたら、
杏樹、死んでたかもしれない。
そんな薄氷の上を歩くような家庭なんだもの。
私は、蒼李が何と言おうと、蒼李がとった行動は、「妹のため」という面が確かにあったと思います。そして、その選択は、正しかったのだと思います。
まぁ、ぐちゃぐちゃ言い訳せずに復帰するのもカッコいいもんだけどさ。
でも、蒼李くん。
もう少し人に頼ってみてもよかったのかもしれないよ。
例えば小児科医の熊泉先生とか。
家の中の問題は家の中で解決しようという姿勢、
これは無理がある場合もままあると思うのです。
無理に無理を重ねて、悲劇が起きる。。。
今回は、そこまで行かなくてよかったけどね。
日本の悪い習癖だと、私は思います。

児童相談所の心理カウンセラーをしていらした方(残念なことに、もうお亡くなりになっていますが。。。)が杏樹のことを聞いたら、
烈火のごとく怒るだろうなぁ。
杏樹のために動くのが大人の役目だ!って、言うだろうなぁ。
何のための相談所だ!って泣くだろうなぁ。

何だかとても苦しくて、やるせなくて切なかったです。

ラスト。
何となくよい方向へ行くのかなぁという感じの終わりでしたが。
なんだか、すべて水に(いや、涙か。)流していましたが。
蒼李のお母さん。
これから先、彼女は、杏樹を虐待したという厳然とした事実の前で、立ち竦むことはないのだろうか。
杏樹の両親を死に導いてしまったという呵責、
だれにも分かってもらえないという孤独、
自分が実はとても弱いのだという自己嫌悪に、
これから先、彼女は1人で耐えられるのだろうか。

人間、そんなに強くないよ。。。と思う私。
熊泉先生、がんばってください。

【追記】

私、熊泉先生には期待を寄せているのですが。
熊泉先生、見守ることも、ときには必要…と判断したのかもしれません。
知らなかったなんてこと、なかったと思います。

だけど。

児童虐待の防止等に関する法律 第6条

児童虐待を受けた「と思われる」児童を発見した者は、速やかに、これを「市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に」通告しなければならない。(「」部分、平成16年4月14日改正・追加)

というのがあります。
つまり、
証拠がなくても、体のあざなどから虐待を受けたと思われる子どもを見つけた場合、国民は通告する義務があるんだよね。

あさのさん、この辺のところ、今度は盛り込んでくださいね。
もしかしたら、関係者の努力にもかかわらず、あんまり浸透していない法律なのかもしれません。。。。

【こちらの記事も♪】
ひろの東本西走!?
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「バッテリー」あさのあつこ
2005 / 09 / 26 ( Mon ) 16:57:13
「バッテリーⅢ」を読んだときは、密かに同シリーズを読むことはもうないだろうと思っていました。

★★★★☆

きっかけは宮部みゆきの「パーフェクト・ブルー」でした。
諸岡克彦(進也の兄)が所属していた野球部監督が、加代ちゃんたちに語ります。
「ピッチャーというポジションは非常に孤独なものです。…それだけに、ピッチャーになる選手には、体力・技能のほかに、その孤独に耐えきれるだけの強靱な精神力が求められるのです。」
「あいつ(克彦)は孤独に強かった。誇り高かった。ただ速い球を投げたから、コントロールがよかったから、エースになれたのではない。諸岡は、生まれながらの投手だったんです。」

私はもう一人、同じタイプのピッチャーを知っている、と思いました。
で、巧に会いたくなりました。

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

原田巧の中学入学を目前に控えた春休み、原田一家は岡山県新田市に引っ越してきます。
家庭を顧みなかった父親、病気がちの次男の世話に明け暮れる母親、兄に憧れる次男、青波。そして自分のことは自分で始末をつけてきた長男、巧。
彼らが母親の実家に移り住み、甲子園出場校野球部の元監督のおじいちゃん、井岡洋三という新しい家族が増え、永倉豪という相方ができ、
硬直していたさまざまが少しずつ変わり始める。
そんな物語でした。

やっぱりシリーズ物は素直にⅠから読んだほうがいいですね。(当たり前か)
Ⅲだけではよく理解できなかった巧と家族との関係、特に母親との冷えた関係について、ここでは折に触れ描かれています。
なので、巧がプライドの高い一匹狼のようになったのも、ある種自然の成り行きのように感じられます。

母親は青波のことで頭がいっぱいで、青波かわいい光線全開です。
巧はそれに何の感情を持つこともなく、黙々と自分の道を進みます。
最初から味わったことのないものを求めることなんてできないものな~。
一瞬巧がかわいそうにも思えるのですが、
けれどもすぐに、かわいそうに思うことのほうが巧に失礼なことだと感じます。
ともかく巧はこうやって育ってきたのだと、
そのことについてどうこう言っても、もうここまで育ってきたのだと、
そんな思いを持ちました。

それにしてもこの巧、まだ小学生(ん?中学生?)なんですよね。
毎日ランニングを欠かさなかったり、
とっさに自分の右手の指をかばったり、
もう気分はプロの野球選手です。
本当にこんな子、いるのかな~。
普通はもっと能天気なんじゃないかな~。
と、能天気を絵にかいた我が息子と比べて思います。

巧、そんなにいろんなものを自分の中にため込まなくてもいいんだよ。
吐くまで感情を抑えることはないんだよ。
巧に言ってやりたくなります。
「だって話すのってめんどくせ~」と巧に反感を買いそうですが。

「他人の体と存在がこんなにも快いものだと初めて知った」巧。
この先、おじいちゃんとの出会いや豪との出会いの中で、
巧が人と心を通わせることの安心感や幸せを感じてくれればうれしいなと思います。

作者はあとがきで、
「傲慢、脆弱、一途、繊細、未熟、無神経、思考力、希求の思い、惑う心…悪とか善とかに簡単に二分されないすべてを含んで、屹立するたった1人の少年」を描きたかったと書いています。

屹立するというにはあまりにあやうい巧ですが、
シリーズ最後まで見届けたくなりました。
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「バッテリーⅢ」あさのあつこ
2005 / 07 / 31 ( Sun ) 14:03:11
暑い日が続いていますね。
高校野球も、県予選が終わったようです。
もうすぐ高校球児の夏が来るのですね。(特に思い入れはないけれど)

ということで、今日は野球少年の物語をご紹介。

★★★★☆

「なあ、豪。おまえはどうなんだ。
勝利をみんなで喜び合うことも、
敗北をいっしょに悔しがることも、
仲間と心が通じあうことも、
まとまったいいチームになることも、
なんの意味もない。
そう思わないか。」

という、表紙の裏コピーに惹かれました。

良くも悪くも原寸大の少年を描いた作品です。

主人公巧は野球が好きです。けれどもその「好き」の中には、友情だとか夢だとか、今までの爽やかスポーツものにつきものの、そんなものは入っていません。

その辺がちょっと新しい感覚であり、今までのスポ根ものの物語とは一線を画する作品だと思います。

今の子は仲間意識を持ちにくいのではないかと、最近、自分の息子を見ていて思います。
ですからこういう、ある種自己中心的な、自我が肥大した子供を主人公にした作品が支持されているのも、
何か分かるというか、考えさせられるというか。

正直な話、巧に少なからず危うさを感じてしまいます。

スキンシップを嫌うし、
人の気持ちは分からないし、
自分の執着してるものしか見えてない。

心がつながるという感覚を実感したことのない巧。

彼には決定的にこの種の経験が不足しているように思います。このまま大人になってほしくないな~と思います。

彼の唯一のよりどころである野球を通じて、
ちょっとだけでも彼の世界が広がったらうれしいのですが。。。

「バッテリー」はⅥまで続いているようですが、そこには巧が潰されることなく成長していく姿が描かれていますようにと願っています。
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