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「ボーイズ・ビー」桂望実
2007 / 05 / 25 ( Fri ) 16:00:44
子供は大人よりずっと難しい問題で悩んでいる
そう信じていたのは、『博士の愛した数式』の博士でしたが。
確かに。と感じさせる作品でした。

★★★☆☆

川端隼人12歳、小学6年生。この夏、ママを亡くした。弟がいる。直也6歳、小学1年生。直也はまだママが「死んだ」ということがわかっていない。消防士のパパは夜勤が多い。だから、ぼくが直也の面倒を見なければならない。ぼくには泣いてる暇はない。
 園田栄造70歳、靴職人。5年前、ばあさんが死んだ。気安く近づいてくるやつらが大嫌いだ。ガキは特に嫌いだ。わがままで、未熟なくせに姑息で、甘えてみせもする芸達者だ。
 ――さびしさを覚悟し、張りつめて生きる老人と少年。アトリエばかりが集まった古いアパートで出会った2人に、やがて奇妙な連帯感が生まれて……。(Amazonより)



隼人はけなげで一生懸命。
栄造は思いっきりステレオタイプな頑固ジジイ。
そしてストーリーはシンプルでありながら盛り上がりも忘れない。

テレビドラマにしたらおもしろいだろうな。
そんなことをまず思いました。

ママが死んだ…という設定が、読んでいて切なかったです。
まだ小1と小6だものね。
亡くなったお母さんも、さぞかし心残りだったと思います。
だけど、小6の子に、弟をよろしくねって遺言するのは、
お母さん、気持ちは分かるけど、それは重たいよ。。。と思ったのでした。

お兄ちゃんだから頑張る。
お父さんはお仕事が大変だから、僕が頑張る。

けなげすぎて、何だか胸が痛い。

だからなお一層、栄造との会話は、ハートウォーミング。
いいんだよね、栄造。
頑固なところも。
頑固なくせに隼人が気になるところも。
気になるくせに強がるところも。
強がるくせに・・・・・(*^_^*)

主人公の2人も、読んでいる私も、
少しずつ少しずつラクに息が出来るようになっていく。
そんなお話でした。
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