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「対話篇」金城一紀
2008 / 01 / 09 ( Wed ) 16:22:42
やった!金城さんの作品全部読んだぞ~♪

★★★★☆

『恋愛小説』、『永遠の円環』、『花』が収録された短編集。



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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

金城一紀 TB:0 CM:4 admin page top↑
「フライ,ダディ,フライ」金城一紀
2007 / 11 / 21 ( Wed ) 13:08:07
ど~でもいいけど金城さん、「レヴォリューション」とか、「フライ,…」の「,」とか、ひらがな入力の私には、とっても打ちにくい題名ばかりです。

パターン的には『SPEED』に似てるかな。
だけど私、このパターン、好きだわ♪

★★★★☆

さえない中年サラリーマン、鈴木一が娘の仇討ちをしようと立ち上がる。
師匠は舜臣。
ともすれば挫けそうになる気持ちを奮い立たせて、
守りたい者を守るため、鈴木一は闘いに向かう。



私の頭の中では、常にスピッツの『空も飛べるはず』が流れていました。

♪君と出会った奇跡が、この胸にあふれてる♪
♪きっと今は自由に空も飛べるはず♪

鈴木一の出入り(?)の場面では、何だかこの歌と一緒に盛り上がってしまって、胸が詰まりました。(*^_^*)

『空も飛べるはず』→『白線流し』→『長瀬智也』の連想からか、
舜臣は長瀬智也で決まり。
まぁ年齢的には無理があるけど、いいのいいの。気にしない。

舜臣、深い思索を巡らせているだけあって、いいこと言うね。
闘うとはどういうことか、彼なりの思いを鈴木さんに託し、最後までどっしりと鈴木さんを見守っている…そんな感じがとても頼もしい高校生です。
ジェットコースターがダメなのも、ご愛敬。

鈴木一が遥のビデオを見るシーン。
荒ぶる心がホッと安らぐ。
好きなシーンです。

なあ、遥。
私はまだ鷹には程遠いけど、今、飛べそうな気がしてるんだ。
どうしてかな。
いますぐにでもおまえに会いたいよ。
もう少しだけ待っていてくれ。
今から、
飛んで行くよ。



鈴木さん、カッコいいよ!

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金城一紀 TB:7 CM:16 admin page top↑
「レヴォリューションNO.3」金城一紀
2007 / 11 / 20 ( Tue ) 18:53:09
落ちこぼれ高校生たちの愉快な冒険譚。
おもしろかったです。

★★★☆☆

『レヴォリューションNO.3』「君たち、世界を変えてみたくはないか?」ドクター・モローに乗せられて、僕たちは聖和女学院の文化祭を襲撃することにした。グループ名は「ザ・ゾンビーズ」今年は襲撃3回目。さて、どうするか。

『ラン、ボーイズ、ラン』 最後の襲撃から3カ月後。僕たちは停学期間にバイトをし、卒業式後に沖縄に行くはずだった。けれども簡単に事は進まない。

『異教徒たちの踊り』 高校3年の夏休み。僕たちはストーカーに悩まされている女子大生を守ることになった。それは、井上いわく「もっとも危険なゲーム」の始まりだった。「何があっても踊り続けるんだ」

 

「僕」ってだれだ?ずっとそんなことを考えてました。
ああ、そうか。南方ね。

南方、舜臣、萱野、山下、アギー、そして板良敷ヒロシ。

SPEED』でおなじみの面々にまた会えました\(^o^)/

世界を変えることと頭のいい子にモテることが同列で、
なんかちっちゃい。
だけど一生懸命。
そこがすごくおかしくて愛おしい。

楽しかった。

その一言です。

舜臣の背景とか、ヒロシのこととか、南方だっていろいろあるし、
そんなこんなに関しても、いろいろ感じることだってあるけれど、何かつけ加えようとすると、なんか違うものになってしまう。
そんな感じ。

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金城一紀 TB:3 CM:6 admin page top↑
「SPEED」金城一紀
2007 / 10 / 23 ( Tue ) 18:02:08
おもしろかった!
まさしくスピード感あふれる作品。
元気な本です。

★★★★☆

ごく普通の女子高生、佳奈子。
彼女が変わっていったのは、ゾンビーズに出会ったから。



南方…沈着冷静。リーダー的存在。
朴舜臣(パクスンシン)…無口な武芸達人。カッコいい!(*^_^*)
萱野…濃い眉毛。影の薄い人でした。
山下…なぜか災いが寄ってくる、愛すべき人。
アギー…彫りの深い顔で、気障なことをさらっと言う。女をオトス名人で、情報収集の達人。上の4人とは、少し距離を置いている…というか、ちょっと保護者的役割を担っている。

『ゴッドファーザー2』『ドラゴン怒りの鉄拳』『リトル・ダンサー』
映画が効果的に使われています。

彼らがなぜ携帯を持っていないのか。
なぜ聖和学園の子に優しいのか。
彼らの大好きなヒロシはなぜ死んだのか。
舜臣がボクシングの基本を教えるのは、佳奈子が初めてではないようで。
彼らは飛行機に郷愁を感じるようで。
俳優・石原隆太郎と何かいろいろあったみたい。

まぁ、いきなりシリーズ三作目から読んでしまいましたから、
これ、前に書かれているんだろうなぁということも多々ありました。
う~む、気になる。。。

痴漢にさわられても声1つ上げられなかった佳奈子が、
少しずつ少しずつ、強く自由になっていくさまが、
清々しく、心地よかったです。


蛇足ですけど。
鬼ごっこで小さな子が鬼にならない特別ルールがありますよね。
そんな子のこと、何と呼んでいましたか。
佳奈子は「お豆」と呼んでいました。
私、そんな呼び方、したことないなぁ。
私が子供の頃は、「おみそ」っていってた。
時代や地域差ってあるんでしょうねぇ。
ちょっと知りたくなったのでした(*^_^*)


カッコいいじゃん!の言葉たち。

今のおまえは頭で考えたことより、ハートとソウルで感じことのほうを大切にしたほうがいい(アギー)



当分のあいだは、頭で納得できても心が納得しなかったら、とりあえず闘ってみろよ。こんなもんか、なんて思って闘いから降りちまうのは、ババアになってからでいいんじゃねぇか。(舜臣)



俺たちを動けないように縛ってるのは信号機じゃなくて、目に見えないもんなんだよ。中川はその操作の方法がうまいんだろ、きっと。でも、俺とか南方とか舜臣とか萱野とか山下は、自分たちの目と頭が正しいって判断したら、赤信号でも渡るよ。で、おまえはどうするよ?(アギー)



そして、何があったの?と切ない言葉。

俺たちの世界はあっけなく壊れちゃったんだ。これまで俺たちは俺たちなりに世界をまともに機能させようと思って、がんばっていたんだぜ。でも、わけの分かんない力が俺たちの大切な者を奪っていっちゃって、俺たちがそれまでいた世界はもう元には戻らなくなっちゃったんだ。…俺たちはいまだにどうやって世界を作り直せばいいのかなんて分かってないけど、とりあえず正しいと思えることをしながら、ほんの少しずつでもまえに進んでいきたいんだ。(南方)



まだ『レボリューション№3』も、『フライ・ダディ・フライ』も読んでないからね。
彼らにまた会える幸せを感じるのでした。

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金城一紀 TB:5 CM:20 admin page top↑
「映画篇」金城一紀
2007 / 09 / 22 ( Sat ) 16:53:10
好き。
とても、愛おしい作品集です。

★★★★★

物語の力が弾ける傑作!!
笑いと感動で胸が温かくなる傑作ぞろいの作品集。『ローマの休日』『太陽がいっぱい』など不朽の名作をモチーフに、映画がきっかけで出会った人々の友情や愛を描く。(Amazonより)



全部がいいなぁと思う短編集ってあまりないと思うけど、
この作品集は、全部が心に残ります。
確かに傑作ぞろいの作品集だわ。
中でもイチオシは、最初の作品『太陽がいっぱい』。

僕と龍一。
なんか変な話なんだけどよ、むかしおまえと一緒に見た映画をテレビとかビデオで見直してると、ガキの頃がまともだったような気がするんだよな。どうしてだろうな。

クソみたいな現実が押しつける結末から、僕は龍一を救いに行く。



読み終わって、自分でもとまどうぐらいに涙が出て止まりませんでした。
私、短編で泣いたのって初めてかもしれない。
すごく琴線に触れた作品でした。

…あまり、つまらない言葉であれこれ話したくないような、そんな作品たちです。
でも、自分の記憶力が全然あてにならないので、備忘録をちょこっと残しておきます。
忘れたくないからね。

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金城一紀 TB:7 CM:14 admin page top↑
「GO」金城一紀
2005 / 08 / 19 ( Fri ) 19:46:36
杉原(高3)の躍動感あふれる青春物語

★★★★☆

杉原は「在日」韓国人。

…「在日」という言葉に主人公が猛々しく怒る場面があります。
いつかこの国から出ていくよそ者というふうに聞こえると。

…言葉って恐いなと思います。知らず知らずのうちにだれかを傷つけてしまっているかもしれない。。。。
「知らず知らず」というところに、私は臆病になってしまいます。
金城さんはコリアンジャパニーズと称しているようですが、彼らがそういう呼び名を望んでいるのなら、そういう呼び名が早く世間に認知されればいいのになと思います。

今も「在日」韓国人は、日本国籍がないために選挙権はありません。
あんなに聡明な人なのにと、私は1人の韓国人女性を思い浮かべ、
国の壁の厚さに憮然とします。
10年以上も日本に住んでいて、日本で子育てしている彼女に選挙権がないなんて、絶対おかしい。。。

私自身は、「韓国人だから血が汚い」という種類の、桜井さんのお父さんが持っていたような差別意識はまるっきりないと断言できます。
杉原の言うとおり、「元をたどればおんなじじゃん」という気持ちがすごくある。
だけど国レベルの差別はいまだにあるという現実が、何だかお互いの間に見えない溝を作っているようで、もどかしく、悲しいです。

こんな狭い土地の中で、何をこせこせしてるんだという気がします。

杉原は、桜井と一緒に世界に飛び出せ♪


金城一紀 TB:2 CM:6 admin page top↑
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