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最近買った本
2005 / 09 / 29 ( Thu ) 18:15:12
そういえば、一昨日あたりに古本屋さんで本を買いました。

買うつもりもなかったのについつい買ってしまったので、
記憶の片隅に追いやっていました。(苦笑)

「山猫の夏」船戸与一
「残照」  今野敏
「マークスの山」高村薫

100円棚で見つけたので、全部で300円。
ま、散財ってわけでもないですね(言い訳

それにしても、
「バッテリー」も読みたいし、梅原克文「二重螺旋の悪魔」も気になっているし、西澤保彦「七回死んだ男」も読んでみたい。
あっ「聖なる黒夜」もまだ読んでないな~。
なのに最近「蝉しぐれ」の広告が気になっていたりして。。。

うはは♪眠いなんて言ってられないな~

今日は薬が抜けたのでちょっと元気
(でもそろそろ眠い。。。)
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読書メモ TB:1 CM:14 admin page top↑
突然ですが
2005 / 09 / 28 ( Wed ) 17:46:24
最近、何やら花粉が飛んでいませんか?

私、ここ1,2週間、ずっと鼻の調子が悪くって。
もう、ただの鼻炎だか風邪だか分からなくなってきた。。。
いい加減ガマンもできなくなったので、
昨日の夜、鼻炎の売薬を飲んだんですけどね。



今度は強烈に眠いっ!!!



眠くならない鼻炎の薬ってないものかしらん。
日々のつれづれ TB:0 CM:10 admin page top↑
「黒いモスクワ ST警視庁科学特捜班」今野敏
2005 / 09 / 27 ( Tue ) 17:54:53
STシリーズ第3弾。武術の達人、黒崎にスポットライトが当たっています。彼は尖端恐怖症だったのですね。ちらっと書いてあるだけだったけど。

★★★★☆

今回の舞台はロシア。
古い教会で新興財閥でありマフィアのヴィクトル・ヴォルゴフが爆死した。
ポルターガイスト現象が噂されるこの教会で、彼は本当に事故だったのか。

この作品もさくさく読めました。
途中で筋書きは見えてきますが、そんなことは気にしない(笑)
STのキャップ・百合根さんは、穏やかにロシア連邦保安局大佐・アレックにSTたちの実力を認めさせます。
前作でもそうでしたが、百合根さんの存在が全体をゆったりとまとめています。

読んで楽しく、終わって爽快。
第2弾も続けて読みます。
今野敏 TB:1 CM:4 admin page top↑
「バッテリー」あさのあつこ
2005 / 09 / 26 ( Mon ) 16:57:13
「バッテリーⅢ」を読んだときは、密かに同シリーズを読むことはもうないだろうと思っていました。

★★★★☆

きっかけは宮部みゆきの「パーフェクト・ブルー」でした。
諸岡克彦(進也の兄)が所属していた野球部監督が、加代ちゃんたちに語ります。
「ピッチャーというポジションは非常に孤独なものです。…それだけに、ピッチャーになる選手には、体力・技能のほかに、その孤独に耐えきれるだけの強靱な精神力が求められるのです。」
「あいつ(克彦)は孤独に強かった。誇り高かった。ただ速い球を投げたから、コントロールがよかったから、エースになれたのではない。諸岡は、生まれながらの投手だったんです。」

私はもう一人、同じタイプのピッチャーを知っている、と思いました。
で、巧に会いたくなりました。

※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※  ※

原田巧の中学入学を目前に控えた春休み、原田一家は岡山県新田市に引っ越してきます。
家庭を顧みなかった父親、病気がちの次男の世話に明け暮れる母親、兄に憧れる次男、青波。そして自分のことは自分で始末をつけてきた長男、巧。
彼らが母親の実家に移り住み、甲子園出場校野球部の元監督のおじいちゃん、井岡洋三という新しい家族が増え、永倉豪という相方ができ、
硬直していたさまざまが少しずつ変わり始める。
そんな物語でした。

やっぱりシリーズ物は素直にⅠから読んだほうがいいですね。(当たり前か)
Ⅲだけではよく理解できなかった巧と家族との関係、特に母親との冷えた関係について、ここでは折に触れ描かれています。
なので、巧がプライドの高い一匹狼のようになったのも、ある種自然の成り行きのように感じられます。

母親は青波のことで頭がいっぱいで、青波かわいい光線全開です。
巧はそれに何の感情を持つこともなく、黙々と自分の道を進みます。
最初から味わったことのないものを求めることなんてできないものな~。
一瞬巧がかわいそうにも思えるのですが、
けれどもすぐに、かわいそうに思うことのほうが巧に失礼なことだと感じます。
ともかく巧はこうやって育ってきたのだと、
そのことについてどうこう言っても、もうここまで育ってきたのだと、
そんな思いを持ちました。

それにしてもこの巧、まだ小学生(ん?中学生?)なんですよね。
毎日ランニングを欠かさなかったり、
とっさに自分の右手の指をかばったり、
もう気分はプロの野球選手です。
本当にこんな子、いるのかな~。
普通はもっと能天気なんじゃないかな~。
と、能天気を絵にかいた我が息子と比べて思います。

巧、そんなにいろんなものを自分の中にため込まなくてもいいんだよ。
吐くまで感情を抑えることはないんだよ。
巧に言ってやりたくなります。
「だって話すのってめんどくせ~」と巧に反感を買いそうですが。

「他人の体と存在がこんなにも快いものだと初めて知った」巧。
この先、おじいちゃんとの出会いや豪との出会いの中で、
巧が人と心を通わせることの安心感や幸せを感じてくれればうれしいなと思います。

作者はあとがきで、
「傲慢、脆弱、一途、繊細、未熟、無神経、思考力、希求の思い、惑う心…悪とか善とかに簡単に二分されないすべてを含んで、屹立するたった1人の少年」を描きたかったと書いています。

屹立するというにはあまりにあやうい巧ですが、
シリーズ最後まで見届けたくなりました。
あさのあつこ TB:2 CM:4 admin page top↑
「子どもはぜんぜん、悪くない。」佐藤弘道
2005 / 09 / 26 ( Mon ) 11:44:18
佐藤さんは、NHK「おかあさんといっしょ」の体操のお兄さんを今年3月に卒業した方。
うちの子、3人ともお世話になりました(笑)

題名、読点の位置がヘンだぞと突っ込みを入れつつ。。。

中身はまあ、ありきたりと言えばありきたり。
NHKのオーディションから始まって、「おかあさんといっしょ」の思い出話、彼の履歴、これからの抱負、という感じ。

ひろみちおにいさんの通っていた幼稚園って、私、小中学生のときご近所だったわ、とか、
運動も好きだったけど、お絵かきも好きだったんだ、うちの息子と同じだね、とか、
読んでいる私も軽い軽い。

ただちょっと異色に思えたのが、
子どもは12年間全然変わらないけれど、最近のお母さんは確かに変わったと、お母さんの気分を害さないように気を遣いつつ、やんわりと苦言を呈しているところ。
きっとこれが一番言いたかったことなんだろうな~。
本当は、子どもが不安がってるだろう、ちゃんと子どもを見ていてやれよ!
ぐらいのこと、言いたかったんだろうな~。
何でもかんでも手を出すなよ、何もできないのはおまえのせいだよ!とも言いたかったんだろうな~。
「ひろみちおにいさん」としては、とてもそこまで言えないものね。
これでいいのか!?と思ったことがたくさんあったんじゃないのかな~。

ただ、一般論として「最近のお母さんは」と括られてもねと思います。

その割合が多くなったと感じているからこそ「最近のお母さんは」なんだろうけど、こういうお母さんっていつでもいたように思うし、私もこういうお母さんだったと最近気づいたところだし。

彼がベテランになったから、新米のときには見えてなかった親子関係が見えてきたということもあるかもしれないなと思いました。

この本を読んで、私のことだわと認識できて、ちょっと反省してしまうお母さんは、案外それほど心配することもないような方だったりするんじゃないかな。

彼が伝えたかった母親に、
ちゃんと彼の声が届くといいなと思いました。

私にはちょっと遅すぎたけどね。
その他の作家 TB:0 CM:0 admin page top↑
「心とろかすような」宮部みゆき
2005 / 09 / 24 ( Sat ) 21:25:47
「パーフェクト・ブルー」で活躍した元警察犬マサが主役の短編集。
今日のようにけだるい休日にピッタリな、
何とも優しくほろ苦い短編集です。

★★★★☆

私、「パーフェクト・ブルー」で、マサが強くてカッコいいと書きましたが、訂正します(笑)
マサは、優しくてカッコいいのです。

マサは人間で言えば中年のおじさんという年齢でしょうか。
地の文章(マサの一人称)がどうもおじさん臭いというか、
分別臭さのにじみ出ている文章で、
正直、カッコいいというイメージはつかみにくいところです。
けれども、
「背中の黒い毛並みに銀色の剛い毛が混じっていて、眉間に白い星がある。左の耳の縁がちょっと切れていて、右の前足古い傷跡がある。」
ジャーマン・シェパードって、実はほれぼれするほどカッコいいのでは?
その見た目のよさがあまりにもスルーされているのはさみしいところではあるのですが。。。

『心とろかすような』
いきなり諸岡進也が登場します。しかも蓮見探偵事務所の所長の次女、糸ちゃんと朝帰り!
ここでは糸ちゃん、加代ちゃんとマサが初めて心を通わせたエピソードが語られます。糸ちゃんの寄せてくれた一途な思いをマサはまだ忘れていません。
う~ん、何やら爽やかに描いているけど、この事件、実は恐いぞ。

『手のひらの森の下で』
時間に几帳面な加代ちゃんが、マサとの朝の散歩途中に巻き込まれた事件。
マサは人間の言葉をしゃべることのできない不便さを痛感します。
マサの鼻が事件解決に役立ちます。
糸ちゃんのはまっている手相が大いに役立ちましたが、
そんなのあり?な気もちょっと(苦笑)

『白い騎士は歌う』
「俺たちは、彼女がどんな孤独を背負ってここへやってきたのか、身にしみて理解したのだった。」
マサも加代ちゃんも糸ちゃんもいい人(?)だな~と思ったのでした。

姉弟愛と贖罪と、何とも切ないお話でした。

『マサ、留守番する』
加代ちゃん達が台湾旅行に行ってる間に起こった出来事。
以前に読んだ赤川次郎の短編に似ていると思ったり、
いや、それより複雑だわと思ってみたり。
短編なのに二転三転、よくできていると思います。
テーマが動物虐待なので爽やかな読後感とはいきませんが、
ラストに救われます。

『マサの弁明』
これはもう宮部さんから読者へのおまけ。
楽しいおまけをありがとう。

保護者気分で心配性のマサ。
心優しく穏やかなマサ。
いつまでも蓮見家の人々と仲よく暮らしていてほしいなと思います。
宮部みゆき TB:1 CM:8 admin page top↑
「黄泉がえり」梶尾真治
2005 / 09 / 22 ( Thu ) 13:10:32
おととい、「黄泉がえり」の映画版をテレビでやっていましたね。
柴咲コウがかわいかった♪
映画ではあまり触れられていない「彼」の存在が、本では大きかったように思います。

★★★☆☆

死んだはずの人々が次々によみがえり、
「黄泉がえった使者たちは、生者たちに何かを、もたらしてくれた。ある人にとっては癒しだったし、ある人にとっては赦しだった。ある人にとっては理解。」
というお話。

全体的にいい人が多くて、ハートフルなお話なのですが、
読んでいて激しく違和感を覚えたのが、歌手の名前。
「マーチン」はないんじゃないかと思うんだけど。
まるでお笑い芸人だわと思ったら、おかしくておかしくて。
その後、「マーチン」の活字だけが妙に浮き上がって見えました。
映画では「ルイ」でしたね。改名してもらって正解だったと思います。

で、ついつい名前に注目して読んでみると、
小学生のはや子ちゃん、運転手の三男、中年女の兼子、、、
う~ん、脇役さんにもちゃんと名前をつけてあげようよって思いました。

9月21日の朝日新聞に、
藤沢周平は「蝉しぐれ」のヒロイン「ふく」の命名にあたり、
72の候補が上がっていたことが載っていました。
「ちゃんとした名前を付けてやらないと、何か人物がぶんむくれてあまり働いてくれないようです。」と語っていたとか。

たとえ架空の世界の住人でも、名前って大切だわと改めて思いました。
続きを読む
その他の作家 TB:1 CM:10 admin page top↑
「午前三時のルースター」垣根涼介
2005 / 09 / 22 ( Thu ) 12:22:19
爽やかな読後感の少年の成長物語…なのかな~。
何だか読むのにとっても時間がかかりました。

★★☆☆☆

旅行代理店に勤める長瀬は、取引先の社長から、孫の慎一郎をベトナムに連れて行ってほしいと頼まれる。
慎一郎はベトナムで死亡したとされる父の生存を確信し、父の捜索を希望していた。
ベトナムで出会った真実とは。
(ほぼ文庫裏表紙)

う~ん、あまりおもしろくなかったな~(爆)
何でかな?

出てくる人物も魅力があるし、単純なストーリーだけにスピード感あるし、だけどイマイチこの作品の世界に浸れず、ちょっと気を抜くと、すぐに睡魔が襲ってきました。。。

途中でなぜかカタカナのドシンプルな英語が入ったり、
熱く車を語ってみたり、腕時計が1個200万だとか何だとか、
そういう「ハードボイルド」っぽいところが、ちょっと私にはついていけなかったかな。

いやいや、ただ単に私が眠かったから、作品の世界に入れなかっただけなのかも。。。

少年慎一郎が1歩大人になったことを表すラストシーン。
あぁ、ここ、感動的な場面だよな~と、妙に冷めてしまいました。
確かに絵的にはきれいだけど、もったいないお化けが出るよなんて、
庶民の私はつまらないことを思ったのでした。

ベトナム、サイゴン(ホーチミン)の土地の熱気や
人の暮らしや、そこに住んでる人達の感情なんかを
もっともっと感じたかったです。

次は「ヒートアイランド」かな、と懲りずに思っている私。
垣根涼介 TB:3 CM:2 admin page top↑
ハロウィーン仕様
2005 / 09 / 21 ( Wed ) 15:20:32
そろそろ秋も本番だわ♪
ということで、ハロウィーン仕様にしてみました。

これ、トラックバックの表示がおかしいんです。
多分「CR」の命令が1個抜けてると思うんですけど、
命令文が分からない(^^;)

なのでそのまま!!
お見苦しい点はご容赦をm(_ _)m

ひろさんお気に入りの紙吹雪も残してみたんですけど、
ちょっとしょぼいかも。。。
ん~やっぱりテンプレートを作る人はすごいな~などと
思いながら、
今日は終わってしまいそう。

完全に現実逃避だわ。。。。
日々のつれづれ TB:0 CM:12 admin page top↑
「砦なき者」
2005 / 09 / 20 ( Tue ) 18:24:04
野沢尚脚本のドラマの再放送がありました。
「親愛なる者へ」「恋人よ」「眠れる森」「氷の世界」「リミット」「青い鳥」「名探偵コナンベイカー街の亡霊」
…彼の脚本のドラマは結構好きで見ていました。(ま、正直言って脚本だけで見ていたわけではないのですが ^^;)

「砦なき者」は、役所広司と妻夫木聡が主人公です。
この2人の息詰まるドラマ……だと思うのですが、
感想はただ一言、暗かったです。。。。

役所広司が窓ガラスに映っている。遠くに映し込まれる電球の導線が、
まるで彼の首をつるロープのようで、鈴木京香がはっとする。
こういう感情が爆発するシーン、野沢さんはお上手ですね。
だけどこのシーン、野沢さんのその後を思い、何だか胸が詰まりました。

このドラマでは、首つりシーンが多く出てきました。
何だかそれも、目をそらしたくなるシーンでした。。。

妻夫木演じる若者はどうしてあんなにカリスマなのか、よく分かりませんでした。
集まる若者たちも妙に不気味だし。
それに、あれだけ多くの人を集めたら、どこかで絶対破綻するだろうなんて思ったりして。
野沢さんの「若者」に対するイメージって、ちょっと独特だったかもしれないと思いました。

役所広司と妻夫木の2人のシーンも、何でいきなり妻夫木がペラペラと真実をしゃべり始めるのか、そのあたりが唐突でした。

妻夫木の子供の頃の思い出も悲惨で、あれは親じゃないだろうと思ったりして。

う~ん、、、、見ている途中も、見終わった後も、とにかく重苦しかったです。
もう野沢さんの次の作品に期待することができないのが、残念です。
てれび TB:0 CM:2 admin page top↑
「神南署安積班」今野敏
2005 / 09 / 16 ( Fri ) 15:16:03
全編どこかまったりした雰囲気なのは、安積係長の人柄でしょうか。
警察内部を描いているという意味で言えば、まあ警察小説なのでしょうが、
そう思って読むと、きっと肩すかしを食らいます。

★★★☆☆

神南署刑事課強行犯係係長安積は、4人の部下とともに
今日も渋谷で捜査する。全9編の短編集。

安積さんを主軸とした作品は数多く出ているようですが、
私はこのシリーズを読むのは初めてです。

私、読む本の順番を間違えたかも。

この本は、安積シリーズを読んだ人がちょっと安積さんに会いたくなったときに、
読むと何だかほっとする、そんな位置づけの作品集だと思います。

この本に関していえば、
大した事件も起きないし、
事件が起きても結構安易に解決されるし、
そもそも何の事件も起きない「刑事部屋の容疑者たち」なんていう作品もあります。
ま、要するにどれもこれもあんまりおもしろくはなかったのですが(爆)
読み終わってみると、安積さんっていい人だわ♪と思っていました。

「私の仕事はおまえたちを評価することじゃない、フォローすることだ。」さらっと言えちゃう安積さん。
たとえ部下でも素直に聞く耳を持ってる安積さん。
人のいいところを見つけ、それを認めることができる安積さん。

なんかいいな~。好きだな~。

ちゃんと安積班が活躍している安積シリーズを読んでみたいな~と、
温かいものを感じながら思いました。
今野敏 TB:0 CM:0 admin page top↑
「黒い家」貴志祐介
2005 / 09 / 15 ( Thu ) 19:58:41
私的に最近注目の「黒い家」(笑)
以前に書いた感想文ですので、思いっきり「ねたばれ」ってやつです。
あしからず。

★★★★☆

最初から、何となく陰鬱な雰囲気。
邪な空気。
その中で、現実に起きている保険金詐取の手口。
現実社会で起こっている信じられない事件の犯人とオーバーラップする「情性欠如者」というカテゴリー。

この本がとっても怖かったのは、
この話が、もしかしたらこういう人がいるかもしれない、
もしかしたらこういうことが起きているのかもしれない、
そして不用意に近寄ったら私も簡単に巻き込まれるかもしれないというリアリティーがあるからかも。

心理学の考え方をベースにして、
菰田夫妻の異常性だけではなく、
追い詰められる側の若槻さんやその恋人の恵さんの内面にもしっかりと目を向けている。

だから若槻さんの弱点をうまくついた菰田幸子の残忍さがより恐ろしく感じられたんじゃないかと思う。

菰田幸子の残忍さが浮き彫りになったところで
若槻を包丁もって探し回るシーン。
解説に、「包丁をもった殺人鬼が一番怖い」という文章があったけど、
本当に手に汗握ってしまった。

残酷すぎる場面には辟易したけど、
うん、怖くて何ぼのホラーだものね、
十分堪能させていただきました。


貴志祐介 TB:0 CM:7 admin page top↑
「火の粉」雫井修介
2005 / 09 / 14 ( Wed ) 13:01:54
おもしろかったです。
後半、ドキドキハラハラで目が離せませんでした。
結構ホラーです。

★★★★☆

死刑求刑されていた被告人武内真伍に
裁判長梶間勲は無罪の判決を下す。
2年後、梶間家の隣に武内が引っ越してきた。
梶間家には、
勲の母、勲夫婦(勲と尋恵)、勲の長男夫婦とその娘(俊郎と雪見、3歳のまどか)、合計6人が住んでいたが、
それ以後、家族に数々の得体の知れない出来事が起こる。
武内は感謝の気持ちを忘れない善意の人なのか。
それとも・・・。

何が恐いって人間が一番恐いというシンプルな思いを味わいました。

この作品では、家庭の中のそれぞれの立場の人達をきちんと描いています。
勲の妻、尋恵の介護の様子や、それをフォローしようと思いつきもしない勲の昔気質の(?)家族へのかかわり方、
まどかちゃんと雪見の毎日。

雫井さん、お名前は見るからに男性ですが、
もしかしてご自身が介護や育児の経験がおありなのではないかしら。
尋恵さんの介護に当たっての意地や孤軍奮闘しているつらさ、
自分のがんばりを分かってもらえない悲しさ、
あるいはおむつ交換や浣腸などの介護の詳細な記述。
雪見さんの、わけの分からない三歳児に手を焼く様子、
ついつい手を上げてしまう瞬間の記述。
経験者ならきっと分かるのではと思わせるリアリティーがあります。

まどかちゃんが、雪見ママと手をつなぎながら「あたしンち」の主題歌を歌うシーンには、
何と通な選択だろうと思いました。
これ、三歳児が身近にいないと出てこない歌なのではないかな。

どこにでもありそうな家族の日常が十分に描かれているからこそ、
打ち消してもわき出る不安や、どんどん浸食される怖さや、
何としてでも自分が家族を守りたいという強い思いがしっかりと伝わってきます。

後半部分は何をどう書いても「ねたばれ」になると思うので、
↓へ。
続きを読む
雫井脩介 TB:6 CM:8 admin page top↑
「火の粉」の途中
2005 / 09 / 13 ( Tue ) 13:28:02
雫井修介さんの作品。
お初の作家さんです。

よくおじゃまする掲示板で、「黒い家」にとても似てると言われ、
じゅんさんところで結構おもしろかったようなことが書かれ、
気になっていた作品でした。

今半分ぐらい。

「黒い家」みたいに最初からゾワゾワくるような異常性の高い人が出てくるわけではないです。
だから、
いや、待てよ、普通に見えて実は…ってパターンかも、
とか、
それじゃあんまり分かりやすすぎるから、
普通に見えて実は…ってパターンに見えて、最後はやっぱりいい人だったりかも、
とか、
ちょっと深読みして読んでます(^^;)

半分まで読んで、あまりにも簡単に家庭が壊れてしまうのが、
ありそうな話に思えて悲しいです。
ここは1つ、雪見ちゃんに頑張ってもらいたいところです。
雫井脩介 TB:0 CM:0 admin page top↑
「エンジェルエンジェルエンジェル」梨木香歩
2005 / 09 / 12 ( Mon ) 15:35:48
大好きな本をご紹介しようと思って、しばらくぶりにこの本を手に取りました。
ついつい再読してしまいました。
そして、同じところで泣きました。(苦笑)

★★★★★

現在の女子高生コウコと寝たきりのおばあちゃん(さわちゃん)との不思議な時間と、
さわちゃんがまだ女学校に通っていた頃のお話が、
1章ごとに交互に描かれています。

コウコの飼っている熱帯魚の水槽が、2つの世界を結びつけています。

私は文庫で読んだのですが、ハードカバーは、
さわちゃんの章はセピア色の字なのだとか。
ハードカバーも読みたいです。

人間の中の悪魔について、天使について、
罪について、神について、赦しについて、
平易な文体で、奥深いところに連れて行かれます。
一言で言うと魂の浄化について描かれた作品であると思います。

終盤のクライマックスは、だから
暗い闇に柔らかく光が差し込むような温かさに満ちています。

高村さんの本の後でこの本を読んだその不思議を、ちょっと感じました。
梨木香歩 TB:0 CM:2 admin page top↑
「照柿」高村薫
2005 / 09 / 11 ( Sun ) 13:18:44
高村さんは難しいと思い込み、今まで避けてきましたが、
何ともったいないことをしていたのだろうと思っています。

★★★★★

第1章を読みながら、私は、『高村さんは、その人がまだ言葉にできない「何か」も、一瞬の心の揺れなんかも、すべて言葉で並べてみようとしています。』と書きました

これは全編通して言えることであり、この作品の大きな魅力になっています。

全編、とにかく暑いです。
工場の暑さ、アスファルトの暑さ、etc.etc…容赦のない暑さが、
執拗に出てくる臙脂色(えんじいろ)のイメージと相まって、
とにかくうだるような救いのない暑さです。

その中で、野田達夫が少しずつ壊れていく。
この描写がまた圧巻です。
本人に聞いたら、多分「よく分からない」としか答えようのないであろう心の動きを丁寧に丁寧に描きます。
この執拗なまでの内面の描写によって、
読者は、「どうしてそんなばかなことを」としか思えないような行為に至るまでの彼を、
息苦しく見つめることになるのです。

もう一人の主人公、合田雄一郎もまた然り。
こちらは、今までにない感情を持て余しながら、
今までの自分を省みる、その内省の道が痛々しく迫ります。
そこまで自分を追い詰めなくても、と思えるほどに、
その姿は厳しくて妥協がなく、それがもの悲しいです。

そして筆がそれぞれの無意識層にまで及ぶと、
2人の魂の存在が、ゴロリと手触り悪く確かな重みで感じられます。

手紙の前のラストの場面は、だからこそ激しく胸揺さぶられます。

【こちらの記事も♪】
ひろの東本西走!?


続きを読む
高村薫 TB:4 CM:4 admin page top↑
「照柿」読了
2005 / 09 / 10 ( Sat ) 23:20:29
「照柿」昨晩読み終わりました。
・・・浸っています。
高村薫 TB:0 CM:0 admin page top↑
「西の魔女が死んだ」梨木香歩
2005 / 09 / 09 ( Fri ) 12:41:24
引き続いて梨木香歩。
日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、小学館文学賞などに輝いた作品です。
だから児童書なんだろうな~、これ。

西の魔女、おばあちゃんのカントリー生活が、質素で豊かを絵にかいたようで、
何ともすがすがしく、ある意味おしゃれです。
「赤毛のアン」に憧れるように、まいとおばあちゃんの生活も、
普段はどこかで眠りこけてる少女心を刺激します。

★★★★☆

中学生のまいは学校に行けなくなり、西の魔女(おばあちゃん)と
生活を共にする。
その中でまいが知ったことは…。

家事や畑仕事、そんな手作業の中から本来の自分のあり方を知る。
女の子の成長物語として、ありがちなお話なのかもしれません。

だけど、最後はぐぐっと胸に迫るものがありました。
そう来たか~という感じ。
ああ、泣きそう…と思いました。
泣かなかったけど。

この本は「生と死」や「魂」を正面から取り上げているところに
深みが感じられるのだと思います。

ただ、それをまいとおばあちゃんの会話の中で転がしていたところが、何だかもったいないなと思いました。

「西の魔女が死んだ」の続編、「渡りの一日」が文庫本に収録されています。
少し大きくなったまいに会えます。
梨木香歩 TB:6 CM:17 admin page top↑
「りかさん」「からくりからくさ」梨木香歩
2005 / 09 / 08 ( Thu ) 10:30:55
久しぶりに以前読んだ本のご紹介。
去年の冬は梨木さんの作品に出会った冬でした。
私の大切な本になっています。

★★★★★

りかちゃん人形がほしいとおばあちゃんにおねだりして、
届いたお人形は市松人形のりかさんでした。
不思議な人形、りかさんと小学生のようこちゃんのお話、
「りかさん」

蓉子さんが大人になって、
亡くなったおばあちゃんの家で3人の下宿人と日々を送る
「からくりからくさ」

そこで生まれた赤ちゃんをめぐるお話、「ミケルの庭」
これは文庫本の「りかさん」に収録されています。

「りかさん」→「からくりからくさ」→「ミケルの庭」の続き物です。

こっちの作品があっちの作品の伏線になり、
あっちの作品がこっちの作品につながっている。

全編通じて、蓉子の穏やかな包み込むような性格が反映されて、
暖かく優しいトーンになっています。

「りかさん」
私は3編の中では蓉子がまだ小学生だったときの「りかさん」が一番好き。
蓉子が日米親善使節団としてやってきたお人形、アビゲイルを抱く場面。
蓉子が染色に目覚める場面。
激しく心が揺さぶられ、そして気持ちが潤います。

「からくりからくさ」
かなり複雑な作品です。
3代も前の因縁、マグマのような人間の業、民族意識、芸術性と日常性、心の葛藤なんかが、
うねうねとのたくっていて、
そこに蓉子の繊細な感受性や穏やかに流れる生活が滋味あふれる色彩となって絡み合っているよう。

この作品はまあ、すっきりさっぱりとは分からないのが持ち味なのではないかしら。

こんなところにこんな模様が、と見るたびに新しい発見のあるタペストリーみたいに、
自分の心持ち次第でいろんな色が見えてくる作品のように思えます。

最初のうちはこの複雑さに辟易していたけれど、
そのうち全体が見通せなくても気にならなくなってくる、
また読み返したい不思議な本でした。

「ミケルの庭」を読んでる最中、
ああそういえばと、「りかさん」でりかさんが背負った使命が「からくりからくさ」で果たされたことに気が付きました。
気が付いたら涙が出てきました。
梨木香歩 TB:3 CM:8 admin page top↑
ホンジュラス戦
2005 / 09 / 07 ( Wed ) 22:22:34
ホンジュラスって一体どこ?
ということで、地球儀模様のビーチボールで探してみました。

南アメリカと北アメリカのつなぎ目の部分、カリブ海に面したところなんですね。
ブラジルのすぐ近くの国でした。

知らない国ってたくさんあるな~と思いつつ。。。

白いユニホームのホンジュラス選手。
ゴールがとても美しい。
運動能力の高い選手も多いようで、きびきびとよく動いて、
日本チームのディフェンスを軽くかわしておりました。

しばらくぶりに見た「あいのり」じゃない本物の中田ヒデ。
何だか精彩を欠いていました。
前半ロスタイムに入れられた1点は、彼のミスキックが原因のように思えたけれど。。。。
思い違いかな。
その後も何となく集中力を欠いたプレーが見られたように思ったけれど。。。
何せ素人。私の気のせいかしらん。
ま、そうだったら、それはそれでうれしいけれど。

なんだかんだでおもしろい試合でした。
選手のみなさん、おつかれさま♪
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「照柿」第一章「女」
2005 / 09 / 06 ( Tue ) 20:30:31
あ~、この本、好きです。
最初は何だか持って回った言い方するな~なんて、
あんまりいい印象なかったんですけど。

だって、「私は暑い」ということを表現するだけなのに、
めちゃくちゃ字数がかかる。。。

刑事の合田雄一郎と太陽精工で熱処理工程を任されている野田達夫が、交互に記述されます。

うだるような暑さが印象的です。

普通、文章を書くときは、ある種選別というものが行われると思います。
こんなつまらない感想文を書くときでさえ、私が感じたすべてを言葉に表すわけではありません。
けれども、高村さんは違うかも。
その人がまだ言葉にできない「何か」も、一瞬の心の揺れなんかも、すべて言葉で並べてみようとしています。

ずっしりと重みをもって人物がそこにいます。

『男はそれまでのいっさいの表情を手品にようにかき消した。唇が左右に開き、白い歯の花が咲いた。』
私が合田雄一郎に惚れた瞬間でした(*^_^*)
高村薫 TB:0 CM:2 admin page top↑
今日買った本
2005 / 09 / 06 ( Tue ) 14:15:19
台風がゆっくりゆっくり進んでいます。
何ともたちの悪い台風です。甚大な被害になりませんように。

私の住んでいるところでも、時折雨が激しく降っています。
小学校も6時間授業を短縮して、早帰りするそうです。

そんな中、古本屋さんに行ってきました。
買った本は8冊。(!)

垣根涼介「午前三時のルースター」
宮部みゆき「心とろかすような」
今野敏「黒いモスクワST警視庁科学特捜班」「ST警視庁科学特捜班毒物殺人」「神南署安積班」
あさのあつこ「バッテリー」
逢坂剛「情状鑑定人」
雫井脩介「火の粉」

今、高村薫の「照柿」を読みかけているので(といってもまだ最初)、その後、「火の粉」を読むつもり。
「火の粉」は、貴志祐介の「黒い家」がおもしろかった人には
絶対おもしろいというオススメもあったので、とても楽しみです。

今野さんのSTシリーズはなかなか古本屋さんに並ばないので、
思わず両方買ってしまいました。

ずっとお目にかかれなかった垣根さんの本も今日はありました。
とってもラッキー。垣根さん、お初です。

マサにもまた会えるし、
しばらく読む本に困りません。うれしいわ♪
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週末のあれこれ
2005 / 09 / 05 ( Mon ) 15:48:14
夏休みも終わった最初の週末、もろもろのことがありました♪

土曜日は焼鳥屋さんに行きました。
3年前に一緒にPTAの役員をやった人たちと、飲んで食べておしゃべりしました。
各学年1人ずつ選出のちょっとめんどい役員だったんですけれど、
おかげさまで子供の学年を超えてお友達になることができ、
今でもこんなふうに年に1回ぐらいのペースで集まってます。
結局夕方6時から夜中の12時まで、ず~~~~っと話に花が咲いていました。
1年分だものね。いろんな話が出てくる出てくる。
楽しかったね、また来年♪

でもって日曜日。朝から息子のサッカーの試合でした。
暑かったけど、風が吹けば気持ちよく、
土手の近くのサッカーグランドには秋の気配が漂っていました。
最近、コーチが子供たちに指示することがややこしくなってきて、
何言ってるんだか分からないときがあります。。。
「最近、コーチの言ってることが難しいですねぇ~」なんて、
よその子のお父さんに話しかけたら、一生懸命説明してくださって、
ふむふむ、そうか~なんて、ちょっと賢くなりました。
大声を出して応援して、スッキリ爽やかな気分で帰りました。

家に帰ったら追突事故の親御さんのことで夫がひどく怒っていました。
実はなかなか車の修理代金を払ってくれなくて、
ちょっと迷惑してるんです。
今日も、分割にしてくれだとか、自分の知ってる修理工場だともっと安いだとかいろんなことを言い出して、のらりくらりとかわすのだとか。
う~ん、言いたくないけど、踏み倒そうという気持ちが見え見えですね。
夫は、次は「払おうと思っていたんだけど、今日は忙しくて修理工場に行けなかったと言ってくる」だと言っていますが、
私は、「再び、電話しても通じなくなる」に1000点賭けます。(古っ!)

夜、味噌汁を作ろうと思って、味噌が切れたので、
年末に仕込んでおいた味噌を初出ししました。
作った自分が言うのも何なんだけど、おいしいわ~(*^_^*)

味噌を1人で作ろうと思うととっても大変だから、
毎年広報で「味噌作りの会」みたいなのに申し込んで、
おばさんたちに混じって作るんです。
みんなで分担して作ると、半日くらいで仕込みまでできます。
また今年も参加しよっ♪
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一瞬の出来事
2005 / 09 / 02 ( Fri ) 15:29:58
8月のとある土曜日の夕方、花火大会に出かけました。
友達と海に出かけた長女以外、家族4人が車に乗り、
会場を目指しました。

ギリギリまで長女を待っていたものだから、
もう花火が始まっています。

会場に近づくにしたがって道路もだんだん混んできて、
赤信号でもないのに車はいったん止まります。
ときどき上がる花火が窓から見えただの、見えないだのと
子供と一緒に騒いでいるとき、
いきなり「ドン」と重たい衝撃が。
えっ何?何があったの?

外を見ると、若い男の人がフラフラとガードレールをまたいでいる。
彼の歩いたあとには血が流れてる。

や、やばいんじゃ…。。。。

「おれ、止まってたよね。何もしてないよね。」
自分の行動を確認して、運転手のだんなは焦って飛び出します。
私もドキドキしながらタオル片手に出ていきます。

この若いお兄ちゃん、バイクで車の後ろに激突してしまったらしい。
意識はしっかりしているし、頭は打ってないって言ってくれたから、
ちょっと安心。

だけど顔から血がダラダラ出てるよ。

「ヤバイっすかね」と言って顔を見せてくれたけど、
うん、鼻の下がぱっくり切れてる。
せっかくのカッコいい顔が台無しだよ。

とりあえずタオルでもあてておく?

救急車は道路が混んでいてなかなか来ず、結局30分は待たされました。
長かった。。。

その間、彼が18歳であることと、高校最後の夏休みであったことを、連れのお友達(♂)に聞いて知りました。
男2人で花火大会に行こうとしてたのかぁ。
花火が上がっていたものね。ちょっと脇見運転したのかな。
大事に至らなければいいけれど。

彼の乗った救急車のテールランプを見送って、
花火を見る気もすっかり失せた私たちは
後ろがベッコリへこんでいる車で家路につきました。

その後、親御さんから連絡があり、
頬骨骨折で2カ月間の入院ということになったそうです。

えっ!とびっくりしたけれど、とにかく脳に損傷なくてホントによかった。

いろんな手続が終わる頃、
バイク禁止の学校に通っている彼はもしかしたら高校を退学になるかもしれないということや、
就職面接を受けられなかったことなんかを漏れ聞きました。

一瞬の出来事の余りに大きな代償に、言葉をなくしてしまいます。

何とか高校卒業できますように。
就職もちゃんとできますように。

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「Teen Age」 
2005 / 09 / 01 ( Thu ) 22:42:39
10代を主人公にしたアンソロジー。
ふだん読まない人の作品も読んでみたくて。

★★★☆☆

「神さまのタクシー」 角田光代
「狐フェスティバル」 瀬尾まいこ
「春休みの乱」    藤野千夜
「イモリのしっぽ」  椰月美智子
「ハバナとピアノ、光の尾」 野中ともそ
「Inside」      島本理生
「一実ちゃんのこと」 川上弘美

川上さん、別格でした。(笑)
何でこういうところにこういうものを書くかな~。
とても不思議ワールド。
好きだな~、こういうちょっとずれた人。

あとは結構まじめに10代を描いていました。
初めて読んだ椰月さんの描く矢守君、味のある青年でした。

椰月さんか島本さんの作品を読んでみようかなと思いました。

 
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