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「西の魔女が死んだ」梨木香歩
2005 / 09 / 09 ( Fri ) 12:41:24
引き続いて梨木香歩。
日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、小学館文学賞などに輝いた作品です。
だから児童書なんだろうな~、これ。

西の魔女、おばあちゃんのカントリー生活が、質素で豊かを絵にかいたようで、
何ともすがすがしく、ある意味おしゃれです。
「赤毛のアン」に憧れるように、まいとおばあちゃんの生活も、
普段はどこかで眠りこけてる少女心を刺激します。

★★★★☆

中学生のまいは学校に行けなくなり、西の魔女(おばあちゃん)と
生活を共にする。
その中でまいが知ったことは…。

家事や畑仕事、そんな手作業の中から本来の自分のあり方を知る。
女の子の成長物語として、ありがちなお話なのかもしれません。

だけど、最後はぐぐっと胸に迫るものがありました。
そう来たか~という感じ。
ああ、泣きそう…と思いました。
泣かなかったけど。

この本は「生と死」や「魂」を正面から取り上げているところに
深みが感じられるのだと思います。

ただ、それをまいとおばあちゃんの会話の中で転がしていたところが、何だかもったいないなと思いました。

「西の魔女が死んだ」の続編、「渡りの一日」が文庫本に収録されています。
少し大きくなったまいに会えます。
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