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「半落ち」横山秀夫
2005 / 10 / 20 ( Thu ) 17:46:33
「警察小説」といえば横山さん。
「半落ち」は映画にもなりましたね。
2004年の大晦日に読んだ本です。
とっても簡素な感想ですが、とても感動したのです。
1年の締めくくりとしては、なかなかいい締めくくりでした。

★★★★☆

1人の犯罪者が警察、検察、裁判所、そして刑務所まで「ベルトコンベアーに乗せられるように」流れていく。

彼に関わった人は、だれもが彼の犯行後の2日間の空白に疑いの目を向けるが、決して彼は話そうとしない。

これぞエンターティメント。
スピード感あり、最後まで興味を引っ張る謎もあり、人間造形もそれぞれの立場で関わる人々がきちっと書かれていて、興味深い。

おもしろかった。その一言。

最後はホロッと泣けてしまった。
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