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アバウトな話
2005 / 11 / 30 ( Wed ) 18:21:33
髪をまとめるための黒いゴムを買いました。
輪ゴムを2周りぐらい小さくした輪っか状のゴムがたくさん袋に入って100円でした。
袋をもてあそびながら、何個入っているのかなとふと思って、
袋の裏を見てみると、そこには「約50本」と書いてありました。
約!!!o(^▽^)o

私、こういうラベルで「約」って見たの、初めてでした\(^o^)/

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 

香港帰りのお友達に、台湾製の冷麺をおみやげにいただきました。
しかも裏に書いてある作り方は全部日本語という代物。
さすが私の友達♪こういうわけの分からないセンス、好きだわ~と、ありがとうと言いながら、いただいたときも結構笑えたんですけどね。
今日のお昼に食べようと思って袋をあけました。
濃縮スープが入っていました。
これは何㏄のお水に溶くものなのかなとおもって、
裏の作り方を読みました。
そしたら、「スープを冷水に入れます」としか書いてないo(^▽^)o

ま、そりゃてきとーに薄めたスープを飲んでみて、自分で決めればいいのよねと、妙に納得したのでした。\(^o^)/

アバウトな表記ではいけないことも多々あるけれど、
どうでもいいことも意外と多いんじゃないかな~。
些末な正確さにこだわること、ないんだよな~と、
かなりアバウトな性格の私は、ちょっとうれしくなりました。
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日々のつれづれ TB:0 CM:2 admin page top↑
不実な美女か貞淑な醜女か
2005 / 11 / 29 ( Tue ) 12:49:16
軽いお気楽エッセイかと思ったらとんでもない。実にしっかりとした「通訳論」でした。
だけど、その内容には深くうなずくところがあり、エピソードは楽しく、その文章はおだやかで、読後感は爽やかでした。

★★★★☆

「通訳論」ですから、当然お話は、「通訳・翻訳とは何か」から始まり、「通訳と翻訳の相違点」に話が及び、異文化を背景とした者同士の「何を伝えるか」「どう伝えるか」と発展します。

何だか難しそうでしょ?
だけど米原さんは、小難しい言葉を使うことなく、自分の仕事をきっちりと説明し、その大変さを伝えてくれます。同時にそのおもしろさも。
自分の仕事に誇りを持っている人にありがちな、ひけらかすというような尊大な態度もなく、等身大の自分たちを見せてくれます。
読んでいる私は、通訳者たちの数々の失敗にクスリとしながら、
ふと気がつくと、言葉について考えていました。

米原さんは、森羅万象を言葉によって表現すること、つまり物事を命名することによって、それに呪縛され、かえって見落としてしまうものもあると言います。これ、私もそう思います。一度レッテルを貼ってしまうと、そのレッテルしか見なくなる傾向が人間には確かにあるので、「そのもの」を見る努力が必要だと、私も思います。

何をどう伝えるのか、というのが通訳者にとって一番本質的なテーマです。
これは、日頃母国語でコミュニケーションをとっている私たちにとっても一番大事なテーマだと思います。
字面にとらわれて本質を見失ってはいけないという米原さんの言葉は、「それによって何を伝えたいと相手は思っているのか」を常に考えた受け取り方が必要だと言っているようです。「通訳は言葉にではなく、情報に忠実たれ」と。
うん、確かに。これが結構難しいんだけどね。
だけど、ごく普通のコミュニケーションの場では、分からなければ聞く、というのが案外大事なことかもしれませんね。

また米原さんは、異なる言語間の意思疎通を取りもつという営みは、異なる文化背景や制度や習慣、あるいは個人の歴史など、言葉を発する人の文脈を把握し、添えてさしあげることを怠ってはならないと言っています。
私のお友達で、ブログの中に、「言葉の持つイメージの引き出しをなるべく満杯にして、どれが来てもすり合わせができるようにしていきたい。」と書かれた方がいます。
相手の文脈を把握する、そしてその文脈に添った言葉を使うということだと思います。
相互理解というのは、そういうところから生まれるのだろうなと思いました。

同時通訳の中で「異文化間の溝を埋め、文脈を添付する」ことを素早くやるには、余分な言葉を極力排除する、言葉は少なくとも情報量は減らさないことようにすることが大事だそうです。
そうやって余分なところをばさばさ切っていったら、何も残らないこともある。それはそれで、時間を共有することが大事であった、ということなのだと。

こういう聞き方を知っておくと、なかなか言いたいことが分からない、特に政治家の話なんかを理解するのに役に立つかもしれないですね。
新しい情報をレーマ、古い情報をテーマと分けて考えるという考え方も、無意識のうちにやってきたことがくっきりと浮かび上がるようで、
なるほどな~と思いました。

米原さんは、母国語の大切さを説いています。
「日本語の下手な人は、外国語を身につけられるけれども、その日本語の下手さ加減よりもさらに下手にしか身につかない。」と。
まずは何をさておき母国語の能力を高めておくことが大切だと。
あ~よかった。私も前から、幼児期に英語を教えることにとっても違和感があったのよね。
米原さんは日本の学校での日本語教育の貧しさを嘆いていらっしゃるけれど、確かにな~と思いました。ちょっと耳が痛かったです。

ところどころに入るロシア語をボツポツと読んでみるのも楽しかったです。
ロシア語のキリル文字は眺めていてもきれいです。

中身をペラペラとめくっていたらきっと手に取らなかったであろう硬派な雰囲気の漂う本でしたが、何も考えずに読んでみて、何だか不思議な気がしました。
最近、自分のコミュニケーション能力についてちょっと考えることがあったので、私に読まれたがっていた本のような気がしたのです。
今のこの感じをどう表現していいのか分からないけど、私はすごく幸せかも。

また米原さんのエッセー(!)を読みたいなと思いました。
米原万里 TB:0 CM:6 admin page top↑
今日買った本
2005 / 11 / 28 ( Mon ) 16:13:06
爽やかで楽しい本が読みた~い!!ということで、
教えていただいた数々の本たち。

古本屋さんにあるかな~、とわくわくしながら行ってきました。

で、買った本はこちら。
米原万里「不実な美女か貞淑なプスか」
奥田英朗「野球の国」「延長線に入りました」
柴田よしき「フォー・ディア・ライフ」
あさのあつこ「バッテリーⅡ」「バッテリーⅢ」
高野和明「グレイヴディッガー」

あら?
せっかく教えていただいたのに、ご紹介いただいた本は1冊だけ
これが欲しい!と思って行くと、なかなか会えないものだわね~。
ま、しっかりメモしたし、きっとそのうち♪
私としては、佐野さんと椿山課長が気にかかる(^^;)
ご紹介くださった梟さん、じゅんさん、ありがとね♪

今日から「不実な…」を読み始めています。
ロシア語の同時通訳者の方のエッセイです。
ふ~む、ロシア語かぁ。。。机にいっぱい覚えてもらって、何とか単位を取った科目だわ。(もう時効、だよね^^;)
ちょっと楽しみ♪
読書メモ TB:0 CM:2 admin page top↑
募集中♪
2005 / 11 / 27 ( Sun ) 14:13:16
最近、ちょっと疲れることが多くって
爽やかに笑える本を読みたいな~と思っています。
何かないかしらん???
もしよかったら、教えてください♪
日々のつれづれ TB:0 CM:6 admin page top↑
「一夢庵風流記」隆慶一郎
2005 / 11 / 25 ( Fri ) 22:33:45
以前に読んだ時代小説。

「傾奇者」といわれた前田慶次郎が主人公です。
前田慶次郎は前田利家の兄の奥さんの連れ子です。
ま、血はつながっていないけれど、利家の甥っ子ですね。
「花の慶次」という題名で、漫画にもなりました。

★★★★☆

半分までは、何だかのったりのったり読んでました。
でも、大陸に渡ってから、がぜん光ってきた慶次郎。

後半はとてもおもしろく、楽しくあっという間に読みました。

「カヤグム」のあたりから、慶次郎の本領発揮といったところ。
伽姫との恋も、好きでした。

やっぱりこの人は、
不倫したり、キライな人を水風呂に入れたり、
関白の前でわざと猿踊りを踊ったり、
そんなせこいことをしていてはいけないのよと思ったのでした。

前半は慶次郎、ただ本能のままに生きてるヤツ、みたいで、
男の人ってこういうのに憧れるの?本当に?
と思っていたんです。

でも後半は、爽やかで筋が通っていて、そして強い。
うん、伽姫が日本までついて来ちゃったのも分かるなぁ、と思ったのでした。

前半には合戦シーンや戦闘シーンがほとんどなく、
あっても佐渡攻めの、何とも後味の悪い戦いだったから、
彼のよさがよく伝わらなかったのだと思います。

こういう、ある場面で光る人って、
己をよく知り、そして活かせる生き方ができれば幸せだろうなと思います。
「サウスバウンド」のお父さんみたいにね。
これが結構難しいんだけど。

慶次郎のお友達の直江兼続も、また男っぽくて、筋を通すお方で、
かっこよかったです。

馬の松風もほれぼれするほどいい馬でした。
その他の作家 TB:1 CM:0 admin page top↑
「サウスバウンド」
2005 / 11 / 24 ( Thu ) 16:51:30
元過激派であった父の非常識な言動に振り回される小学生、次郎の成長物語、なのでしょうか。
小学生の視点から見た大人の世界が描かれます。

★★★☆☆

父一郎の非常識な言動や、それを支える思想に、こんな人、いまどきいるのかなーという感じも持ちますが、この作品の中では活き活きと描かれておりました。
奥田さんのパワーを感じてしまいます。

うん、読み物としてはおもしろかったです。
自分の感じ方に正直なお父さん、そういうお父さんのファンであるお母さん、せせこましい世の中にあって、爽快感もありました。

ただ、私は「壬生義士伝」をまだ引きずっているので(苦笑)、
どうもこの親の子供に対する無責任さに共感できなくて。。。。

子供は親の背中を見て育つと言いますし、次郎が両親のことをしっかり理解しているので、それはそれでいいとも、頭では思うのだけど。。。

やっぱり腹立たしさがこみ上げてくるのは押さえられない、かな。

まぁ、価値観の違いでしょうね。

西表島、いいですねぇ~。
そこでは、泣いてる中学生を見たら、きっと「どうしたの?」って聞いてくれるだろうな~。
もしかしたら、自分の家に連れて帰って、絆創膏の1つでも張ってくれるかもしれない。
そんなところで子育てしたいな~なんて思いました。

たぶん、自分だけ得をしようとする人がいないので、みんな親切なんだと思います。……人間は、欲張りじゃなければ法律も武器もいらないと思います。……もし地球上にこの島しかなかったら、戦争は一度も起きていないと思います。

これは次郎の手紙の一部です。人間のあり方をすごくシンプルに言っていると思います。

西表島にも、環境問題や開発問題、いろんな問題があるようです。
だから楽園のように思うのは間違いだと思うのですが、
こういう社会でありたいよな~なんて思いました。

お母さんがお姉さんと会話する場面。
「おとうさんとおかあさんは、人間としては何一つ間違ったことはしていないんだから」…「人のものを盗まない、騙さない、嫉妬しない、威張らない、悪に荷担しない、そういうの、すべて守ってきたつもり。」
…「世間なんて小さいの。世間は歴史も作らないし、人も救わない。正義でもないし、基準でもない。」


確かに、と思います。

お父さんが次郎に話す場面。
「……卑怯な大人だけにはなるな。立場で生きるような大人にはなるな」

これも、本当にそのとおりだと思います。

全編、そういうコツンとくるものがあるのだけれど、
どうもお父さんの行動やお母さんの行動に、?????がたくさん飛んだのでした。
奥田英朗 TB:5 CM:12 admin page top↑
「壬生義士伝」
2005 / 11 / 22 ( Tue ) 23:33:56
主人公、吉村貫一郎の独白部、南部なまりが出てくると、潰れそうに胸が苦しくなりました。まるで条件反射のように。

★★★★☆

新撰組で名を馳せた吉村貫一郎。彼はただ、妻と子供を守りたくて脱藩した。そしてただ、殺されたくなくて人を斬った。その代償としてもらった金銭を残らず故郷に暮らす妻子に送った。守銭奴といわれ嘲られた彼は、ただただ妻子のために命を捧げた。

文庫本の上下巻、途中で一息ついてしまったら、先を読むのが恐くなってしまって、少し寝かせておりました。
吉村の生き様が切なくて。
おのれの義に従った生き方が尊すぎて、苦しくて。
彼の最期までつき合うのに、少し勇気が要りました。

それに。。。。(苦笑)
この作品、吉村の独白部分と、大正時代になってからの聞き語りの部分と、2つの時代が交互に出てきます。
これ、私はとても読みづらかった。
吉村の世界にのめり込めないような、そんな感じがありました。
こういう構成を文庫解説の久世光彦は「巧い」と評していたけれど、
もっと正攻法でいったほうがうれしかったかなと思います。
吉村の独白の後に、いきなりべらんめえでしゃべられると、何だか自分の感情が宙ぶらりんになってしまって、気持ちがついていかないのよ。
「シェエラザード」も同じような構成でしたが、浅田さんのお好きな書き方なのかもしれません。

そんな、ちょっと苦手な構成でしたが、物語そのものには、
大きく心を動かされました。

この作品に描かれている親子の絆、友の絆、同士の絆。そして武士の義。
どれもが贅肉をそぎ落とした真摯なものに思いました。
今の世の中では忘れ去られているような、
文字通りの命懸けの絆であり、義であった。
そこを描き切っていると思います。

作品を読み終わって、感動とは別に、何か困惑する感覚も持ちました。
彼の生き様も息子の生き様も、周りの人間たちの生き様も、
すべてあの時代であったからこその生であったのだと思うのです。
それを、今、命のやりとりをしなくても済むこの時代に生きている私の中に、どう納めればいいのか、ちょっと混乱する感じ。
ああ、こういう人がいたんだな~、すごいな~で終わるような作品ではないだけに、
何か大きいものをもらったような感じがするだけに、
さて自分を省みて、時代背景の違いを持て余している感じです。


吉村の妻子への思いや、長男、嘉一郎の吉村への思い、長女みつの吉村への思いが、切々と私の深いところを揺さぶります。
彼らの濃くて甘やかな親子の情に、どうしてこの親子はお互いがお互いを思いやる優しい絆を持てたのだろうと思います。
親もギリギリの選択を強いられて、そういう強い逆風の中に親子が生きてきたがため、
あるいは、「武士の世界は本音と建て前の世界」だからこそ、そこで生きる人間として、相手の心に敏感な感受性が備わっていたがため、
そういう時代背景も、感じたりはするのですが。
だけどやはり、吉村の思いが素朴で真っすぐで、そして強かったからこそ、なのだと思います。

全編通じて吉村は、ただの一度もぶれません。
それだけ強く人を愛することのできた吉村に、会えてよかったと心から思います。
この先、私の中の根っこのようなところで、吉村は深く存在し続けるような気がします。
浅田次郎 TB:1 CM:2 admin page top↑
新聞小説
2005 / 11 / 21 ( Mon ) 13:29:39
昨日の新聞に、「28日から桐野夏生氏の「メタボラ」が始まります。」と書いてありました。
記憶をなくした「僕」のサバイバルの物語なんだそう。
作者の言葉として、「近年、若年層に大きな変化が起きているような気がする」「暢気に貧乏を楽しむ若い人たちは確実に増えている」「もしかすると今、新しい人類が誕生しているのかもしれない。」と紹介されていて、う~ん、これでは物語がどんな感じなのか、さっぱり分からないわ。
saheizi-inokori さんが紹介されている、三浦展「下流社会 新たな階層集団の出現」でいうところの「下流社会」を肯定的に捉えたものなのかしらん。
とにかく読んでみよっ。

新聞小説というものを、皆さん読んでいらっしゃるのかな。
私は、最初こうやって興味を持って読み始めても、
そのうち読むのを忘れてしまうことがしばしば。
だから浅田次郎の「椿山課長の七日間」も、篠田節子の「賛歌」も、いつの間にか読むのをやめていて、はっと気づいたときにはもう終盤にさしかかっていました。つまり途中がすっぽり抜け落ちている状態。
あ、柳美里の「八月の果て」は最初の二、三回で投げ出してしまったな
読む私のほうに根性がないというだけの話ですが、
新聞小説で読者を最後まで引っ張っていくというのは、並大抵ではないのでしょうね。
きっと、書き下ろすよりも難しいんだろうな。

さて、桐野さんの小説は、最後までちゃ~んと読めるでしょうか。
今から楽しみです。
メタボラ覚書 TB:1 CM:14 admin page top↑
ただいま
2005 / 11 / 18 ( Fri ) 20:34:20
「行ってきまーす」いつものように元気よく登校した次女が、
ものの30分もたたないうちにビービー泣きながら帰ってきました。

次女は自転車で登校しているので、まぁ接触事故というか。
車がそろりとバス通りに出てきたところへ、次女が突っ込んでいったようです。
その場は気丈に振る舞ったけど、車が去った後になってふと見たら、指から血が出ているし、
そしたら何だか頭も痛いような気がしてきたらしく、
急に不安になったみたいです。
病院に行き、指の治療と、とりあえず頭部の検査なんかもしてもらいました。
頭のほうは異常なしという太鼓判を押してもらい、安心して帰ってきましたけど。。。。。

もう心臓に悪いったらありゃしない。

今日の教訓その1
 車にぶつかったら、相手の連絡先を聞きましょう。ナンバープレートも確認し、きちんと控えておきましょう。(次女はナンバーを覚えていたらしいけど、泣いている間に忘れました。。。)

今日の教訓その2
 次女の通る道は駅に向かう道なので、通学時間には自転車に乗った通勤・通学の人達がひっきりなしに通ります。だけど自転車を倒したまま泣いてる中学生を見かけても、誰1人として自転車を止める人はいなかったそうで・・・。
 人様はそれだけ忙しいのです。
 自分の身は自分で守らなくてはいけません。
 
今日のしみじみ
 「行ってきます」と出ていった家族が「ただいまー」と帰ってくる。これは何と幸せなことなのか。
 日常生活はそれだけかけがいのないものなのだわ。すぐに忘れてしまうけど。
 
日々のつれづれ TB:0 CM:14 admin page top↑
「壬生義士伝」の下巻
2005 / 11 / 17 ( Thu ) 20:43:57
下巻、買いました♪
100円ではなかったけど、私は満足♪
さて、今晩読もうかな。

今ケーブルテレビで「るろうに剣心」というアニメをやっています。
今まで私はオープニングテーマ曲の「そばかす」しか興味がなくて、
音楽が始まれば一緒に歌い、それで満足していたのですが、
このアニメ、新撰組が出てくるんだそうです。(息子談)
それでもって、「壬生義士伝」にも出てくる斎藤一も出てくるそうです。
「クールでカッコいいんだよ」とは息子の話。
そうか、カッコいいのか。
明日から、ちょっと見てみようかなと思ったのでした。
この話、主人公の剣心が何だか、よく分からないんですけどね。
ちなみに今日は、主人公が再び流浪の旅に出たというところで終わってました。
う~ん、今からついていけるかな。。。。
浅田次郎 TB:0 CM:0 admin page top↑
「壬生義士伝」上
2005 / 11 / 16 ( Wed ) 16:28:04
南部藩を脱藩して、新撰組の一員となった吉村貫一郎の物語です。
吉村貫一郎が大阪の藩屋敷にたどり着く場面から、
吉村本人の独白部分と、大正時代、新撰組の生き残りの人々の語り部分と、2つの時代を行ったり来たりしています。
新撰組での立場が違えば吉村に対する認識も違う。
多角的に吉村の姿が浮かび上がってくるようです。

けれどもやはり圧巻は、吉村本人の強い方言のある独白部分です。
ここだけ、シンとした空気が流れます。
彼の妻や子供への真摯な愛情に胸打たれます。
朴訥として素直な言葉であるだけに、胸に響きます。

今、新撰組の生き残りで、隠居をしている池田七三郎(本名稗田利八)が坂本龍馬は新撰組が殺したのではない説を話しているところです。うん、これもなかなかおもしろい。聞いていると、なるほどね~と思ってしまいます。
彼にとって吉村は、子供好きで、驚くほど剣がたち、実践的で的確な指導をする、親しみやすく頼れる先生であったようです。

今、疑問なのが、吉村に切腹を申しつけた大野次郎右衛門の本心。
彼は刀まで与えて、何を考えていたのでしょう。
きっと下巻で明らかになるんだわ。

もうすぐ上巻を読み終えますが、明日、下巻を買わなくちゃ。
浅田次郎 TB:0 CM:5 admin page top↑
おみやげ
2005 / 11 / 15 ( Tue ) 17:13:56
おみやげ

息子が下校途中にお花を摘んできてくれました。
えっ、どこで?
日々のつれづれ TB:0 CM:10 admin page top↑
「ウランバーナの森」
2005 / 11 / 13 ( Sun ) 02:55:17
ジョン・レノンがオノ・ヨーコと息子ショーンとともに軽井沢に避暑に来ていた「充電期」を下敷きにした作品です。
ジョンへの思いが込められた作者デビュー作。

★★★★☆

その夏、精気のポップスター、ジョンは軽井沢で過ごした。家族との素敵な避暑がひどい便秘でぶち壊し。病院通いをはじめたジョンの元へ、過去からの亡霊が次々と訪れた。(文庫裏表紙より抜粋)

この作品は、「不適切な」親に育てられた子供の、心の彷徨と受容の物語のように思えました。
私にとって、とてもタイムリーなお話。
ジョンは母親を許せなくて、それでも母親に謝ってほしくて、
そして…というお話です。

大人になるということは、運命にやさしくなれるということ。
家政婦のタオさんが言います。
運命に優しくなれる。。。
子供は親を選べない。
それを恨む時期を過ぎ、ありのままを受け入れられるようになる。
そして自分が生まれてきたことを喜ぶことができるようになる。
ここまでの過程は、けれども大人になればだれもがたどることのできるものではありません。
運命に優しくなれない大人もたくさんいて、それぞれに苦しい思いをしているのだと思います。
ジョンがすべてを丸ごと受容する機会を得たことに心打たれますし、
あの子にも、この子にも、そういう奇蹟が起きますようにと願わずにはいられませんでした。


それにしても作品中のジョン、彼の気持ちを大きく憂鬱にしているのが、「今日も便秘だ」というものなのです。
なので尾籠な話が延々と続きます。
この辺を下品ととるか、ユーモアととるか、読者によるかもしれません。
私は、結構さらっと読めましたけど。
かのジョン・レノンのイメージとはかけ離れていて、けれども人間くさくて、ちょっと親しみが持てたりしました。
出てくる精神科医は伊良部先生ではなかったけれど、
伊良部先生がジョンを診ていたら、どんなふうにジョンと接しただろうと、興味がむくむく湧いてきました。

作中、心に届いた言葉の数々はこちら↓
続きを読む
奥田英朗 TB:3 CM:11 admin page top↑
今日買った本
2005 / 11 / 11 ( Fri ) 14:47:47
ひさびさに古本屋さんに行きました。

金子みすず童謡集
奥田英朗「ウランバーナの森」
浅田次郎「壬生義士伝」上
クーンツ「ウォッチャーズ」上、下
トゥロー「推定無罪」上、下

以上お買いあげ♪

この中で、一番高いのが金子みすずだったりする。
薄いのにな~、ひらがなばっかりなのにな~と
しばらく迷ったけど、買いました。650円也。
(そしてほかのは全部105円
だってほしかったんだもの。
1つ1つゆっくりじっくり読みたいな~と思っています。

壬生義士伝、下巻がなかった
探さなくっちゃ。

で、まず初めに「ウランバーナの森」に行きます。
楽しみ楽しみ(^o^)
読書メモ TB:0 CM:10 admin page top↑
「カラフル」
2005 / 11 / 10 ( Thu ) 14:54:43
児童書、なのでしょうか。行間もスカスカあいていて、ルビなんかも打ってあり、とても読みやすい本でした。
テンポもよく、設定もおもしろく、軽い感じなんだけど、作者の伝えたいことが思いっきり伝わってくる、ストレートな感じの作品でした。

★★★☆☆

「おめでとうございます。抽選に当たりました。」
天使の一声で、死んだはずのぼくの魂は、また下界へ戻るはめに陥った。
前世で大きな過ちを犯して死んだ、けれどもその記憶がない「ぼく」の魂は、特別措置として服毒自殺を図った中学生、小林真くんの体に「ホームステイ」できることになったのだ。
ここで「ぼく」が前世を思い出し、自分の犯した罪を自覚すれば、「ぼく」は輪廻転生のサイクルに戻れる。
小林真になった「ぼく」は、小林真としての生活を始める。

父親は自分さえよければいいという利己的な人間で、母親は不倫に走っている。兄は無神経でいじわるなやつ。
初恋の相手が援助交際をしている。
小林真くん自身は、背が低いことがコンプレックスで、おとなしく人づきあいが苦手。人に対してバリアを張って、絵という自分の世界でしかくつろげない。

自殺する前の小林真の世界は孤独と苦痛と不安とに満ち満ちています。
だけど…というお話。

ぼくのなかにあった小林家のイメージが少しずつ色あいをかえていく。
それは、黒だと思っていたものが白だった、なんて単純なことではなく、たった一色だと思っていたものがよく見るとじつにいろんな色を秘めていた、という感じに近いかもしれない。
黒もあれば白もある。……明るい色も暗い色も。きれいな色もみにくい色も。角度しだいではどんな色だって見えてくる。

この世があまりにもカラフルだから、ぼくらはみんないつも迷ってる。
どれがほんとの色だかわからなくて。
どれが自分の色だかわからなくて。

このたいへんな世界では、きっとだれもが同等に、傷ものなんだ。


今黒一色の世界にいるあなた、あなたの世界も、もしかしたら違う色が見えてないだけ、ということはないかなと、
そしてあなた自身も自分の色を一色に決めつけないで、自分の中のいろんな色に目を向けてもいいんじゃないのと、
そんな作者の強いメッセージを感じます。

この本、長女が友達に借りてきた本なのですが、中学生、高校生に読んでもらいたい作品かなと思います。多分作者もそれを望んでいると思います。


ストーリーには関係ない話ですけど、天使が出てきて、下界だ天上界だという設定の中で輪廻転生が存在している。ごった煮の死後の世界にちょっと笑えました。

【TBつけてくださったのに迷子になってるブログさん】
苗坊の読書日記

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森絵都 TB:3 CM:24 admin page top↑
「シェエラザード」上下
2005 / 11 / 09 ( Wed ) 15:24:44
壮大な戦争末期の物語と、現代の恋愛物語(?)が同じまな板の上に乗っています。

★★★と半分

戦争末期の海上に、豪華客船が密かな使命を持って走っていた。
船の名前は弥勒丸。
「誤爆」により沈没した弥勒丸を引き揚げろ!
戦争の傷跡深い老人の執念が一大プロジェクトを立ち上げた。

以前にも書いたように、戦争末期の弥勒丸船上の描写と、現代の弥勒丸を引き揚げようとするプロジェクト進行が交互に描かれています。
そして以前にも書いたように、現代のお話になると、急に色褪せてみえてしまって、
せっかくの弥勒丸の魅力も、それを愛した船員達の気概も、究極の選択をしつつ崇高に生きた人々の輝きも、何もかもが台無しになってしまいます。
これ、戦争末期だけに絞るか、現代の登場人物を大幅に変えるか、
どちらかにしたほうがよかったように思います。
つまりはっきり言えば、律子が要らなかったかな~と。
この女性に対して全然共感できなかったし、最後の行動なんて、勝手に自分に酔っていればの世界だったし。
私にとってはいささか目障りな存在でした。

弥勒丸の魅力にわくわくし、弥勒丸の運命を分かっていながら手に汗握り、崇高な思いに心を打たれ、
そしてシェエラザードの響きが哀切でした。

それだけに、とても残念な思いが残りました。
浅田次郎 TB:0 CM:2 admin page top↑
ひとりごと
2005 / 11 / 07 ( Mon ) 17:35:45
息子の友達母たちと、今日はランチをしてきました。
息子は今小学5年生。この学年は、今荒れに荒れていて、
乱暴する側、される側、私はその両方にママ友がいます。
そして両方の側の子も、小さいときからよく知っています。
親って、何かあると自分を責めてしまうものなんですよね。
それでも過去はやり直せないし、今、どうしたらいいんだろうと、
心は千々に乱れます。
どちらのお母さんも、いろんな思いを抱えています。
私も決して対岸の火事ではないんです。
子供が自分を好きだという気持ちを持てるようになること、
そういう気持ちをどこかに持って大人になること、
これが子育ての最終目標だと私は思っているのですが、
それが何でこんなに難しくなってしまうのだろう。
あの子もこの子も、みんないいところ、いっぱいあるのに。
頭も心も、いろんなぐちゃぐちゃでいっぱいになってしまいました。

……愚痴でした。m(_ _)m
ひとりごと TB:0 CM:24 admin page top↑
「シェエラザード」をちょっと
2005 / 11 / 05 ( Sat ) 20:46:22
上下巻のこの作品。
実は3日前から読んでいるのですが、全然進みません(^^;)
まだ上巻の半分くらい。
何だかねぇ、まったりしてるのよ。
戦争末期の弥勒丸船上の描写と、現代の弥勒丸を引き揚げようとするプロジェクトが交互に描かれているんだけど、
現代がどうもいけません。
戦争末期の弥勒丸の描写はとてもわくわくするのに、
現代の章に入ると、とたんに色褪せてしまいます。
これからおもしろくなっていくのかな。
期待しているんだけど。。。。
浅田次郎 TB:0 CM:4 admin page top↑
「蟹塚縁起」
2005 / 11 / 04 ( Fri ) 15:18:03
梨木さんの絵本の3冊目。

★★★★☆

この絵本は木内達朗という方が絵を描いています。
何だか輪郭がぼぉ~っとしてる絵です。
「昔々のお話です」みたいなこのお話によく合っていると思います。

辺り一帯月の光が濃く溜まったかのように明るくなり、最後の一匹まで光り出しますと、蛍たちは、煌々と照る満月に向かって白い光の尾を曳きながら、次々静かに飛び立っていきました。
というページの絵なんか、もう本当に幻想的。

蟹に転生した家臣たちが前世の恨みを晴らそうとしますが、
とうきちは、
もういい、もういいのじゃ、終わったのじゃ、もう終わったのじゃ
と声をかけます。
「ワニ」が繋がることを描いた作品なら、「蟹塚縁起」はマイナスの繋がりを終結させることを描いた作品だと感じます。

幻想的な絵にマッチした繊細な文章。
殺伐とした物語に柔らかい陰影をつける絵。

絵本の世界は小説の世界とは違った魅力がありますね。
梨木香歩 TB:0 CM:4 admin page top↑
これからもよろしく
2005 / 11 / 04 ( Fri ) 13:25:14
友達からメールが届いた。
最後に「これからもよろしく」と書いてあった。
私もお返事して、やっぱり最後に「こちらこそ、これからもよろしく」と書いた。

「これからもよろしく」…明日も友と繋がっている。そんな温かい明日がうれしくて、少し泣いた。
日々のつれづれ TB:0 CM:4 admin page top↑
「ペンキや」
2005 / 11 / 03 ( Thu ) 17:09:11
梨木さんの絵本。2冊目。
これも出久根育さんの絵です。

★★★★☆
この本は、「ワニ」の鮮やかな色合いに比べると、
全体に淡くて、でもいろんな色が混じり合っています。
絵本は絵と文と2つで1つなんだな~と思います。

朝焼けと夕凪と夜の海が美しく、ユトリロの白が懐かしかったです。

「ペンキや」は、「ユトリロの白」がキーワード。

喜びや悲しみ 浮き浮きした気持ちや 寂しい気持ち 怒りやあきらめ みんな入った ユトリロの白 世の中の濁りも美しさもはかなさも

しかもただの白ではありません。ところどころ若々しい緑や深い闇を思わせる漆黒に近い紫、黄金の夜明けのようなまぶしい黄金色が滲んでいたり…それはすべての色を含んだ白。そうです。あのユトリロの白でした。


もう一度、ユトリロを見たいと思いました。
梨木香歩 TB:0 CM:4 admin page top↑
「ワニ」
2005 / 11 / 02 ( Wed ) 17:49:14
今日は絵本をご紹介。
はい、本を開く気になってません。(苦笑)

出久根育という方が絵を描いてます。
「ワニ」は森の緑と草原の枯れ草色と、川の何とも言えない水の色が印象的でした。

★★★★☆

副題になっている「ジャングルの憂鬱 草原の無関心」、子どもたちに分かるのかな。
全体的にちょっと難しめの絵本です。

自分の兄弟を食べてしまったことに気づき、
びょうびょうと風の吹く深い闇の縁にたたされたような不安が、足下をせり上がってくるように感じ

たワニ。だけどそこに罪悪感はありません。
感性の鈍いワニ。

自分が卵を産んだとき、それが自分から出てきたものだという気持ちはあったよ。子ワニたちが卵から出てくるとき、私はそれをみなかった。けれど見たらやっぱりそういう気持ちはするのではないか。自分ではないが、自分に繋がっているもの、と思ったのではないか。自分に繋がっているものは、やはり食べられないよ。自分で自分が食べられないように。
母ワニの臓腑から出てくる実感を、因習と差別を助長する考え方だと思うワニ。

世の中には自分とそうでないものがいるだけなんだ。仲間なんてまやかしだ。自分の仲間だけは喰ってはいかんというのは、結局とんでもない自己中心的な考えと思うんだがどうだろう。・・・結局どこからどこまでが「自分たち」なのかはっきりできないじゃないか。

何だかこんなワニ、どこかにいるな~なんて思いながら、さみしくなります。
仲間を実感できないワニはきっとどこにでもいるんだろうという暗い気にもさせられて、びょうびょうと吹く風を感じてしまいます。

この絵本に出てくるワニの存在って、すごく哀しい。
繋がりを感じられないワニはすっごく哀れだと思ったのでした。
どうしてこういうワニになっちゃったんだろうねと、ワニにつぶやいてみるのでした。
梨木香歩 TB:1 CM:4 admin page top↑
「李歐」
2005 / 11 / 01 ( Tue ) 09:01:19
離れていながら求め合っている2人の物語。
悠々とたゆたう時の中で、草原情歌が流れている。
そんな長い長い映画を観ていたような気がします。
桜の精気が妖しく2人を包んでいます。

★★★★★

一彰と李歐の間に存在するもろもろは、
すべて彼らにしか分からず、だからこそ2人を幸せにするものなのだと、胸が締めつけられるように思いました。

かといって作品全体がすべて輝いているわけではなく、
ドロドロとした泥沼や、
淡々とした日常がきちんとそこにあるからこそ、
光がより光り輝いて美しく思えるのだと感じます。

この作品は、決して頭で理解する作品ではありません。
どんな言葉もこの作品を捉えられない。
そんな気がしています。

たおやかな中国語のイントネーションと、
長閑な大阪弁と、
ファルセットでうたう中国の歌。
桜の精気とあでやかな牡丹。

忘れられない1冊になりそうです。

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高村薫 TB:3 CM:11 admin page top↑
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