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「レインツリーの国」有川浩
2007 / 01 / 31 ( Wed ) 16:16:26
有川浩(ありかわひろ)さん、女性の方なんですね。
そういえばどこかで聞いたような気もするけれど、すっかり忘れて男性名でお名前を読んでいたので、ちょっとびっくり。
作品は、繊細で女性らしくもあり、緻密で男性らしくもあり。

★★★★☆

HP上に載っていたある本の話をきっかけに、メールを交換するようになった伸(本名伸行)とひとみ(本名?)
打てば響くような会話のラリーのようなメールの交換を重ねていくうちに、伸はひとみに会いたくなる。
が。。。



というお話。
これもまた、私の苦手とする恋愛小説だったのですが('◇')ゞ、
共感するところも多く、真摯な2人に好感が持てました。


この人の話す言葉が好きだ…という感情、実感としてすごく分かるなぁ。
遠い日の思い出に、思わず浸ってしまいそうになりました(^^;)

ネット上だけでつながっている友達って、
片方の気持ち1つで関係が切れてしまう。
この怖さも、とてもよく分かりますし、だから伸が会いたがる気持ちも、会ったら幻滅させてしまうのではないかと怖がるひとみの気持ちも、うんうん、そうだよねと思いっきり頷いたのでした。
だけどひとみには、もうちょっと違う理由もあったのね。
その理由が分かってからの2人も、
さすがに言葉を大事にしている2人だけあって、
お互い少しのあいまいさも逃さない。
すべて言葉に出し合う2人。
そこにちょっと息苦しさも覚えるし、
私は、こういうすべてを言葉によって理解しようとするおつき合いは小難しくて面倒くさくて、とてもじゃないけどできないかな~なんて思うけれども、
説明されることで、あぁ、そうだよねぇと理解できる部分も大きく、
まぁ、よいカップルなのではないのと、素直に自然に読みました。

ひとみと伸のこれからに乾杯!なのです。

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有川浩 TB:4 CM:96 admin page top↑
「クローズド・ノート」雫井脩介
2007 / 01 / 31 ( Wed ) 00:52:15
ミステリーだと思っていたら、恋愛小説でした。
最近、苦手だ苦手だと言いながら、なぜか恋愛小説に縁がある私。
主人公香恵ちゃんの不思議な魅力で最後まで読んでしまった…そんな感じの作品です。

★★★☆☆

前半は、香恵ちゃんが大好きな万年質の蘊蓄のオンパレードです。
でもって後半は、香恵ちゃんの借りてるマンションに前の住人さんが残していった伊吹先生のノートを香恵ちゃんが読み、共感し、そして…。
というお話と、
香恵ちゃんがちょっと気になっている石飛さんとのつれづれが描かれています。

これ、途中でオチが分かってしまったし、
ミステリーとしては弱いかな…と思います。

だけど、伊吹先生のノートの躍動感、
香恵ちゃんのゆったりとした心の軌跡が、
何だろう、とても心地よかったのでした。

まぁ、伊吹先生みたいな先生なんて、今どきの小学校にいるわけないじゃん…と思っていたのですが、
これ、雫井さんのお姉さんのノートがそのまま使われていたと知り、
あぁ、まだこんな先生がいたんだなぁと、
ちょっとうれしく、
ちょっと切なく思ったのでした。

全く、何でこんなにいい先生が…という思いと、
こんなにいい先生でも、4年、5年と月日がたつと、
事なかれ主義のやる気のない先生になってしまうんだよね~という意地悪な思いと。。。。

あ~、いかんいかん。私、小学校の先生を信頼しなくなってるな~なんて思ったりして。

どうでもいい話ですけど、定年直前の先生が、教頭だの校長だの、責任ある立場にいると、ど~しようもなくなってしまうんですよ。
自分の保身が優先順位の第一位になってしまって。
…そんな先生ばかりじゃない…と思いたいんですけどね。
伊吹先生、もっと現場にいてほしかったなぁ。。。

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雫井脩介 TB:4 CM:8 admin page top↑
「陰日向に咲く」劇団ひとり
2007 / 01 / 29 ( Mon ) 15:23:50
次女が学校の図書室から借りてきた本です。
1時間~2時間で読み終える小品です。
よい評判は以前から聞いていましたが、
確かにと思えるおもしろさがありました。
デビュー作としては上々の出来なのではないでしょうか。

★★★☆☆

「道草」「拝啓、僕のアイドル様」「ピンボケな私」「Over run」「鳴き砂を歩く犬」
の5編の短編からなる作品集。
同じ登場人物が違う作品にも顔を出し、全体で1つの大きな流れが感じられる作品です。

こういう構成、ほかの芸能人の方の初小説でも見かけました。
一人称で次々視点が変わっていく手法は、意外と小説初心者向けの構成なのかも。
次の作品で前の作品の主人公がちょい役で出てくる構成も、
伊坂さんのような洗練された意外性はなく、けっこう大味。

…と、割と冷めた目で読んでいたのですが。

女性の一人称で描かれる『ピンボケな私』では、朗読している劇団ひとりの声が聞こえてきて、
『Over run』では、私の頭の中で、なぜか中島みゆきが『狼になりたい』を歌い上げていました。
一生懸命だけど、かなりずれてる女の子。
背伸びして悪ぶっているけれど、ヘンなところ生真面目なギャンブラー。
見ているとおかしく、そしてちょっとホロッとしてしまう。
この2作、結構好き。

劇団ひとりってアラスカで幼少期を過ごしたのね。
どういう少年時代を送ったのかな…なんて、
今まで全然気にもとめていなかった作者本人に、
ちょっと興味が湧いたのでした。

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「チョコレートコスモス」恩田陸
2007 / 01 / 26 ( Fri ) 09:59:38
マンガ『ガラスの仮面』のオマージュとして書かれた作品といわれています。
何かのオマージュ作品ですといわれている作品はこれまでも読んだことありましたが、元ネタとなっている作品自体読んでいなかったり、読んでいても忘れていたりということばかり。
だけど『ガラスの仮面』なら大丈夫。
全巻そろってるわけではないけれど、30何巻かまではそろえたし、
新刊が出るたびに最初から読み直していたから、
結構覚えているのです。
ということで、多分、この作品が「オマージュ作品」として初めて楽しめた作品だと思います。

★★★☆☆

佐々木飛鳥、本能で演技をする天才肌。
東響子、芸能一家に育つサラブレッド。

飛鳥が北島マヤでしょ、東響子は姫川亜弓。
飛鳥はマヤのようなお芝居に対する情熱がないのね。
まぁ、そのほうが「非凡な才能を秘めているにもかかわらず、自覚していない」女の子としては自然なのかも。
飛鳥が所属するアマチュア劇団は、どことなく劇団一角獣。
オーディション場面では、「影」の演技を要求され、来るぞ来るぞと思っていたら、やっぱりやりました、本当の影。
あら、でも月影先生はいらっしゃらないのね。速水さんも出てこない。
ちと残念だけど、仕方ないか。確かに月影先生も速水さんも、
存在自体マンガチックかもしれないなぁ。
これから飛鳥と響子の2人舞台、「2人の王女」のようなお話になるのかな。
…な~んて、似たところ、違うところ探しがおもしろくって。
はい、作品本来の楽しさを無視した読み方をしてました(^^;)

だけど。
あ~、おもしろかった。

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恩田陸 TB:3 CM:6 admin page top↑
「夢のカルテ」高野和明+阪上仁志
2007 / 01 / 25 ( Thu ) 14:40:36
お2人でストーリーを作成し、高野さんが執筆した共著の小説です。
何で2人がかりでストーリーを作ったのか、よく分からないけど(笑)

★★☆☆☆

主人公・夢衣(ゆい)は他人の夢に入り込む能力を生かし、カウンセラーをしている。
刑事・麻生健介は、ある事件をきっかけに、深刻な不眠に悩んでいた。
夢衣のもとを訪れる健介。
次第に2人は惹かれ合っていき、健介の事件解決に夢衣が手助けするようになる。



心理学に興味のある私には、夢衣がカウンセラーというところに惹かれるものを感じたのですが。。。

高野さん、心理学に興味がおありなようで、結構調べているんだろうなと思わされます。
けれどもこの作品、夢衣が中途半端な心理のプロであるところにイライラさせられます。
半端な知識しかないから、「逆転移現象」なんて言葉に翻弄されるんじゃないかなぁなんて。
今現在、好きだという感情に幸せを感じているのにぐちゃぐちゃ悩むなんて、なんか本末転倒だなぁと。
まぁ、ざっくり言って、恋なんてみんな転移現象でしょう?
だから何?と思ってしまう。
カウンセラーって、
日常生活に支障が出て困っている→心理学の考え方を応用させる
のがお仕事だと思いますが、夢衣は矢印の方向が逆です。
ああ、めんどくさいヤツ…なのです。(苦笑)

せめて夢衣が関わることとなる健介の事件が、安っぽくなかったらなぁ。
こちらも、どうもご都合主義が目について、『十三階段』を書いた高野さんらしくもないと思ったのでした。

何となく、女性向きを意識しすぎた作品という印象でした。

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高野和明 TB:1 CM:2 admin page top↑
たんたんたんたん♪誕生日♪
2007 / 01 / 24 ( Wed ) 22:26:53


今日は私の誕生日♪
…って、私の誕生日は1月18日だったんですけれど、
(アトマツさんちのチビマツくんも、同じ誕生日でしたよね~。おめでと~\(^o^)/)
写真は長女からの誕生日プレゼントです。
なんとぶたぶた
ビーズの目も、鼻がもくもく動くところも、
バレーボールくらいの大きさであるところも、
もう山崎ぶたぶたさんなのです。
うれしいっ!!!
日々のつれづれ TB:0 CM:13 admin page top↑
映画「マリーアントワネット」
2007 / 01 / 23 ( Tue ) 14:23:04
昨日、お友達3人と一緒に観に行きました。
ここでたくさんお話している一陽ちゃんと、
初めてお会いしました\(^o^)/
思ったとおりちっこくて、
思ったとおりにフェミニンで、
思った以上に声がかわいい♪
あとのお2人がよく知ってる方だったこともあって、
人見知りの私にしては、
リラックスして過ごせたのでした♪
うん、きっと今度会ったときには、
もっとたくさんお話できるかな(*^_^*)
一陽ちゃん、長~い目で見てやってね。

ランチして、映画観て。
なんかセレブな1日でした。

で、映画。
マリーアントワネットが魅力的でした。
とてもフレンドリーでお茶目で、かわいかった。
等身大の1人の女性として描かれていたと思います。

(この先、ネタバレです)

マリーアントワネットがオーストリアから外交政策の一環としてフランスに嫁いできて、風習の違いに戸惑いながら自分のお仕事(男児を産むこと)を全うしようと頑張ります。
だけど夫ルイ16世は、なかなかその気にならなくて。
そんな不安を紛らわすように贅沢とギャンブルに走るマリーアントワネット。
やっと子供が生まれたけれど、その子は女の子。
世間や王室の失望をよそに、彼女は子供とともに過ごす時間に満たされた思いを感じます。
その頃のフランス民衆のあえぐような貧困も、
どこかよその世界の話のように聞こえる穏やかな日々。
けれども民衆の憎悪は、貴族のマリーアントワネットへの嫌悪という形に変えて、マリーアントワネットの前に現れます。
そしてフランス革命勃発。

というお話。
マリーアントワネットの生涯は、『ベルばら』でもおなじみですし、どういう末路を辿るかは周知のこと。
当然、最後まで見せるのかと思って、すごくドキドキしていたら、途中で終わってしまいました。
何だか「本能寺の変」のない信長記みたいだわ…と思ったんだけど、
最後まで見たかったかというと、
この後のマリーアントワネットがあまりにかわいそうに思えて、見たかったような、見たくなかったような。。。
今は、あそこで終わってよかったかなと思っています。
やっぱり、「この」マリーアントワネットが屈辱の中で死刑台に上がるシーンは、ちょっと辛くて見られないなぁ。

豪華絢爛なセットの中で繰り広げられる映画を観ながら、
ポコンポコンと水泡のようにいろんなことを思いました。

非人間的なバカバカしいしきたりに、昭和天皇の頃の皇室のようだと思ったり。(元侍従医の書いた本を思い出しました)
女の子が生まれて、周囲は失望したけれど、本人はとても幸せだというシーンに、やっぱりどこぞの皇室を思い起こしたり。
アメリカへの援助のために税金を上げる政策が、ほんの思いつきのように決まってしまうシーンに、
「トップが現場を知らない組織は腐る」というお話は、
小さな組織も大きな組織も同じだわね~と思ったり。
次代の王になるべき人間が狩りや錠前にうつつを抜かしているさまに、帝王学を教えられなかった王室の退廃を感じたり。
まぁ、お父さんも帝王学を修得していたかどうか、とっても怪しいものね。
いつの世代からこんなに志の低い人間が王になっちゃったんだろうなぁなんて。

王妃マリーアントワネットは、オーストリアとフランスの同盟関係を強固なものにするために、平たく言えば子供を作るために送り込まれてきたのだから、彼女は彼女で、お仕事は全うしてたんだよなぁだとか。
そんな彼女に、フランスの民のことを考えるという発想はそもそもなかったんだろうなぁとか。
ベルサイユ宮殿の中はそこだけで一つの世界ができていて、フランス民衆とは乖離していた。
今、私たちが住んでいる世界も、世界の飢餓や紛争を意識しないでのほほんと暮らしていられる、ベルサイユ宮殿の中みたいなものだったりして。とかね。

楽しいひとときでした。
ただ惜しむらくは、台詞が英語だったこと。
韓国ドラマは韓国語でないと、後を引くような切なさが今ひとつ伝わらないように、
言語独特の雰囲気というものがあると思うのです。

この映画、フランス語の、眠気を誘うような甘ったるさがほしかったなぁと思ったのでした。
映画 TB:1 CM:6 admin page top↑
イッパイアッテナ(*^_^*)
2007 / 01 / 22 ( Mon ) 09:14:52
3学期が始まって、何やかんやと「イッパイアッテナ」なのでした。

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆彡
『ルドルフとイッパイアッテナ』
以前教育テレビの「テレビ絵本」で観た作品です。
黒猫ルドルフがボス猫に名前を聞くと、ボス猫は「名前は…いっぱいあってな」と答えます。
ルドルフは、彼の名前は「イッパイアッテナ」なのだと納得します。
まぁ、そこまではプロローグ。そこから友情と冒険が始まった…かな?

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆彡

閑話休題。

1月10日。カテキョをしてる小6の女の子の中学受験が始まりました。今現在進行中。2月1日まで続きます。
ほぼ毎日、算数教えに行ってます。

1月中にある県内の試験は行きたい学校とご縁がなくて大泣き。
過去問対策もバッチリで、「緊張しすぎなければまず大丈夫」と思っていた私も信じられない思いでした。
でも試験問題を見せてもらって納得。
例年1番は計算問題、2番は基本の一行問題…の学校なのに、
2番の一行問題の難度が上がってる。
ここで動揺してしまったのね。3番、4番と取れる問題を落としてる。
だけど、例年2回目は合格最低点が下がるから大丈夫…なんて安心させつつ、落ち着いたら解けた問題がこんなにあるよね…なんて自信を持たせつつ。。。
私自身が内心に不安を覚えながらの2回目。
自信喪失と緊張の中で実力が出せるのか、気になって気になって。自分の子どもの受験のときと同じくらい、お腹は痛くなるわ、眠れないわ。。。我ながら、情けない。。。
さらに受験速報を見て、合格最低点が1回目のときと同じ点数であることに血の気が引く思い。
だけどめでたく合格しました。あ~、よかった\(^o^)/
後で聞くと、彼女の友達はみんな1回目に落ちて、2回目に大集合だったとか。それで、1回目よりリラックスして試験が受けられたのだそうです。だけど、合格発表の朝は緊張のあまり鼻血を出したとか。
試験問題を後で確認すると、1回目と同じくらいの難易度でしたが、1回目より20点以上取れてました。実力を出せばこれくらい取れる子なのに(^^;)
あとは迷いなくチャレンジ校である都内の学校に照準を絞って、後悔のないように最後まで頑張ろうね。
と言ってる最中です。

私も、この子と勉強するのは最後だから、腰据えておつき合いします

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆彡

1月に入って、息子がオスグットになりました。
オスグット…激しいスポーツをしている子の成長に伴って膝下に痛みが出るもので、まぁ、何やら難しい話も聞きましたが、要するに成長が止まる17歳~22歳ぐらいまで、つき合っていかなきゃいけないものらしい。
階段が降りられないぐらいの痛みを抱えている息子。
もうすぐ引退試合なのに、試合に出られない息子。
どうして今なの?という思い。
せめて痛みが何とかならないものかと、
整形外科、接骨院と連れ回しました。
けど、すぐに痛みを何とかしてくれと言われても、それはできないと同じ話。
何だかとってもやるせない。
そこに救世主のように登場したのが、ヤクルトおばさん(いえ、今はヤクルトレディーさんとおっしゃるそうで。。。*^_^*)
彼女の息子さんもオスグットで1年間苦しんでいたけれど、「治る」という整体に連れていったら、本当に2回で治ったと。
そこ、私もホームページを見て知ってはいたのですけれど、
どこでも「上手につき合っていかなくてはいけない」と言われているものを1回~5回で治すと書いてあること自体、胡散臭くて避けていたところです。
でも本当に治った子がいるなら、行って損はないよね。
1回目から効果が現れ、2回目にはもう大丈夫と言われました。\(^o^)/
と喜んでいたのもつかの間。
一昨日、「半分くらいの力と時間」で練習に参加したら、また痛みが出てしまい、昨日、再度病院へ。
あと1回で大丈夫でしょうと言われています。
あと1回かぁ。。。。
それから徐々に馴らしていったら、やっぱり試合には出られないかも。
どうだろう。すごく微妙。。。

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆彡

まぁいろいろあるけれど、今日は映画を見に行きます。
何だか夜寝つけなくて、昼間眠たい日が続いていますが、
映画の最中に眠りたくないなぁ(^^;)

日々のつれづれ TB:0 CM:4 admin page top↑
「母恋旅烏」荻原浩
2007 / 01 / 18 ( Thu ) 14:57:00
破天荒なお父さんに翻弄される家族のお話です。
ほとんどの語り部である次男・寛二の幼い口調が、何ともユーモラスに、ほんわかと雰囲気を和らげています。

★★★☆☆

前半はお父さんの興したレンタル家族会社を、家族全員、嫌々ながらも手伝うお話。
後半は、お姉ちゃんが独立し、お兄ちゃんが家を出て、お父さん、お母さん、寛二の3人がお父さんの古巣、大衆演劇一座に加わるお話。

家族はいつまでも家族ではいられない。
子供は大きくなったら独立し、そして再び夫婦2人の生活に戻るもの。
……とは限らない!



人情喜劇のドタバタが基調のこの作品。
1章で意表をつかれたりもしましたが、
全体的な印象は凡打かなぁ。。。
流れが自然すぎて、家族の間の感情の絡みも分かりすぎて、
枠内に収まっているような、そんな印象が残りました。
いえ、おもしろかったんですよ。
きっとこれ、荻原さんが書いたのではなければ、
ユーモアたっぷりで楽しかったです、読後感もよかったです、で終わるような気がします。
何だか荻原さんには、それ以上のものを期待している私。
もっとハチャメチャを!!
な~んて、どっぷり笑いたいだけなんですけどね(*^_^*)
だけど考えてみると、荻原さんの作品って、ちょっと現実ばなれしたところに笑いがあって、だけど現実もしっかりそこにあって…という作品が多いかも。
あらま、もしかして私、読むタイミングをちょっと間違えてしまった???

続きを読む
荻原浩 TB:2 CM:4 admin page top↑
「光ってみえるもの、あれは」川上弘美
2007 / 01 / 17 ( Wed ) 13:56:15
う~ん、つまらなくはないけれど、おもしろくもないな~なんて思いながら、たらたらと読んでいました。
そして、終わってしまいました(^_^;)

★★☆☆☆

江戸翠、16歳。僕の母は未婚で僕を生んだ。僕と、母愛子さんと祖母匡子さんが僕の家族。遺伝子上の僕の父、大鳥さんもときどき僕の家に遊びに来る。
僕はいつだって「ふつう」だ。



文庫裏表紙にあるように、みずみずしい青春小説…なんだろうなぁ。分からないけど。
翠、翠の友人・花田、翠の恋人・平山水絵…みんな一見ボーッとしてるように見えるけど、それぞれ一生懸命いろんな事を考えています。
その辺にコツンと来れば、きっとおもしろかったんだろうけどなぁ。
何となく文章だけがさらさらと流れてしまいました。

けれども、この作品に出てくる大人たちは魅力的な人が多かったです。
翠の高校の国語教師、キタガーくん、
どこかいい加減な大鳥さん、
愛子さん、匡子さん。
それぞれ不思議な存在感を出していました。
川上弘美 TB:0 CM:2 admin page top↑
「鳥人計画」東野圭吾
2007 / 01 / 16 ( Tue ) 14:30:28
スキージャンプ界のお話です。
ジャンプ競技って、
札幌オリンピックでの金・銀・銅3冠達成とか、
原田の会心のジャンプとぐちゃぐちゃ涙とか、
印象に残っている場面はあるのですが、オリンピックのときぐらいしか見ないので、ついつい忘れている競技ですね。考えてみれば。。。

1989年発表の作品です。
その頃のジャンプ界はニッカネン一色で、日本勢は不振にあえいでいた時代だったとか。
そんな時代を背景に、成り立っている作品です。

★★★☆☆

天才ジャンパー楡井が毒殺された。犯人にあてられた自首を勧める手紙。そして、警察に届いた密告状。
犯人はなぜ楡井を殺したのか。
そこに隠された計画とは。
そして、驚きの真実。。。。



物語最初の段階で殺される楡井。
けれども、死後に語られる彼の人となりがとても印象的です。
緊張やプレッシャーとは無縁の精神構造。
難しいことは考えないヤツ。ただ飛ぶことを純粋に楽しんでいるヤツ。
天才ジャンパー楡井の日常がユニークで、なるほど天才って常人と違うわ。。。と思わせる人物造型です。
どこか往年の長嶋茂雄に似ているかも。
もし楡井がもっと長生きしていたら、きっと国民的ヒーローになっただろうな~なんて思います。(周りの人は大変だろうけど^_^;)

『放課後』で用いられた図よりも詳細なグラフや模式図が説明の途中に入り、ちょっと本格っぽい雰囲気を醸し出しています。
東野さん、自分の得意分野をフルに利用したんだろうなぁなんて、そんなどうでもいいことを思います。

ただ、この20年間のコンピューター技術の思いも掛けないほどの飛躍的発展が、この作品に古さを与えてしまっているのが難点です。
作品の要である『鳥人計画』…これって、今どきの先進国では、副作用もない形で取り入れられているんだろうなぁ。。。。
なのですぐに計画の察しがつき、ちょっと興が削がれてしまったのでした。
残念。

それにしても杉江夕子。。。。まぁ、父泰介が悪いとは思うけど、何だかなぁ。同情できないなぁ。。。。

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「蛇行する川のほとり」恩田陸
2007 / 01 / 15 ( Mon ) 21:13:13
本を閉じても余韻が残る作品です。
この作品、とっても好き。

この作品を読んだ夜、庭一面に背丈まで伸びたドクダミが生い茂る夢を見ました。
「川面と同じ高さの小さな草原と、自分の背丈ほどもあるハルジョオンの繁み」が、私の夢では何故にドクダミ

★★★★☆

高校1年生の鞠子。夏休みに美術部の先輩、香澄に誘われ、「船着き場のある家」での合宿に参加する。「私たちは仕上げなくちゃいけないわ」二度繰り返された香澄の言葉の意味も分からず。
久瀬香澄、斎藤芳野、鞠子に加えて、香澄の従兄弟、貴島月彦、月彦の幼なじみ、志摩暁臣の5人の9日間の合宿生活。
船着き場の船に乗せられ、首を絞められて殺された女性。
川のほとりの小さな森の音楽堂の屋根から落ちて死んだ女の子。
10年以上前の事件と事故の真相が少しずつ顔を出す。



少年少女の時代って、外見と内面が大きく違う年代かもしれません。
子供はその内面(感情)がストレートに顔に出る。
逆に大人は、その仕草や表情や口ぶりに内面が見え隠れするようになり、
もっと年を重ねると、顔にその人柄までもがにじみ出る。
少年少女の内面は外見からはうかがい知ることができず、可愛らしさや純朴の中に残酷が含まれ、その残酷の中に純粋が含まれ。。。煌めくような多面性を持っているのかもしれません。
恩田さんが少年や少女を好んで描くのも、この多面性や外見と内面のギャップの大きさに魅せられているのかもしれないなぁ。
そんなことを感じます。
そして、恩田さんはそういう少年少女の心の機微を描くのがうまいなぁとも思います。甘酸っぱく、懐かしく、そしてもう手が届かない世界に魅せられます。

この作品、一部は鞠子の視点で語られ、二部は芳野、三部は鞠子の親友、真魚子、そして終章は香澄の視点で語られます。
視点が変わることによって、同じ出来事に新たな様相が付加されていく。
この辺の雰囲気がとてもミステリアスで、ぞくぞくします。
語り部の順番もまた、絶妙です。
芥川龍之介の『藪の中』のように、それぞれの真相が羅列され、そして終わりを迎えるのでは…とすら思ったのですが、
この作品はとりあえず「真実」に辿り着きます。
けれどもその「真実」さえも、また視点を変えたら、例えば香澄の母親の視点が加わったら、違う「真実」が生まれそうな、そんな脆さを内包した真実です。
「真実?どこにそんなものがあるのでしょうか。真実。その言葉を口にしたとたん、その言葉が持つ虚構の猛毒で、舌が腐り始めてしまうことをあたしは知っています。あたしたちは、自分が見たものしか信じられない。いえ、自分が見たい者しか信じられないのです。真実とは、あたしたちが見たいと思っているもののことなのですわ。」という演劇部の舞台上の台詞(第一部)が、やけに効果的に響きます。

舞台設定は蛇行する川のほとり。
作品全体が一つの舞台のような、そんな物語でした。

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「虚貌」上・下 雫井脩介
2007 / 01 / 12 ( Fri ) 14:53:12
顔について大いに語られている作品でした。
そして、どうしても矛盾の出てしまう事件全容や次第に明かされる真実など、ストーリー展開にぐいぐいと惹きつけられる作品でした。

★★★★☆

21年前、岐阜県美濃加茂地方で、運送会社を経営する一家が襲われた。犯人は逮捕され、事件は終わったかのように見えた。が…。



面を覚えるのが苦手な老刑事、滝中守年。
顔に痣があることが大きなコンプレックスとなっている守年のパートナー、辻。
辻のカウンセラーである北見先生。
芸能活動を通じて、醜形恐怖症に陥った守年の娘・朱音。
そして、千の仮面をもつ男(!)。

顔ねぇ。。。
以前、かづきれいこさん(リハビリメイクの提唱者)のインタビューをテープ起こししたことがあり、醜形恐怖症や痣のある人の苦しみを少しでも軽くしてあげたいというかづきさんの思いに触れたことがありました。
なので、作品中の辻の鬱屈した思いや朱音の悩みが痛々しく感じられましたし、また、北見の見解やアドバイスに納得でき、北見のようなカウンセラーが日本に数多くいればいいのにと感じました。
まぁ、この作品、顔について語られてはいるけれど、事件解明が主軸なんですけれどもね。

この作品、発表当時はトリックについて、「それはないだろう」という批判続出だったとか。
けれども私は、つい最近もこのトリックを使ったドッキリ番組を見たばかりだったこともあって、「それを使いましたか」と、結構自然に受け入れられました。
最後の早変わりは超人技だわと思いましたが。。。
まぁ、時の流れなんでしょうね。
とすると雫井さん、発想自体はまるでアルセーヌ・ルパンか明智小五郎かって感じですが、結構最先端を走っていたのかもしれません。

トリックの賛否はともかくとして、事件の真相解明への道、あるいはそこに込められた守年の思い、事件から浮かび上がってくる忘れられない思いなどが絡み合い、なかなか読ませます。
ラストも余韻があります。

ただ、終盤の守年の思いがどうもねぇ。。。今イチ唐突だったなぁと。
え~、どうして納得しちゃうの?という違和感が残りました。
私が彼らの心理について行ってなかっただけなのかもしれないけれど。。。
ちょっと残念に思ったのでした。

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「T.R.Y.トライ」井上尚登
2007 / 01 / 11 ( Thu ) 20:37:09
今年初読みの作品です。
しかも初・井上尚登♪
1910年代の中国を背景に活躍する詐欺師のお話です。

★★★☆☆

1911年、日本人詐欺師伊沢修は、中国人革命家関と出会い、彼に協力を要請される。ターゲットは日本陸軍参謀次長。
伊沢は、関、陳、パクとともに、コン・ゲームを繰り広げる。
日本陸軍のパワーゲーム、伊沢を狙う赤眉のキムも絡み、
息詰まる攻防戦が展開される。



どうする伊沢!の連続で、ハラハラドキドキおもしろかったです。
時代背景が最初は難しく感じられもしたのですが、
江戸時代生まれの喜春姐さんの気っぷの良さや、
朝鮮人の日本人に対する恨みや、
革命に燃える革命家の情熱などが違和感なく作品に溶け込んで、
独特な匂いを醸し出しています。

ただ、偶然があまりにも多すぎて、ちょっと興ざめだったところが残念でした。
この時代、それぞれのテリトリーが狭かったということもあったとは思うのですが。。。。

何はともあれ、これがデビュー作。
井上さん、もっと読もうと思ったのでした。
井上尚登 TB:0 CM:4 admin page top↑
「放課後」東野圭吾
2007 / 01 / 10 ( Wed ) 16:13:29
東野さん、ここから始まったのね~と感慨深い作品。

★★★☆☆

何て言ったって密室殺人。
そして連続殺人。
推理小説らしい推理小説です。
学校が舞台になっているためか、久しぶりの推理小説だったためか、赤川次郎の作品に似ているような気もします。

けれども主人公の前島先生、赤川作品では絶対に登場しないであろう人物です。
この人、教師としてどうなのか…という以前に、無自覚に結婚するなよぉと言いたくなる人です。奥さんがかわいそうです。

密室のトリックも、連続殺人も、なかなかおもしろかったです。
ただねぇ。。。。ラストが。。。。
奥さん、奥さん、離婚は考えなかったんですかいと言いたくなりました。
連続殺人の動機もね。。。う~ん、なんか苦しいなぁと思ったのですけれど、まぁ、人それぞれということで、軽くスルーしたくなる動機でしたね。

何やかんやと言いたくなることもありましたけど、
東野さんって、実はこういう学園もののような、社会派でも何でもない、軽いノリの作品がお上手なんじゃないかなぁと思いました。
平易な文章に分かりやすい図まで入って、まずまず楽しめる作品でした。
東野圭吾 TB:0 CM:0 admin page top↑
「ぎぶそん」伊藤たかみ
2007 / 01 / 09 ( Tue ) 21:56:38
バンド少年たちの青春小説です。

★★★☆☆

中2のガク、かける、マロ、リリィは、バカやったり喧嘩したり恋をしたり。そんな4人が、ガクの熱意に押されてバンド練習を始めて…。14歳、それぞれの音がはじけて響く! 胸が痛くなるほど鮮やかでフレッシュな物語。 (Amazonより)



ホントは長女か次女のために借りてきた本だったのに、2人とも見向きもしません(^^;)
まぁね、「若者向け」と言いながらも、設定は昭和63年。
すごく微妙な時代背景だと思います。

初伊藤たかみさんです。
まぁ、続けて読もうという気にはならなかったけど(^_^;)
気持ちいいくらいパキッとした印象の作品でした。
登場人物があんまりぐだぐだしてないのがいいのかな。
私は、ギブソンだの何だのと言われてもよく分からないけど(そこが敗因だったかもしれない。。。)、その辺をかじったことのある人だと、もっと懐かしく読めるのかなぁと思います。


その他の作家 TB:0 CM:2 admin page top↑
「I LOVE YOU」アンソロジー
2007 / 01 / 08 ( Mon ) 22:02:11
苦手としている恋愛小説を2冊も借りてくるなんて(>_<)
私ってば、何をトチ狂っていたのでしょう(^^;)

★★☆☆☆☆

『透明ポーラーベアー』伊坂幸太郎
姉の彼と僕って、すごく不安定な関係だと思う。
姉と彼とが別れたら、もう僕との関係も終了だし。
僕は動物園に千穂と来た。僕の関西への転勤が決まり、遠距離恋愛できるかどうか、お互い不安に思っていたときだった。
動物園で姉の元彼、富樫さんと偶然出会う。元彼も芽衣子さんという彼女連れ。
僕たち繋がっていたんだ。だから、千穂とも大丈夫。

この唐突な「繋がっていたんだ」が、唐突でなく感じられる筆運び。
登場しないお姉ちゃんがかなり個性的です。
伊坂さん、個性的な人物を描くのはホントにお上手。
この作品集の中でも異彩を放っています。

『魔法のボタン』石田衣良
ぼくが幼稚園生だった頃、魔法のボタンごっこが流行っていた。
きみとはその頃からのつき合いだね。

…できの悪いシナリオみたいに、心情すべてを会話にしてます。底が浅いぞ!と突っ込みたくなる私。

『卒業写真』市川拓司
木内さん?と声をかけられた私。渡辺君だった。
だけど、微妙に食い違う会話。
えっ!もしかして、あっちの渡辺君????

これ、おもしろかったです。主人公が焦る姿がかわいらしかった。

『百瀬、こっちを向いて』中田永一
…あらすじ書くのも、何だかなぁなお話でした。

『突き抜けろ』中村航
いろんなことをきっちり決めてる僕と彼女。

ポリポリ。

『Sidewalk Talk』本多孝好
僕らの結婚は5年目でだめになった。
別れることに特別な理由があるわけではなかった。
ただ、何かが変質して、色褪せた。
だけど。。。「もう少しだけ歩かない?」
まだ見ていない、もう少し先の時間の中に、僕は別な奇跡を見つけられるだろうか。

…ポリポリポリポリ。ポ~リポリ。まぁ、頑張ってください。

作品としては、市川拓司さんの作品がいい感じでした。
市川拓司さん、『そのときは彼によろしく』しか読んでいませんが、金平糖のような印象を持っています。
透明感があって、とても綺麗。だけど食べると甘ったるい。そんな印象。
だけどこの作品はそういう印象とは違っていて、なかなかユーモアもありますね。全体を流れるかわいらしい雰囲気は読むタイミングを選びますが、うまくタイミングが合えば、好き♪になるかも。
もう少し、ほかの本も読んでみたい作家さんです。

でも。。。。
あぁ、ごめんなさい。あなたが悪いんじゃないのよと本に謝りたくなります。
ただ、妙に盛り上がってるラブシーンを読むと、体が痒くなる体質なんです、私('◇')ゞ
漫画だと、全然OKなんだけどなぁ。。。

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「クリスマス・ストーリーズ」アンソロジー
2007 / 01 / 06 ( Sat ) 14:33:34
クリスマスの時期に読んだ本です。
緑と赤のキラキラ装丁で、クリスマスにぴったり!という雰囲気だったのですが、
う~ん、私の思ってた「心温まる優しい物語」とは違っていたかも。
定番のような「クリスマス」物語は書きたくない!みたいな作家さんたちの意地(?)だったのかもしれません。
ちょっと大人の、ビターなクリスマス・ストーリーズ…だったかな。

★☆☆☆☆

『セブンティーン』奥田英郎
 17歳になる娘が、クリスマスイブにお泊まり。心配もあるけれど、みんな1度は通る道。お母さん由美子の心の揺れを描いた作品。

私にもお年頃の娘がいるから、由美子の心配する気持ちも、まだ早いと思う気持ちも、今日止めてもその気になればいつでもできると諦める気持ちも、後悔しないでほしいと願う気持ちも、分かります。
夫に相談しようなんてさらさら思わないその気持ちも。
分かるだけに、おもしろみのないお話でした。
地味、地味、地味。。。(-_-)

『クラスメイト』角田光代
結婚5年目にして、夫の浮気が原因で離婚に至った夫婦。
私たちが高校生だったら、こんなことも甘い思い出に変わるのにね。

『私が私であるために』大崎善生
私は夜行列車に乗る。初めての恋人との初めての別れ。
不倫関係にあったその男との別れを背負って、夜行列車に乗る。

『雪の夜に帰る』島本理生
東京からパスで1時間半。長距離というより中距離恋愛の私たち。
少しずつ倦怠期。
積もり重なった気遣いの中で、なにか大切なものが埋もれていくような気分。
だけどやっぱり。帰ろう。

『ふたりのルール』盛田隆二
園田花織、経理部勤務。クリスマス・イブの夜、営業の小林君と飲みに行った。
だけど私は不倫中。せっかく作った手料理も、ドタキャンされて、だめになる。でも。。。

『ハッピー・クリスマス、ヨーコ』蓮見圭一
とーちゃん、かーちゃんとのなりそめを話すの巻。

地味だと思った奥田さんの作品以外、もう私、感想すらありません(^^;)
やっぱ、恋愛小説ってど~もダメだわ。
基本、興味ないのかも。人様の恋愛(-_-)

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「サウダージ」垣根涼介
2007 / 01 / 05 ( Fri ) 14:02:39
今年の感想は垣根涼介さんから!
『ヒートアイランド』『ギャングスター・レッスン』に引き続き、アキが登場します。
この作品、とっても面白かったのですけれど、
残念ながら、私的には18禁です(^^;)

★★★★☆

コロンビアからの出稼ぎ売春婦DDと、チキートこと耕一。まぁ、えげつないほど強烈だわ。けれどもそのうち、この強烈なカップルの強烈な愛情表現が不快でも何でもなくなります。最後にはこの「バカップル」が愛おしくさえ思えてきます。
真っすぐで激しくて、頭が弱いDD。
振り回されっぱなしの耕一。
それでも耕一は、DDぐらい分かりやすくなくちゃだめだったんだろうなぁ、なんて。
そこら辺の恋愛小説より、ずっと素敵な恋愛小説です。

耕一は日系ブラジル人です。垣根さん、『ワイルド・ソウル』を思いっきり引きずっています。
だから『ワイルド・ソウル』を読んでる私も、耕一の背景が多少なりとも想像でき、耕一の貧困ややり場のない怒りを思うことができました。
耕一。DDと出会って翻弄されてばかりだったけど、DDと出会えてよかったね。耕一の人生、悲しく辛く寂しいばかりじゃなかったね。泣きたくなるほど思います。

そして、アキ。こちらは耕一とは対照的に、何とも歯がゆいぐらいに初々しかったです。意外なぐらい純なアキが妙にリアルで、何だか微笑ましいものを感じたのでした。

後半、柿沢、桃井とアキのチームに、耕一が絡み、そこになぜかDDが割り込み。。。スピード感と緊迫感は健在です。

すごく好きな作品です。

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垣根涼介 TB:3 CM:4 admin page top↑
12月に読んだ本&紹介記事一覧
2007 / 01 / 04 ( Thu ) 15:11:59
今更ながらナンですが(!)、12月に読んだ本です。
まだ感想をアップしてない作品が5冊もあります
そのうち、感想も載せたいと思います。

で、12月に読んだ本は全部で10冊。
【伊坂幸太郎】チルドレン
       重力ピエロ(単行本)
【伊藤たかみ】ぎぶそん
【荻原浩】  あの日にドライブ
【奥田英朗】 真夜中のマーチ
【垣根涼介】 サウダージ
【東野圭吾】 赤い指 
      放課後
【アンソロジー】クリスマス・ストーリーズ
        I LOVE YOU

今まで紹介した記事リストはこちら↓
月別・読了本 TB:0 CM:0 admin page top↑
新年明けました(*^_^*)
2007 / 01 / 04 ( Thu ) 14:46:31
あっという間に1月4日。
お正月も終わり、夫の仕事や息子、娘の塾も始まり、まずまずの通常モードに戻りました。
(まだ学校が始まっていないから、ホントの通常モードではないけれど^^;)

突然ですけど、今年のお正月日記♪
【大晦日~元日】
 夫と息子は早寝。娘2人はお笑い番組で年を越し、私は本を読んだり、今年のカレンダーに予定を書き込んだり、何だかごそごそしていて年を越し、深夜に3人で『時効警察』のDVDを見ました。
【元日】
 夫と息子は5時起きして、おもちゃ屋さんにWiiを買いに行きました。
お昼から、夫の実家へ。おばあちゃん(夫のお母さん)が1人で住んでいます。おばあちゃんはお元気でした。よかったよかった♪最近すっかり夢中になってる社交ダンスの写真を見せてもらったり、趣味が高じて商売までしているらしい(!)ビーズのアクセサリーをいただいたり、孫にはお年玉もいただきました。おばあちゃん、ありがとう♪夜ご飯を一緒に食べて、帰りました。
【2日】
 夫と息子は早起きして、タンデムツーリング。群馬まで行ってきたそうです。息子はバイクの後ろに乗るのがお気に入りです。
私と娘2人は、昨日と同じく朝寝坊。起きたら11時でした。
長女は昨日のお年玉を握りしめ、お洋服を買いに近所にお出かけ。次女は勉強する!と言い出して、2階でお勉強。おぉ~っ!すごい(…ど~したんだ?)私は本を読んで過ごしました。『蛇行する川のほとり』おもしろかった!
【3日】
 夫は1人で近場にツーリング。息子と長女はWiiで遊び、次女は運動しなきゃと言い出して、お散歩。
私は午前中『THE 有頂天ホテル』を観て、夕方からカテキョ。もうすぐ埼玉の中学受験が始まります。息子と同い年の中学受験生たちは、お正月もなくがんばっているのよね。早く春が来るといいね。
でもって夜には『時効警察』の続きを3人で観ました。
   
…今年も家族揃ってマイペースの一年…の予感のするお正月でしたマル
みんな元気で過ごせますように!

ということで、今年もよろしくお願いします
ごあいさつ TB:0 CM:10 admin page top↑
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