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「I LOVE YOU」アンソロジー
2007 / 01 / 08 ( Mon ) 22:02:11
苦手としている恋愛小説を2冊も借りてくるなんて(>_<)
私ってば、何をトチ狂っていたのでしょう(^^;)

★★☆☆☆☆

『透明ポーラーベアー』伊坂幸太郎
姉の彼と僕って、すごく不安定な関係だと思う。
姉と彼とが別れたら、もう僕との関係も終了だし。
僕は動物園に千穂と来た。僕の関西への転勤が決まり、遠距離恋愛できるかどうか、お互い不安に思っていたときだった。
動物園で姉の元彼、富樫さんと偶然出会う。元彼も芽衣子さんという彼女連れ。
僕たち繋がっていたんだ。だから、千穂とも大丈夫。

この唐突な「繋がっていたんだ」が、唐突でなく感じられる筆運び。
登場しないお姉ちゃんがかなり個性的です。
伊坂さん、個性的な人物を描くのはホントにお上手。
この作品集の中でも異彩を放っています。

『魔法のボタン』石田衣良
ぼくが幼稚園生だった頃、魔法のボタンごっこが流行っていた。
きみとはその頃からのつき合いだね。

…できの悪いシナリオみたいに、心情すべてを会話にしてます。底が浅いぞ!と突っ込みたくなる私。

『卒業写真』市川拓司
木内さん?と声をかけられた私。渡辺君だった。
だけど、微妙に食い違う会話。
えっ!もしかして、あっちの渡辺君????

これ、おもしろかったです。主人公が焦る姿がかわいらしかった。

『百瀬、こっちを向いて』中田永一
…あらすじ書くのも、何だかなぁなお話でした。

『突き抜けろ』中村航
いろんなことをきっちり決めてる僕と彼女。

ポリポリ。

『Sidewalk Talk』本多孝好
僕らの結婚は5年目でだめになった。
別れることに特別な理由があるわけではなかった。
ただ、何かが変質して、色褪せた。
だけど。。。「もう少しだけ歩かない?」
まだ見ていない、もう少し先の時間の中に、僕は別な奇跡を見つけられるだろうか。

…ポリポリポリポリ。ポ~リポリ。まぁ、頑張ってください。

作品としては、市川拓司さんの作品がいい感じでした。
市川拓司さん、『そのときは彼によろしく』しか読んでいませんが、金平糖のような印象を持っています。
透明感があって、とても綺麗。だけど食べると甘ったるい。そんな印象。
だけどこの作品はそういう印象とは違っていて、なかなかユーモアもありますね。全体を流れるかわいらしい雰囲気は読むタイミングを選びますが、うまくタイミングが合えば、好き♪になるかも。
もう少し、ほかの本も読んでみたい作家さんです。

でも。。。。
あぁ、ごめんなさい。あなたが悪いんじゃないのよと本に謝りたくなります。
ただ、妙に盛り上がってるラブシーンを読むと、体が痒くなる体質なんです、私('◇')ゞ
漫画だと、全然OKなんだけどなぁ。。。

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