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「T.R.Y.トライ」井上尚登
2007 / 01 / 11 ( Thu ) 20:37:09
今年初読みの作品です。
しかも初・井上尚登♪
1910年代の中国を背景に活躍する詐欺師のお話です。

★★★☆☆

1911年、日本人詐欺師伊沢修は、中国人革命家関と出会い、彼に協力を要請される。ターゲットは日本陸軍参謀次長。
伊沢は、関、陳、パクとともに、コン・ゲームを繰り広げる。
日本陸軍のパワーゲーム、伊沢を狙う赤眉のキムも絡み、
息詰まる攻防戦が展開される。



どうする伊沢!の連続で、ハラハラドキドキおもしろかったです。
時代背景が最初は難しく感じられもしたのですが、
江戸時代生まれの喜春姐さんの気っぷの良さや、
朝鮮人の日本人に対する恨みや、
革命に燃える革命家の情熱などが違和感なく作品に溶け込んで、
独特な匂いを醸し出しています。

ただ、偶然があまりにも多すぎて、ちょっと興ざめだったところが残念でした。
この時代、それぞれのテリトリーが狭かったということもあったとは思うのですが。。。。

何はともあれ、これがデビュー作。
井上さん、もっと読もうと思ったのでした。
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