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「夢のカルテ」高野和明+阪上仁志
2007 / 01 / 25 ( Thu ) 14:40:36
お2人でストーリーを作成し、高野さんが執筆した共著の小説です。
何で2人がかりでストーリーを作ったのか、よく分からないけど(笑)

★★☆☆☆

主人公・夢衣(ゆい)は他人の夢に入り込む能力を生かし、カウンセラーをしている。
刑事・麻生健介は、ある事件をきっかけに、深刻な不眠に悩んでいた。
夢衣のもとを訪れる健介。
次第に2人は惹かれ合っていき、健介の事件解決に夢衣が手助けするようになる。



心理学に興味のある私には、夢衣がカウンセラーというところに惹かれるものを感じたのですが。。。

高野さん、心理学に興味がおありなようで、結構調べているんだろうなと思わされます。
けれどもこの作品、夢衣が中途半端な心理のプロであるところにイライラさせられます。
半端な知識しかないから、「逆転移現象」なんて言葉に翻弄されるんじゃないかなぁなんて。
今現在、好きだという感情に幸せを感じているのにぐちゃぐちゃ悩むなんて、なんか本末転倒だなぁと。
まぁ、ざっくり言って、恋なんてみんな転移現象でしょう?
だから何?と思ってしまう。
カウンセラーって、
日常生活に支障が出て困っている→心理学の考え方を応用させる
のがお仕事だと思いますが、夢衣は矢印の方向が逆です。
ああ、めんどくさいヤツ…なのです。(苦笑)

せめて夢衣が関わることとなる健介の事件が、安っぽくなかったらなぁ。
こちらも、どうもご都合主義が目について、『十三階段』を書いた高野さんらしくもないと思ったのでした。

何となく、女性向きを意識しすぎた作品という印象でした。

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たこの感想文
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