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冬の厄災?!
2007 / 02 / 25 ( Sun ) 23:23:35
息子がインフルエンザにかかりました。
ありゃりゃ。。。
まぁ、小学校で流行っていたのは知ってたから、
日曜日でも診療してる病院に駆け込んでみて、よかったわぁ。
しっかりタミフルももらえたし(*^_^*)
それにしても息子。
インフルエンザにかかってしまったのはかわいそうだけど(結構つらそうだ。。。)でも、運がいい子だなぁと思います。
昨日は、前々から力が入っていた、県大会2位のチームとの練習試合にしっかり出場参加できたし、市民駅伝もちゃっかり2位になって銀メダルをもらったし。。。
運動頑張るマンの息子にとっては、もうこの先特に予定なしの日々。
ゆっくり寝て治そうね。

…だけど。。。。
結構青くなってるのがうちには2人。
長女は、3月1日から学年末試験です。
なんだ、インフルエンザなら仕方ないじゃん…とは言えない状況もあったりして(^^;)
病欠なら今までの点数の7割をもらえることになってるんだけど、今までの点数が少ない長女は、結構進級がやばかったりなんかする。
そしたら友達と一緒に卒業できないわけで、それはとても悲しいわけで。。。。
結構ピンチ!なのでした。
がんばれ!長女の免疫力!!なのでした。

そしてもう1人は夫。
今週は2月末でしょ、来週は3月でしょ…ということで、
会社を休める状況にはないらしい。
なのに昨日、息子と一緒に寝てしまった夫。
あ~あ、絶対移ったね(^^;)
こっそり、息子にもらったタミフルを予防薬として飲ませてあげた優しい私♪
効くといいけど、ど~かなぁ????
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日々のつれづれ TB:0 CM:6 admin page top↑
「ママの狙撃銃」荻原浩
2007 / 02 / 23 ( Fri ) 20:41:31
ごく普通の生活を愛する、特殊技能を持ったお母さん、曜子さんのお話です。
アメリカで育っただけあって、何だかやっぱり感覚が違うかな~というところもありましたが、
気持ちは分かるよ、うんうん。という作品でした。

★★★☆☆

福田曜子はふたりの子をもつ主婦。夫の孝平は中堅企業のサラリーマン。ふたりは、ごくふつうの恋をし、ごくふつうの結婚をしました。ただひとつ違っていたのは…。(Amazonより)



曜子さんの心の動きがとても丁寧に描かれている作品です。
平凡だけど、絵にかいたようなというわけにはいかないけれど、だけど幸せな家庭生活。
それを壊されたくないと願う気持ちが、軽いタッチの中、十分に伝わります。
まだ幼稚園児の秀太くんがいるんだものねぇ。
夫の孝平も、いい人だけど頼りなくて、
珠紀にだって、いろんなことを教えてあげたいし。
そりゃ、まだまだ生きて守ってやりたいよねぇ。

ただ、中学生の娘の珠紀をいじめるボス、萌音ちゃんをやっつけるシーンは、曜子さん、やりすぎでしょと思いました。
まぁ、アメリカ育ちの曜子さん。
「敵は徹底的にたたかなければ、殺されてしまう」世界を教えられた曜子さん。
私も、もし自分の娘が同じ目に遭ったら、相手に倍返ししてやりたいぐらいのこと、思うかもしれないけれど、
でもねぇ。。。。と思うのです。
萌音ちゃんの精神をぶっ壊して痛みを感じない曜子さんに、とっても違和感を覚えます。
…私は甘いのかなぁ。。。

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荻原浩 TB:5 CM:10 admin page top↑
「リスク」井上尚登
2007 / 02 / 22 ( Thu ) 13:10:13
T.R.Y』とはまた違った趣の短編集。

★★☆☆☆

ささやかな日常生活で、誰もが直面しうるリスクを描いた短篇集
相続、財産、住宅購入、リストラ。等身大の主人公たちが出会った、人生の危機的局面。初めて触れる、現実世界。曲がり角にたった主人公たちを、爽やかに描く。(Amazonより)



どの作品も40代のサラリーマンが主人公です。突然の相続問題、住宅購入、リストラ、どれも身近なお話です。本当に、「誰もが直面しうる」問題。なので、そうそう、と頷く場面や、共感する場面も多いのですが。。。
何だかこの作品たち、脇が甘い気が。。。

『お金持ちになる方法』
いきなり納豆ご飯を食べているシーンから始まります。そうか、こういうお話なのか、と、ハードボイルドモードをあわてて切り換えました。
作品は、素人さんがネット株って何だろうと探求するお話。(えっ?)
お父さんが先物取引なんかに手を出していなくてよかったねぇなんて余計なことを思いながら。初心者向けに株とは何ぞやというところから始まっていて、なるほどね、こういうたぐいのリスクの話かぁと思った次第。
父子の関係が良好で、それが心温まります。
だけどラストは幾ら何でも…と思いました。

『住宅病』
社宅がなくなる。。。家を買おうと右往左往するうちに、透けて見えてくるいろんなカラクリ。
家って一体何だろう?
ここでも一家の大黒柱、お父さんは家族のためによかれと一生懸命考えます。
そういう姿勢、とても好感が持てます。
ただ、ラストの二者択一に、ちと不満。
いきなりそっちに行きますかぁと。
そっちも結構しんどいよ~と思ったのでした。

『十五中年漂村記』
リストラされたお父さん。会社の嫌がらせで、とある村に連れていかれます。自身が開発したロボット「テツジン」と一緒に。
最近はめっきり聞かなくなりましたが、自主退社を狙って会社がリストラ対象者に嫌がらせをするという話、一時期イヤになるぐらい聞きました。この作品に描かれていることも、突拍子もないことではなかったんだよね。
そんなサラリーマンのやり場のない憤懣を、思う存分晴らしたのがこの作品。
ファンタジーですねぇ。
一生の間に1度ぐらい、こういうことがあってもいいよね、と思ってしまうファンタジー。
心地よい読後感が残ります。

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井上尚登 TB:0 CM:8 admin page top↑
「シーセッド・ヒーセッド」柴田よしき
2007 / 02 / 21 ( Wed ) 14:07:16
第1弾『フォー・ディア・ライフ』
第2弾『フォー・ユア・プレジャー』
に続く、おなじみ花咲慎一郎、通称ハナちゃんの探偵物語。
今回は流血沙汰もなく、おとなしめです。

★★★☆☆

無認可保育園「にこにこ園」の園長、花咲は、山内練に借りた借金返済のために、今日も探偵業に精を出す。
『ゴールデンフィッシュ・スランバー』
 依頼人はA-YA。ストーカーの正体を突きとめて欲しいという内容。調査をしていくうちに、ハナちゃんはA-YAが1人では眠れないことに気づく。
『イエロー・サブウェイ』
依頼人は、なんとあの山内練。依頼内容は、生後2カ月になる赤ん坊の母親探し。母親、菅野美夏は、練を父親だと主張し、あろうことか練の部屋の前に赤ん坊を置き去りにした。
美夏の調査を開始するハナちゃん。美夏が買い物依存症に陥り、闇金に手を出し、そしてデルヘル嬢になったことを知る。そして、買い物依存症になったその原因も。
『ヒー・ラブズ・ユー』
ノーベル化学賞候補者、竹本信三が依頼してきたのは、研究室の秘書、梶尾みきの尾行だった。



中編3編からなっています。
つなぎがとても緩やかで、『ゴールデン…』ですでに練はハナちゃんに赤ん坊の母親探しを依頼しており、『イエロー…』の題名は、A-YAの後釜を狙うアイドル歌手の大々的宣伝をいったものであり、『ヒー…』では、菅野美夏がエピローグ的に登場し、またA-YAが依頼人として再登場しそうな気配です。
ほかにも、作品をまたがってウルガや美芽子が出てきます。
(そういえばウルガ、何かトラブルを抱えているようだったけど、何だったんだろう?)
1つ1つの物語が独立していないこの構成。ハナちゃんの日常に身を置いているような、そんな親近感を覚えます。
…まぁ、もっと言えば、これ、章立てにして長編でもよかった
んじゃないのかなぁという気もします。
実際、私は初出誌を見るまで、長編だと思っていました(^^;)

さて、ハナちゃん。
何だかいい人度合いがどんどん高くなってきている気がします。
あぁ、ちょっと違うかな。
とっさの出来事だったとはいえ、同僚を射殺してしまったという大きな負い目を、少しずつ消化している感じ。
ハナちゃんの中では、決して自分を許せるものではないだろうし、ずっと罪悪感と後悔と自己嫌悪を抱えていくのだろうとは思うけれど、その重みに潰されることなく歩けるようになっている…そんな感じ。
そうやって、今の自分を生き始めているハナちゃんだから、
子供に対する愛情だとか、人に対する優しいまなざしだとか、そういうハナちゃん本来のよさが前面に出てきているのだろうなぁと思います。
これ、やっぱり時の流れがなせる技なんでしょうね。
シリーズ物ならではのおもしろさって、こういうところにあるんだなぁと感じます。

この作品で新たにメンバーに加わった(?)えっちゃん。
40代半ば、150センチと少し、体重は80キロ?…の、ころっころのおばさん探偵。
このえっちゃん、いいですねぇ。情報収集能力と尾行能力がずば抜けて優秀な探偵さんという設定なのに、のほほんとした感じが心を和ませます。
えっちゃんはわかったふりなんかしない。理解があるように見せかけたりもしない。不思議なことには首を傾げ、理解できないことには小さな溜息をつく。それでも、えっちゃんは、この世の中のすべてに対して優しいのだ。簡単に嫌いになったりは、しないのだ。
そういうえっちゃんを、「大好きだ」と思うハナちゃんも、またいいなぁと思うのでした。

このシリーズ、第4弾もそのうち出るに違いない。
だって、まだA-YAの対決しなければならない事件もあるし、ウルガだって困ってるみたいだし。
ステキな助っ人、えっちゃんも出てきたことだし。
登場人物でいえば、今回は理紗や奈美先生が全然絡まなかったし。(理紗は少しだけ、出てきたけど)
それに。。。『聖なる黒夜』ではヘビーな人生を送っている山内練も、ここではちょっと肩の力が抜けていて、心の奥底に封印している愛情とか優しさとか、そんなものがポロッと出てきます。
今回も、自分の子ではないと言っておきながら親子鑑定を依頼したのは、やっぱりちょっとした気の迷いだったんだろうな。家庭みたいなものがほしくなったりしたんだろうな。ハナちゃんが思っているように跡目相続を考えたわけではないだろうな。ハナちゃんには信じられないだろうけど。
そんな練の姿を見られるのも、このシリーズのいいところです。

ハナちゃんシリーズ、早く次が出ないかなと思ったのでした。
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柴田よしき TB:0 CM:2 admin page top↑
「クリスマスのぶたぶた」矢崎存美
2007 / 02 / 19 ( Mon ) 20:42:05
やっと見つけました!矢崎さん♪

★★★★☆

ぶたぶたさん、今回も大活躍です。
ただね、1つ1つのお話が短すぎて、ぶたぶたさんのよさが発揮されてない。
ぶたぶたさんは、「外見はかわいいけれど、中身はおじさん」ってところがいいんじゃないんだよね。
もっと、もっと違うんだよね。
人の心にそっと寄り添うことのできるぶたぶたさん。
そこに私は惹かれるのです。
…ま、ぶたぶたさんの子供たちもいい子たちだって分かって、
よかったけど。
サンタのぶたぶたさん、想像するだけで幸せになったから、それはそれでよかったけれど。
光文社から出てるほかのぶたぶたさん話に、すご~く期待♪
矢崎存美 TB:1 CM:6 admin page top↑
「死神の精度」伊坂幸太郎
2007 / 02 / 17 ( Sat ) 22:00:12
作者の、どこか乾いた文体にマッチした作品だったと思います。

★★★★☆

死神、千葉(仮名)は調査部所属。担当の人間の死が「可」か「見送り」かを上に報告するのが仕事。
今日も今日とて、担当人間のもとへ行き、観察する。
死神が担当できるのは、事故や事件で起きた死についてのみ。
病気や自殺は担当外。
睡眠や食事は必要なし。
うっかり人間に素手で触ると、そいつは意識を失い、1年寿命が縮まる。
俺たち死神は、人間に対する同情や畏怖などはまったくないが、彼らが作りだした「ミュージック」を偏愛している。
死神に会いたければ、CDショップの試聴コーナーに行くといい。



死神千葉は、(当たり前だけど)浮世離れしていて、(当たり前だけど)達観していて、(なぜか)ミュージックを愛している。
人物造型(?)が秀逸です。
全編にわたり、うんうんと思えるせりふや、なるほどね~と唸りたくなるせりふが散りばめられていて、
短編集の薄い本ではあるけれど、
いい本に出会ったなぁと思える作品でした。

『重力ピエロ』の春の特別出演や、
死神の、あまりにレトリックを解さないずれた会話など、
あれやこれやで楽しませてくれます。
楽しいだけではなく、不条理な死をも含めたさまざまな「生」にいとおしさを感じます。
そして最後になって、この物語に長い長い時間が流れていたことに気づきます。
全部独立した話だと思っていたものが、1つの大きな流れでつながっているんだなぁと、その収束の仕方も、何だか泣きそうにいい感じ。

どれもステキな話だけれど、『旅路を死神』と『死神対老女』がとても好き。
良質という言葉がぴったり来ます。

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伊坂幸太郎 TB:5 CM:11 admin page top↑
大きくなったね~♪
2007 / 02 / 16 ( Fri ) 17:15:21
…ということで(どういうことで?)、昨晩の楽しかった話を1つ書いておこう(*^_^*)

昨晩10時半、塾の体験授業に参加した(というのは嘘だったと後で分かったのだけれど^^;)長女のお迎えに、行きました。
いつもの待ち合わせ場所に近づくと、そこには自転車を並べて話しているらしいカップルが一組。
あらまぁ、寒いのにご苦労様と思っていたら、
女の子のほうが私に向かって手を振った。

…長女だわ(^_^;)

近づいて、開口一番、「おれ、だれだか分かります?」
男の子が私に言った。
おぉ~!N君だぁ♪


長女が小学生だったとき、同じクラスで中学受験する子は、長女とN君だけだった。
だから2人の間には、同志のような感覚があったみたい。
目ざとい同級生たちにからかわれてもいたみたい。
それでも2人、見てると微笑ましいぐらい、何だかいつも楽しそうに話していて、何だかいつもお互いを気にかけていた。(そしてふとN君のお母さんを見ると、渋い顔で2人を観察していたりして、くわばらくわばらと思ったこともあったなぁ^^;)
長女の話を聞いていると、これがまた、いい子なのよ~。
本当に。
優しいし、素直だし。
おしゃべりが大好きで、ドラえもんが好きで、電車が好き。
まだまだあどけない少年だった。
だけどよく聞くとびっくりするほど大人の面もあって、
その頃すでにお母さんを精神的に越えていた。
情緒の安定した子だった。
お母さんがかわいがるのも当然だわと思ったなぁ。
受験間際の年賀状に、「お互いがんばろうな」なんて、
何の照れもなく書いてくるような子。

そんな子が、ひょろっと背も高く、格好良く、今、目の前に♪
まぁ、声変わりなんかしちゃって♪

よくしゃべるのは以前のまま。
時折見せる優しい心遣いも以前のままだね。
「ちょっとしゃべりすぎちゃって、遅くなってすみません」なんて、いいの、いいのN君なら。

話しているのが楽しくて、ついつい長女を放ったらかしにして、いろいろ話を聞き出したのでした。

部活が楽しくて、夏休みははっちゃけて。
中学、高校とあっという間で。
彼女は前はいたけど、今はいなくて。
変わったってみんなに言われるけど、よく分からなくて。
182センチあるけど、あと2,3センチはほしくて。

そうかそうか(*^_^*)
家に帰ってからも、まだ心が浮き立っていたのでした。
日々のつれづれ TB:0 CM:4 admin page top↑
映画「ルワンダの涙」
2007 / 02 / 16 ( Fri ) 16:02:56
今週のレディスデーに観てきました。

ちょっと前に『ホテル・ルワンダ』を観ていました。
まぁ当たり前のことですが、
『ホテル…』と流れは同じでした。

ただ両者で絶対的に違うのは、『ホテル…』は救いがあったけれど、『ルワンダの涙』は救いがなかった…ということでしょうか。

国連の措置の非道さが、より克明に描かれていたと思います。
あれは…見捨てたと言われても仕方ない行為だった…のではないかな。
確かに国連のルワンダ駐在大尉が言うとおり、彼らは「ソルジャー」であり、命令に遵守することが第一優先であると叩き込まれている人たちであり。
彼らの、命令と自身の良心との葛藤を考えると、
現場にいた軍人を、安全圏から非難することには
ためらいを感じるけれど。
命令を出す側が適切な措置を決定すればよかったのだ。
当たり前の正論だと思うし、そうであればよかったのにと怒りも込めて思うけど。
でも、大体が組織の頭なんて、現場のことを知らないものです。
で、現場に即さない決定がなされることは、小さな組織も大きな組織もありがちな話です。
そんな中で、個人がどれだけ自分の良心に従った行動をとれるのか。
私はその場で、自分の良心が自分のやるべきことを訴えてくれるかどうか、そこからして自信がない。(まぁ、情けない話ではあるけれど。。。)

また、青年教師が、「Why did you leave me ?」と虐殺を免れた少女に問われ、死ぬのが恐かったと答えたシーンに、私の中にも同じ弱さがあることを感じます。
あの場にいても何もできず、1人も救えず、ただ虐殺されるのを待つだけだった。
私も逃げただろうなぁ。。。

あの場にいた多くの人々が感じたであろう、人ひとりの無力感や、
結果引き起こされた惨劇に、打ちのめされる気持ちになります。

この映画、原題を『shooting dogs』といいます。
自分たちに攻撃を向けられない限り、自分たちから攻撃はできない。
そんな「規則」を遵守している国連大尉が、クリストファー神父に頼みます。
「衛生管理上、フェンスの向こうの虐殺死体に群がる野犬を銃撃したい。ついては、フェンスのこちら側に避難している人々に、パニックを起こさないように言ってもらえないか」
温厚な神父は、声を荒げます。
「犬があなた方を先に攻撃してきたのですか」
「あなた方の論理では、先に攻撃してこなければ、撃てないはずだ」
「衛生管理の問題なら、フェンスの向こうで鉈を持っている人々が、さらに問題を作るだろう」
…銃を持っているにも関わらず、今、目前で繰り広げられている虐殺に何もできない現実。

メッセージが聞こえる原題でした。

フツ族の青年が、「おれたちフツ族はツチ族の奴隷にされ、そして殺される。」と話す場面があります。
あの虐殺の根っこにあるのは、そんな恐怖だったのだろうか。
…そういえば、『ホテル…』を観ても、『ルワンダ…』を観ても、フツ族のことは何一つ分からなかったかも。

エンドロールで、この映画に携わったツチ族のスタッフが紹介されます。
自分の両親、兄弟、親族を失った人ばかり。
今生きているツチ族の人の中で、虐殺により親族を失わなかった人は1人もいないのかもしれません。
…この人たちは今こうやって笑顔を見せているけれど、
大事な人を失ったことを、「あれは仕方なかったことだ」と思える日は来ないだろう…と思います。
大事な人の命を奪った人を許せる日も来ないだろう…と思います。

まるでシーソーのようにバタンバタンと憎悪と恐怖を投げつけ合う関係は、「○○族」、「○○教」、「○○人」のカテゴリーが存在し続ける限り、なくなることはないのだろうか。

やっぱり思っていたとおり、どっぷり暗くなったのでした。
映画 TB:0 CM:2 admin page top↑
「ネクロポリス」上 恩田陸
2007 / 02 / 13 ( Tue ) 14:38:50
どんどん風呂敷が広げられます。

アナザー・ヒルでの殺人はだれの仕業?何のために?
ガッチは適正に行われたの?
ラインマンのガッチでは何があったの?
ジュンが出会った「お客さん」はだれ?
双子の兄、テリーは本当に来ているの?(なんか、ジミーが二重人格なのでは…という気がして仕方がない)
黒婦人は、もしかして重要人物だったりするの?

なかなか壮大で、まぁ設定が設定だけに、常識では考えられない結末が待っているんじゃないかという期待があります。

○○図書館で下巻を借りたあなた、早く返してくださいな。
下巻が待ち遠しいぞっと。
恩田陸 TB:0 CM:6 admin page top↑
今日の図書館本♪
2007 / 02 / 10 ( Sat ) 21:44:35
今日の図書館本。

『ネクロポリス』上 恩田陸
『シーセッド・ヒーセッド』柴田よしき
これは延長本(*^_^*)

『死神の精度』伊坂幸太郎
『図書館戦争』有川浩
これはリクエスト本。
うっ。。。『図書館戦争』どうしよう?

『ママの狙撃銃』荻原浩
『リスク』井上尚登
これは書棚から見つけたもの。

『ネクロポリス』の下巻が2冊書棚にあったはずなのに、
2冊とも貸出中でした。
あらま、残念。
随分前にリクエストを入れていた本が同時に2冊届いて、
計6冊かぁ。。。
読めるかなぁ。。。
読書メモ TB:0 CM:2 admin page top↑
「ネクロポリス」上 恩田陸 まだ途中(^^;)
2007 / 02 / 08 ( Thu ) 20:03:52
ヒガンだの、アナザー・ヒルだの、何やら日本の民俗学+イギリスっぽい雰囲気の中、
血まみれ殺人が鳥居の上で起こっています。
(これ、読んでも全然分からないよね ^^;)

おもしろいのか、おもしろくないのか、
さっぱり分からない霧の中みたいな感じ。

どうなんだ!恩田陸!!

最近、読了本が少ないので、おもしろいといいな~と思っています。
恩田陸 TB:1 CM:4 admin page top↑
先月読んだ本&読まなかった本、そして記事一覧
2007 / 02 / 06 ( Tue ) 14:48:07
1月はいろいろとバタバタしていたわりに、本をたくさん読みました。
…要するに気持ちはバタバタしてたけど、そんなに忙しくなかったのかも(^^;)

まずは12月中に読んでいて、1月にご紹介した本

【伊藤たかみ】ぎぶそん
【垣根涼介】 サウダージ
【東野圭吾】放課後
【アンソロジー】クリスマス・ストーリーズ
        I LOVE YOU

でもって(ほぼ^^;)1月に読んだ本

【有川浩】レインツリーの国
【池田理代子】ベルサイユのばら
【井上尚登】T・R・Y トライ
【荻原浩】母恋旅烏
【恩田陸】蛇行する川のほとり
     チョコレートコスモス
【川上弘美】光ってみえるもの、あれは
【劇団ひとり】陰日向に咲く
【雫井脩介】虚貌 上・下
      クローズド・ノート
【高野和明】夢のカルテ
【東野圭吾】鳥人計画
【細川貂々】ツレがうつになりまして。

有川さんや井上さんなど、お初の作家さんも読みました。
そんな中で、今月のオススメは『蛇行する川のほとり』に決定\(^o^)/

1月は、読みかけてはやめた本もありました。

【恩田陸】ねじの回転
 ニ・二六事件を素材にした作品。私、宮部みゆきさんの『蒲生邸事件』も途中で放り出したし、二・二六事件関係はどうしてか最後まで読まずに終わることが多いです(^^;)

【有川浩】図書館内乱
 おもしろい!と評判の作品です。だけど私にはどこがおもしろいのか、さっぱり分からなかった。。。相変わらず、私の笑いのストライクゾーンは狭いらしい。

【伊坂幸太郎】グラスホッパー
 殺し屋が何人か出てくるみたい。最初のほうでだれが何だか分からなくなって挫折。一気に読まなかったことが敗因でしょう。
登場人物がダークな感じも、あまり好きではなかったかな。

ブログの中の本記事一覧は↓
月別・読了本 TB:0 CM:8 admin page top↑
たんたんたんたん♪誕生日♪ぱあと2
2007 / 02 / 05 ( Mon ) 20:29:07
とっても遅いんですけどね、
次女にスケジュール帳をプレゼントされました\(^o^)/
ぶたぶたさんが持っているのが、プーさんのスケジュール帳♪
070205_2007~01.jpg


今年一年、楽しい予定がたくさん立てられますように♪
日々のつれづれ TB:0 CM:2 admin page top↑
「ベルサイユのばら」池田理代子
2007 / 02 / 05 ( Mon ) 14:13:09
あまりにも有名な少女漫画の代表的作品です。
今、長女の高校は入試休みの6連休中。
その間に読もうと、娘がお友達から借りてきました。
もしかしたら、そのお友達のお母さんの蔵書かもしれません。
結局私のほうが先に読んでしまった。

私、以前にブームになったときに読んでいると思っていたけど、
きれいさっぱり忘れていました(^^;)
覚えていたところが、アンドレがオスカルに毒入りワインを飲ませようとするシーンだけだった。。。
(結構どうでもいいシーンかも^^;)

★★★★☆

舞台はフランス。フランス革命前後のお話。
フランス王妃マリー・アントワネットを中心に、
近衛兵である男装の麗人(?)オスカル、その忠実な僕(?)アンドレの恋を絡めて、
華々しく、おそろしく大時代的に、宮廷絵巻が展開します。



『愛蔵版』と銘打った上下2冊を読みましたが、
まぁ、この本の分厚いこと!
定規で測ったら、上下合わせて10センチありました。

加えて、今読むと、お目々キラキラ、背景にお花がドバーッと古くさい。

だけど2日間で読み終わってしまった私。
どっぷりと、一大歴史ラブロマンスを楽しんだのでした。
最近、映画『マリー・アントワネット』を観ていたことも、
おもしろく読めた一因でもありました。

しかし…何でマンガだと、「君のためなら死ねる」みたいにかゆ~くなりそうな台詞をさらっと読めてしまうのでしょうね。
我ながら不思議です。
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映画「ホテル・ルワンダ」
2007 / 02 / 04 ( Sun ) 20:52:32
長女が借りてきたDVD。
長女と次女と私、3人で見ました。
そして、3人とも無言で寝ました。。。。

ズッシリと重たい衝撃のある映画でした。
言葉にできない感情が渦巻いて。。。
そしてその晩、思いっきりストレス性の蕁麻疹が出たのでした。
情けない。。。

私は、極限状態の中で、人として、自分を許せる行為を選ぶことができるのだろうか。

人間は、なぜ虐殺行為に走ることができるのだろう。
人間は、なぜ集団の狂気に自分を見失ってしまうのだろう。
何度も繰り返される歴史の悲劇は、なぜまた繰り返されるのだろう。
民族の違い、宗教の違い、それでも同じ人間であるという理由のもとに、なぜ共存できないのだろう。
人を人と認めることが、どうしてそんなに難しいことなのだろう。

人は利益追及を組織の行動基盤とすることに、もっと強い疑問を持つべきなのではないのだろうか。

「(大虐殺が)ニュースで流れても、「恐いね」と言うだけでディナーを続ける」
…確かに。
想像力の欠如と、隣人としての実感のなさ。

映画「マリーアントワネット」を観て、
もしかしたら私はベルサイユ宮殿の中にいるんじゃないかと感じたのですが、
あまりにも無知な自分や、
知っても無力な自分に、
どうしようもない苦い思いがこみ上げたのでした。

昔、ジョン・レノンが歌った「イマジン」。
目指したい世界は、今までも提示されてきたはずなのに。
いつか辿り着くことができるのだろうか。。。
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「ツレがうつになりまして。」細川貂々
2007 / 02 / 01 ( Thu ) 15:22:25
とあるボランティア団体のサロン室から拝借した作品。
マンガですので、短時間で読めます。

★★★☆☆

漫画家細川さんのご主人は激務のあまり、心の調子を崩してしまい、うつになる。
ご主人の症状の推移とそれを見守る奥さんが描かれます。

「うつ」は、生来の性格に関わりなく起こる病気であること。
「うつ」は、好転と悪化を繰り返しながら快方に向かう病気であること。
「うつ」は、薬物療法で治るが、時間がかかること。
「うつ」の症状の1つとして、自殺念慮があること。
など、「うつ」になったらどのような治療を行うのか、どういう経緯を辿って快癒に至るのかを知ることができます。

あるいは、
「うつ」のときに比較的よくありがちな認知の歪みなどが描かれており、何ともきつい病気であることが、少しではあるけれども理解できるように思います。
また、それに対する周囲の援助のあり方なんかも、
反省を込めつつ、ユーモラスに描かれています。

マンガですから、軽い読み物として、あくまでもコミカルに描かれているのですが、
まぁ実際はこんなかわいいもんじゃなかっただろうと思いますし、
奥さんの心労も、「宇宙かぜ、おそるべし」と達観の境地に至るほど簡単なものではなかっただろうと思います。
けれども、周囲の人のあり方として、
うつの嵐に巻き込まれない図太さというか、
たくましさというものが必要なんだろうなと、
そんなところがうまく描かれているんだろうなと思いました。

うつで何が恐いって、「死にたくなる」気持ちになるのが一番恐い。
病気のせいで、自分の気持ちとしてその気持ちを感じてしまうのだから、たちが悪い。
何とかその日をやり過ごすしかないんだよね。

うつは心の風邪という言い方で、
だれでもかかる可能性があり、そして必ず治る病気であると
喧伝されているけれど、
それは正しい知識ではあるのだけれど、
うつは、軽く考えてはいけない病気であるという側面もまた持っていると、
多くの人が認識しなくてはいけないのだろうな…と思ったのでした。

ツレのあとがきの、
「今日も僕は生きています」という言葉に、
涙が出たのでした。

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