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中学校図書室
2007 / 05 / 29 ( Tue ) 19:47:13
今日、中学校の役員会で、中学校図書室に行きました。
この間行ったときは、書棚をざっと見て、「つまんない本しか置いてないな(-.-)」と思ったのですが。

今日は新着本コーナーを発見。
あるわあるわ♪楽しそうな本♪
『池袋ウェストゲートパーク』とか、『フライ・ダディ・フライ』とか、恩田陸の『Q&A』とか。
『生協の白石さん』も置いてあった(*^_^*)

息子に借りてきてもらおう!と思ったのでした。

ほかにも『赤い指』、『蒲公英草紙』、『ネクロポリス』など、
読んでしまったけど、そのとき読みたかった本がたくさん。

役員会のたびにチェックしようかな、と、
ちょっと役員会が楽しみになったのでした。
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「木曜組曲」再読 恩田陸
2007 / 05 / 29 ( Tue ) 13:47:20
スリーピング・マーダー』の一場面を、恩田さんはどこかの作品で「知らず知らずのうちに拝借していた」らしい。
もしかしたら『木曜組曲』が当該作品?という話もあったので、ついつい再読(*^_^*)

似てるところを探しながら読むなんて、もしかしたら初めてかも。

結論からいうと、この作品、『スリーピング…』のオマージュでもなければ、場面拝借の作品でもない、かな。

『スリーピング…』とは雰囲気が全然違う作品です。
この作品は、密室劇というか、舞台劇というか。
狭い空間の中でストーリーが展開します。
この、狭く、重苦しい空気感は、田舎の開放的な空気感とはまるっきり異なるものでした。

この作品で語られる死が、「セピア色の殺人」というほど古く色褪せた死ではなく、いまだ色濃く鮮やかに登場人物たちに影を落としているところも、『スリーピング…』とは一線を画しているところのように思います。

また、「鏡」、「遺言書」、「玄関にかかっている絵」…アイテム的に似てそうなものもあったけれど、「おぉっ!これ、出てきた出てきた」と思うほど既視感のある場面はありませんでした。


…と、まぁ、似てないな。という感想で終わったのですが。

この作品、剥いても剥いても真相が出てこないたまねぎみたいな魅力がありますね。
最後に示された「真相」も、あと数ページ書き足せば、ころっと新たな「真相」に取って代わられそうな脆さがあります。
それが、なかなか味わい深い。

登場人物4人は、それぞれが重松時子を描くことを約束して、この作品は終わったのですが、それぞれの重松時子、読んでみたいと思ったのでした。

それにしても。
この作品、登場人物が5人しか出てこないのに、名前がとてもややこしかったです。
それぞれを素材の違う絨毯にたとえている箇所を、何度も何度も読み返したのでした。

毛足の長いゴージャスな静子、ナチュラルカラーの麻を編んだ絵里子、地味なこぢんまりした花模様がきっちりと織り込まれた尚美、ポップ・カラーのビニールのつかさ。



名前と性格がどうも一致しなくって(苦笑)

【こちらの記事も♪】
たこの感想文
徒然なるままに・・・

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