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「ナイチンゲールの沈黙」海堂尊
2007 / 07 / 17 ( Tue ) 20:09:54
うわっ!下書きが消えたよ
ということで。気を取り直してもう1度

『チーム・バチスタの栄光』で華々しくデビューを飾った海堂さんの第2作目。
せっせと一気に読みました!

★★★★☆

東城大学医学部付属病院・小児科病棟に勤務する浜田小夜。担当は、眼球に発生する癌―網膜芽腫(レティノブラストーマ)の子供たち。眼球を摘出されてしまう彼らの運命に心を痛めた小夜は、子供たちのメンタルサポートを不定愁訴外来・田口公平に依頼する。その渦中に、患児の父親が殺され、警察庁から派遣された加納警視正は院内捜査を開始する。小児科病棟や救急センターのスタッフ、大量吐血で緊急入院した伝説の歌姫、そこに厚生労働省の変人・白鳥圭輔も加わり、事件は思いもかけない展開を見せていく…。(Amazonより)



『チーム…』を読んだのが約1年前。
まぁ、いつものことながら、ほとんど覚えておりませんが。。。
今回の作品のほうがおもしろかった…と思います。
多分。多分なんだけど、『チーム…』に比べて、田口先生のグチャグチャした思考につき合わなくてもよかったせいではないかなぁ。
チラチラ出てくる田口先生のパワーゲーム会話に、私は疲れてしまいます。

小児科が舞台のお話ですから、子供がたくさん出てきます。
悟っている子(由紀)、もがいてる子(瑞人)、幼い子(アツシ)。
ついつい親目線になってしまって、何とも言えないつらい気持ちになります。やっぱり、小児科病棟の話はキツイ。。。

猫田小児科看護師長。牧村瑞人14歳。杉山由紀16歳。佐々木アツシ5歳。
まだまだほかにも登場人物がおりますが。
私が一番好きだったのは、「ガンガントンネル魔神」の島津先生だったりして。
島津先生とアツシの会話。とてもいいです。何だか涙が出そうになります。(いやいや、泣くところじゃありません^^)

アツシの心酔している「バッカスとシトロン星人」でしたっけ?
あれ、放映したらさぞかし物議を醸すでしょうねぇ。
やたら小難しい「仮面ライダー」が、元祖仮面ライダーで育ったお父さん方に受けたように、
結構いいセン行くかもしれないし、
戦闘隊員同士の恋愛模様を描いて楽しませてくれた「ジェットマン」(だったかな?)みたいに、生真面目なお母さんたちに非難囂々かもしれないし。
ちょっとした博打です(笑)

まぁ、そんなことはど~でもよくて。

看護師小夜と、歌姫冴子の異才。
何だか『虹を操る少年』(東野圭吾)を思い出しました。
あれよりずっとイメージしやすくて、すんなり入っていけました。
そこら辺は、さすが作者もお医者さん♪なんて思いました。

この作品、正直言って、殺人事件は要らなかったような気がします。
ミステリー部分は、何だかとってつけたみたいに感じました。
というか。。。
あまりに見えすぎて、パッとしなかったんだよね。
大体呼び出された時点で、何が起こるか、推測できたし。
殺されても同情できないヤツだし。
死体損壊の犯人が○○というのも、何だかしっくりこなかったし。
ここは、作者がお医者さんだからこそ、一般市民は死体損壊にすごく抵抗を感じるっていうことが分かってなかったんじゃないかなぁなんて思います。
何が目的であれ、私はイヤです。
まぁ、でも、殺人犯人と死体損壊実行犯が逆なのかと、最初思っていました。それだとアリバイが…みたいに言ってたけど、そこはまぁ、××は神の手ということで…なんて。

つらつらと書いてみましたが、
次回作『螺鈿迷宮』が楽しみです。
姫宮ってどんな人だったっけ?
きっとこの子が活躍するんだろうなぁ。

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