「午前零時」アンソロジー
2007 / 09 / 09 ( Sun ) 14:04:27
「午前零時」をキーワードにした作品集。
お久しぶりの作家さんと、初読みの作家さんがたくさん。 たまにはこういうアンソロジーもおもしろいかも。 ★★★☆☆ 鈴木光司。 久しぶりに読みました。 七、八年振りぐらいかな。今でも船で生活してるのかなぁなんて、関係ないことを思いました。 坂東眞砂子、朱川湊人。 初読み。 さらっと忘れた(^^;) 恩田陸。 『卒業』って、つい最近読んだばかりだ。。。 さすが恩田陸と思ってしまう私は、自分で思っている以上に恩田さんのファンなのかも。 貫井徳郎。 初読み。 煩悩だらけの中年サラリーマンのお話。 奥田さんの小説にも出てきそうな、ごくごく普通…な感じ。 あまりおもしろくはなかったのですが(失礼!) 「午前零時」をテーマに書いてくれと頼まれて、こういう普通のものを書いてくる作家さんって、天の邪鬼で私は好きです。 高野和明。 タイムマシンもの。 何だかB級の外国映画を観ているような印象でした。 おもしろくないってわけじゃないんだけどね。 岩井志麻子。 初読み。 これ、よく分かんなかった。ごめんなさいなのです。 近藤史恵。 失恋した女の子の引きこもり生活のお話。 前向きな終わり方で、読後も爽やか。 地に足がついてる安定感や優しい目線が、『天使はモップをもって』を書いた人だなぁという感じ。 馳星周。 この方もお久しぶりだわ。 けなげなワンコものだったので、びっくり。 ダークな世界だけじゃないのね。馳星周。 新鮮でした。 浅暮三文 初読み。 悪魔の召還のお話。 合わせ鏡を何たらかんたら~♪なんていう歌を思い出しました。 う~ん。こねくり回している割には…だったかな。 主人公が好きではなかったからなぁ。。。 桜庭一樹 初読み。 大人のための童話。 今度、この方の作品を読んでみようかな。 仁木英之 初読み。 インドのお話。なので、独特な雰囲気を味わいました。 石田衣良 トリなんだから、ビシッと締めてよ。石田さん。 と、無謀にもお願いしたくなりました。 こういうヒロイン、ど~なのよって思います。 【こちらの記事も♪】 粋な提案 苗坊の読書日記 スポンサーサイト
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