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「心は孤独な数学者」 藤原正彦
2011 / 08 / 29 ( Mon ) 15:48:42
数学者のお話ですが,小難しい数式は出てきません。

ほんまもんの天才の育った土地を訪れた
秀才の描いた天才像…という印象。

作者さんが秀才なのかどうなのか,
私はよく知らないのですが。


★★★★☆

天才中の天才ニュートン。ニュートンの「プリンキピア」を12歳で読破した早熟の天才ハミルトン。ヒンドゥーの女神のお告げを受け、新定理を量産した神がかり的天才ラマヌジャン。天才はなぜ天才なのか。才能ゆえの栄光、が、それと同じ深さの懊悩を彼らは抱えこんでいたのではなかったか。憧れ続けた3人の天才数学者の人間としての足跡を、同業こその理解と愛情で熱く辿った評伝紀行。 (Amazonより)





            



天才だけに見える世界ってあるんだろうな…と思いました。
それが人としての幸せに必ずしもつながらないのが
ちょっと切なかったりもするけれど。
だれもができるわけではない真理の追究には,
そういう過酷さがつきまとうものなのかもしれないなぁと思うのでした。

数学って美なのね~とも思いました。
インドの建築物の美しさ,それを尊ぶ精神性に思いを馳せる
作者さんの文章から,そんなことを感じました。


この本の中で一番印象深かったのは,
ラマヌジャンでした。

ラマヌジャン。

全然知らない人でしたけど。

インドの方で,敬虔なヒンズー教徒。
ほとんど独学で高等数学を修得し,
一般人が見ても意味不明な公式を
次々「発見」した方なんですね~。

…と言っても,私のような凡人にはピンと来ないお話ですが,
次々と公式を「発見」する,そのすごさが私にも分かるように説明してくれます。

特殊相対性理論はアインシュタインの登場がなくても
遅れること10年(だったかな??)で発見されたが,
ラマヌジャンの公式はラマヌジャンがいなかったら,
今でも発見されていないだろう

とか。(うろ覚えです)

そ,そうなのか。。。なのでした。

ラマヌジャンは敬虔なヒンズー教徒で,
しかもバラモンというインドのカースト制度の最高位であり,
(どんなに貧しい生活をしていても)精神性を重視する階級の方だとか。

公式の発見も,ヒンズー教の女神が教えてくれるとのたまっていたそうで。

宗教と数学。
一見とても離れた世界のようだけど,
実はとても密接な関係を持っている模様。

なるほどな。と思います。

世の中の真理,宇宙の真理を読み解く…という意味においては,
きっとどこかでつながっているんだろうな。

何となくではあるものの,ちょっと分かるような気もしました。




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*Comment  Thank you*
comment
  ◆◆

ものすごくわかりやすいレビューですね。さすがはそらさんだ\(^O^)/

>ラマヌジャンの公式はラマヌジャンがいなかったら,
>今でも発見されていないだろう
加えて、彼がどこからそれを思いついたのかも謎に包まれているってんですからね。

宗教と数学については、私自身、あんまり深く考えていなかったか、記憶から薄れていたのですが、改めてなるほどと思いました。

書いてて思ったのですが、ニュートンの章で、「神様が作ったのだから数学や宇宙は美しいに決まっている」という前提があったんでしたっけ?確か、どこかでその下りを読んで、感銘を受けた記憶がよみがえってきました。

by: nagayume * 2011/08/29 16:17 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

nagayumeさん♪

素早いコメント,ありがと~\(^o^)/

> ものすごくわかりやすいレビューですね。さすがはそらさんだ\(^O^)/

最近,長い文章を書くと,ど~も違う気がしてしまって(^^;)
書いては消し,書いては消し…で,こーなりました。
わかりやすかった?
ホントに?
だったらよかった(*^_^*)

> 書いてて思ったのですが、ニュートンの章で、「神様が作ったのだから数学や宇宙は美しいに決まっている」という前提があったんでしたっけ?確か、どこかでその下りを読んで、感銘を受けた記憶がよみがえってきました。


うんっ。そういう記述,あったと思う!
ただ私は,
以前にも,もっと近代の化学者が「神の存在を証明するために学問を究めている」みたいな発言をしたということを聞いたことがあって,
キリスト教圏の方々ってそういう考え方をするのかなぁと漠然と思っていて。
なので,ヒンズー教徒も神様を強く意識しているんだと分かって初めて,
宗教と宇宙の真理…みたいなことを
「ほほ~~~」と感じたのでした(*^_^*)

by: そら * 2011/08/29 20:20 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆こんばんわ◆

藤原さんはご両親とも有名な作家さんだから
文章はやはりとてもうまいですよねぇ~~
私はお母様の書かれたエッセイが好きです。
『流れる星は生きてるだったかな?』
読んだことある?今日は『見仏記3』を読んで
昼寝して。。。な一日でした。
by: 一陽 * 2011/08/30 00:59 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

一陽ちゃん,こんばんはっ♪

> 藤原さんはご両親とも有名な作家さんだから

あら,そうだったん?
と思ってぐぐってみましたよ(*^_^*)

え~っ!
新田次郎の次男さんだったんだぁ!!!
びっくりびっくり(・∀・)

新田次郎の登山小説(?),専門用語が難しすぎてうまくイメージできない部分も多々あったけれど,男っぽい小説だったような気がする。

お母さんの藤原ていさんは,
名前だけしか知らない人です。
エッセイも読んだことないわ(^^;)

> 今日は『見仏記3』を読んで
> 昼寝して。。。な一日でした。

日本にいるときとは違う時間の流れ,
楽しんでくださいねっ♪
by: そら * 2011/08/31 22:29 * URL [ *編集] * page top↑
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