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「真夏の方程式」 東野圭吾
2011 / 10 / 16 ( Sun ) 20:45:24
ホントにこれでよかったの?
ガリレオこと湯川先生の判断に,
とってもとっても疑問符でした。

★★☆☆☆

夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在することを決めた。翌朝、もう一人の宿泊客が変死体で見つかった。その男は定年退職した元警視庁の刑事だという。彼はなぜ、この美しい海を誇る町にやって来たのか…。これは事故か、殺人か。湯川が気づいてしまった真相とは―。 (Amazonより)



子どもだからってバカにするなよ!
と思ってしまったのでした。

            


湯川先生,ちゃんと本来のお仕事してるんですけれど,
雰囲気は「湯川先生の夏休み」って感じ。

偏屈な学者である湯川先生に「偏屈な子」といわしめた恭平との
ひと夏。

海の美しさが印象的なさびれた観光地。
そこに降ってわいた海底開発。
環境保護に立ち上がる若者。

…なんて散りばめられた「材料」もあったのだけど,
あまり活用できていなかったような。。。

科学的なトリックも薄味です。

で,何がメインかというと。

もう一つの容疑者X。

またまた出てきましたよ。
間違った庇い方をする親!

『麒麟の翼』で,ちょっと東野さんを見直したのに………。

けど,この15年前(だっけ?)の事件そのものは,
すごく無理があるように感じました。
そもそも三宅伸子が娘さんに,
そんな大事なことを言うかね~。
「娘に言うぞ」って脅迫ネタにも使えたのに。

まぁ,そんなことよりも恭平くん。

湯川先生のアシスト(?)により,
真実に気がついていますよね~。

多分きっと,彼は湯川先生に話したかったと思うんです。

けれども湯川先生,
恭平君に何も言わせず,
何やら素晴らしいセリフとともに去っていきます。

最初から子ども扱いしていなかった湯川さんが,
なぜに最後の最後になって「子ども扱い」するかね~。

結局,受け止めるだけの度量がなかったんじゃないのかね~。

もしかしたら湯川先生の判断は間違っていなかったのかもしれません。
けれども私は
もやもやもや~っとしたものが残りました。

…もう東野さんの作品は卒業しようと思ったのでした。

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*Comment  Thank you*
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  ◆◆

そらさん、こんばんは~(^.^)

この本、近くの図書館では沢山予約が入っていて、すごい競争をくぐり抜けて借りられたのに、私の印象も「イマイチ!」でした。

人気のガリレオシリーズですが、もうちょっと丁寧に作って欲しかったな~。編集も、売れるからって、適当に作らせないで!

内容は松本清張さんの『砂の器』のパクリっぽいし、でもって、その殺人の動機づけがお粗末で、到底納得のいくものではなくて不満でした。

>けど,この15年前(だっけ?)の事件そのものは,
>すごく無理があるように感じました。

そうそう、本当にそうですよね!

いくらなんでも不自然だし、そんなカッとなってしまっていいのか?と、思いました。

とてもモヤモヤしてた後味の悪い作品だったので、図書館の、私の後の予約者に、「そんなに期待しない方がいいですよ」と、伝えたいくらいでした。
by: nao * 2011/10/17 18:31 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんばんは^^
湯川シリーズってトリックが理系の奇想天外だから面白いって言うイメージだったのですが、今回はトリックはそれほどでもなかったですよね。加賀刑事シリーズでもいいのでは?という感じで。
人間関係が分かって行くところは面白かったのですが、15年前の事件に関しても今回の事件に関しても、親が、大人が自分勝手だなと思いました。
恭平君のこと、何も考えていなかったのでしょうか。一生心に深い傷を与えるかもしれないと思わなかったのでしょうか。
子どもだからわかんないって舐めてたんでしょうか。
私も読み終えた後に悶々とした気持ちになりました。
by: 苗坊 * 2011/10/19 00:34 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんばんは。
ここのところ、コメントなどがお返しできなくてすいません。
いくつか、まとめてTBさせていただきます。

『探偵ガリレオ』シリーズは、奇想天外なトリックを売りにしているはずなのに、それがない、というのがまず1つ残念でした。
このトリックなら、専門知識とかは不要ですし。
仰るように15年前の事件も、と思います。

この作品は、ある意味では、『容疑者Xの献身』の悔いを湯川が晴らそうとした、という話なのかな? と思いました。
湯川の人間性を掘り下げる、というのは出来ていたと思います。
by: たこやき * 2011/10/19 20:23 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

naoさん,おはよっ♪

お返事がすっかり遅くなりました(^^;)
お元気?o(^▽^)o

> この本、近くの図書館では沢山予約が入っていて、すごい競争をくぐり抜けて借りられたのに

だよね~。東野作品はいつも予約が多すぎるっ!

> 人気のガリレオシリーズですが、もうちょっと丁寧に作って欲しかったな~。編集も、売れるからって、適当に作らせないで!

うん。いろいろ粗かったよね~。
私も納得いくものではなかったなぁ。。。
確かに『砂の器』路線だったわね~。

15年前の事件。

> いくらなんでも不自然だし、そんなカッとなってしまっていいのか?と、思いました。

やっぱり?

> とてもモヤモヤしてた後味の悪い作品だったので、図書館の、私の後の予約者に、「そんなに期待しない方がいいですよ」と、伝えたいくらいでした。

あはは!編集さん,売り方(煽り方?)が上手いよね~(^^;)

by: そら * 2011/10/22 07:59 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

苗坊さん,おはよっ♪

> 湯川シリーズってトリックが理系の奇想天外だから面白いって言うイメージだったのですが、今回はトリックはそれほどでもなかったですよね。

うん。ちょっとがっかりでしたv-8
確かに加賀刑事でもよさそう。
っていうか,「犯人捕まえれば終わりってわけじゃないだろ~」って,
加賀刑事の考え方…のような気がする。
湯川さんは,「真実一番」と思っている人…だと思ってたんだけど。。。

> 恭平君のこと、何も考えていなかったのでしょうか。一生心に深い傷を与えるかもしれないと思わなかったのでしょうか。
> 子どもだからわかんないって舐めてたんでしょうか。

犯人,浅はかだから何も考えてなかったんじゃない?

私は,犯人よりも何よりも,湯川さんが真実と向き合うことを先送りにしたことが,なんかとってもがっかりでした。

by: そら * 2011/10/22 08:26 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

たこやきさん,おはよっ♪

> ここのところ、コメントなどがお返しできなくてすいません。

いえいえ♪ゆっくりで全然だいじょーぶv-221

> 『探偵ガリレオ』シリーズは、奇想天外なトリックを売りにしているはずなのに、それがない、というのがまず1つ残念でした。

ここ,大事だよね~(*^_^*)

> この作品は、ある意味では、『容疑者Xの献身』の悔いを湯川が晴らそうとした、という話なのかな? と思いました。

私も,そこはちょっと思いました。
『容疑者X…』のときに湯川さんなりに悩んだ結果,
今までとは違う一面も見せるようになった…みたいな。
けど,科学者であることに誇りを持っている湯川さんには似つかわしくないな…って気もしました。

by: そら * 2011/10/22 08:36 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

「容疑者x」以来この作家を読まないのですが、、やっぱり、、、ですか。
by: 佐平次 * 2011/10/28 10:19 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

梟佐平次さん,こんばんはっ♪

> 「容疑者x」以来この作家を読まないのですが、、やっぱり、、、ですか。

ん~。
私は『容疑者X』まではOKだったんだけどねぇ。。。。(^^;)
そういえば佐平次さん,『容疑者X』,とても怒っていらしたなぁと,
思い出しました。
人間の自然な心理として「匿う」ってあるとは思うんだけれども。
何というか。。。
「芯」がないんだよね,この方のお話(^^;)
by: そら * 2011/10/30 19:18 * URL [ *編集] * page top↑
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