スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- ) --:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 admin page top↑
「訪問者」 恩田陸
2011 / 11 / 09 ( Wed ) 19:45:45
どこに行き着くか分からない。。。
そういう小説書かせたら,恩田さんはうまいですね~。

★★★☆☆

☆舞台を見るような会話とドラマが静かに謎を運ぶ!
山中にひっそりとたたずむ古い洋館――。三年前、近くの湖で不審死を遂げた実業家朝霞千沙子が建てたその館に、朝霞家の一族が集まっていた。千沙子に育てられた映画監督峠昌彦が急死したためであった。晩餐の席で昌彦の遺言が公開される。「父親が名乗り出たら、著作権継承者とする」孤児だったはずの昌彦の実父がこの中にいる? 一同に疑惑が芽生える中、闇を切り裂く悲鳴が! 冬雷の鳴る屋外で見知らぬ男の死体が発見される。数日前、館には「訪問者に気を付けろ」という不気味な警告文が届いていた……。果たして「訪問者」とは誰か? 千沙子と昌彦の死の謎とは? そして、長く不安な一夜が始まるが、その時、来客を告げるベルが鳴った――。嵐に閉ざされた山荘を舞台に、至高のストーリー・テラーが贈る傑作ミステリー! (Amazonより)



これ,脚本を小説化したものなんじゃないの?
って感じの作品でした。
それが悪いってわけじゃないけれど,
小さくまとまっている感は否めなかったかなぁ。

             

この作品,ちゃんと着地点がありました。

手品って,種明かしされると「なぁんだ」と急につまらなくなってしまうものですが,
それと似たような感覚がありました。

けれども恩田さんの作品って,その場の空気というか,心理というか,
そういうものに飲まれるものなのかもしれなくて。

だから着地点は,まぁ,どうでもいいっちゃどうでもよいので,
それまでがおもしろかったらいいんじゃないか…って気もします。

この作品は,そういう意味では「おもしろかった」と思います。

作者さん自身が舞台をイメージしながら書いた作品…という感じです。
閉じた空間。
そこで起こる心理劇を描くのは,
恩田さんの真骨頂でもあります。
この作品も危なげない…と言ったらちょっとおこがましいのだけれど,
期待を裏切らないだけのものがありました。

けれども私。。。

恩田さんの文章は,空気や匂いまでもが読み手に伝わる文章なので,
もっと空間的に広がりのある,そんな作品が読みたかった…かな。

はい。読者はどこまでも貪欲なのです(^^;)



スポンサーサイト

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

恩田陸 TB:0 CM:0 admin page top↑
<<「バイバイ,ブラックバード」 伊坂幸太郎 * HOME * 「屍界」 五條瑛>>
コメントの投稿 














管理者にだけ表示を許可する

 

*Comment  Thank you*
comment
trackback
trackback URL
http://xxxsoraxxx.blog11.fc2.com/tb.php/1018-aff81222
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
* HOME *
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。