スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- ) --:--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告 admin page top↑
「プリズム」 貫井徳郎
2012 / 02 / 07 ( Tue ) 14:46:57
めちゃおもしろかった!
貫井さんの作品は「読みにくい」という先入観があったけど,
これはとても読みやすく,
けれどもなかなかやりおるな…って感じだったのでした。


★★★★☆

小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。彼女の同僚が容疑者として浮かび上がり、事件は容易に解決を迎えるかと思われたが……。万華鏡の如く変化する事件の様相、幾重にも繰り返される推理の構築と崩壊。究極の推理ゲームの果てに広がる瞠目の地平とは?『慟哭』の作者が本格ミステリの極限に挑んで話題を呼んだ衝撃の問題作。(Amazonより)





貫井さん,次女が嵌っているようなので,
しばらく作品が読めそうです(*^_^*)

↓の感想,最初からネタバレです。
これから「プリズム」読む人は,絶対読まないでくださいね。


            



1人の女性の不審な死。
真相は果たしてどこに。

この作品,最後まで読んでも真相が分かりません。
1章ごとに「探偵役」が代わり,
そのたびごとに,以前の推理が破綻し。

そして浮かび上がる「1人の女性」の多面性。

なのでこの作品,
人間の多面性を描いた作品とも言えなくないけど,
けれども私,一番強く感じたのは,
「人は落ち着きどころを探すんだな」ということで。

各章の「結論」は,
決して正しくはないかもしれない。
けれどもその結論を導き出した人にとっては,
それが「真実」であり,
納得できる「事実」であり。

真実って何だろう…と改めて思いました。

人間,生きていく上で,欲しいものは自分が納得できる「解釈」であり,
それは真実とはちょっと違う。

なんかそんなことを考えたりして。

ただ。
最終章の「探偵役」の辿り着いた「真実」はあまりに悲しくて。
さっさと問いただして,さっさと疑惑を解いてほしいと思いました。

私は,事故死だったんじゃないかなぁと思うんだけどね。
んでもって,睡眠薬仕込んだのと,窓割って侵入したのは,
チョコあげたあいつじゃないかと。
…平凡すぎるかしらん。

スポンサーサイト

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

貫井徳郎 TB:1 CM:4 admin page top↑
<<「愚行録」 貫井徳郎 * HOME * 「用もないのに」 奥田英朗>>
コメントの投稿 














管理者にだけ表示を許可する

 

*Comment  Thank you*
comment
  ◆お!?◆

こんばんは。
貫井さんブーム到来ですか?(笑)

この作品は、私も好きな作品のひとつです。
自分の過去の感想を見直しながら、そらさんの感想を見たのですが……

各章の「結論」は,
決して正しくはないかもしれない。
けれどもその結論を導き出した人にとっては,
それが「真実」であり,
納得できる「事実」であり。

というのに、納得しました。
私は逆に、主観によって目が曇ってしまうこともあるのだ、という感想を書いていたのですが、これは見方を変えて同じことを言っているんだろうな、なんていう風に思います。

最後の主人公の結論jは哀しすぎるし、また、外れていてほしい、と言うのは、全く同感です。


というか、もう7年近く前に呼んだ作品なのに、しっかりと記憶に残っていたことを発見したのが、何よりもの収穫でした(笑)
by: たこやき * 2012/02/10 23:01 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆たこやきさん♪◆

こんばんはっ♪

うん。今ごろ貫井さんブーム…と言いたいところだけど,
「乱反射」でつまずいてます(^^;)

> 私は逆に、主観によって目が曇ってしまうこともあるのだ、という感想を書いていたのですが、

あ。でも解説読むと,たこやきさんのほうが正統派なのかな…って気がするよ。
私は次の「愚行録」でも,なーんか外れた読み方してるみたいだなぁと,
薄々思っていたんだけど(^^;)

>これは見方を変えて同じことを言っているんだろうな、なんていう風に思います。

あー,なるほど~~~~。
そうだったのか。と思いました(*^_^*)

> というか、もう7年近く前に呼んだ作品なのに、しっかりと記憶に残っていたことを発見したのが、何よりもの収穫でした(笑)

たこやきさんの記憶に残る作品だったのね♪
私も残りそうな気がするけど,7年はどーかなぁ(^^;)
by: そら * 2012/02/12 12:38 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんばんは。

>「乱反射」でつまずいてます(^^;)

『乱反射』は確かに、結構、辛いかも知れません。最初から、「それが悪い結果につながったんだ」というバイアスのかかった状態で読むと、鬱々としますし。
貫井さんのここ数年の作品は、単行本の発売日に買っているのですが、『乱反射』は一気に読まず、1ヶ月くらいかけでちょっとずつ読みました。
by: たこやき * 2012/02/12 19:00 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆たこやきさん♪◆

こんばんはっ♪

>最初から、「それが悪い結果につながったんだ」というバイアスのかかった状態で読むと、鬱々としますし。

そうなんよぉ~!!!
最初から「風が吹けば桶屋が儲かる」の真逆バージョンだよと
提示されていて,
何気ない日常のちょっとしたイケナイことが描かれていて。
なーんかね。この先救いがないって分かっているだけに,
599頁もある本の39頁付近までしか読めていません。

おまけに次女に,「最後まで読んでもドロ~ッとした気分になるよ」
と言われて,
読む気が失せました(^^;)

たこやきさんも,読むのに1ヵ月かかったのかぁ。

ん。これはダメだな。次いこっ!と思ったのでした(*^_^*)

…けど次女は,春休みに入って遊ぶのに忙しく,なかなか貫井さんを買ってきてくれません(←人頼み^^)

次は何がいいと思う?o(^▽^)o



> 貫井さんのここ数年の作品は、単行本の発売日に買っているのですが、『乱反射』は一気に読まず、1ヶ月くらいかけでちょっとずつ読みました。
by: そら * 2012/02/12 21:43 * URL [ *編集] * page top↑
trackback
trackback URL
http://xxxsoraxxx.blog11.fc2.com/tb.php/1025-31b8d609
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
仮説は覆され、仮説は覆され、
小説「プリズム」を読みました。 著者は 貫井 徳郎 小学校の女性教師が自宅で殺された事件 アンティーク時計、睡眠薬が混入された箱詰めのチョコレート、外された窓の鍵・・・ いかにもなミステリ状況の中 まさに推理、推理、推理なミステリー 周りの人々、教え子、同... 笑う社会人の生活【2015/03/03 17:53】
* HOME *
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。