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「エデン」 五条瑛
2012 / 03 / 31 ( Sat ) 18:13:31
たくましく生き抜くストリートギャング。
移民。
思想・信条
神。のようなカリスマ性
「日比谷暴動」

何だか革命シリーズのタネのような作品でした。

「タネ」だけに,花開かないで終わっちゃった感もあったけど,
五條さんの世界でした。

★★★☆☆

新宿のスラムで育ったストリートギャング、亞宮柾人。彼が、政治・思想犯専用特別矯正施設「K七号施設」に入れられた時、「闘い」は始まっていた!見せてくれないか、信念とやらが造り上げた楽園の姿を。(Amazonより)




            

♪世の中はいつも変わっているから
 頑固者だけが悲しい思いをする~
 変わらないものを何かにたとえて
 そのたび崩れちゃ,そいつのせいにする~♪

の「世情」がリフレインするのは,
「日比谷暴動」という言葉が,
学生運動を連想させるからなのか,
それとも最近金八先生を見たからなのか。。。


歌は思想・信条がもろくも崩れた後の虚無感が漂っていたように思うけれど,
この作品は,そもそも思想・信条自体が薄っぺらいものなんだと
暴力的に叫んでいるかのようでした。

思想よりも今日の米。
烏合の衆よりも力を持った個。
…まぁ,確かにね。
だけど私,主人公の亞宮柾人に今イチ魅力を感じなかったので,
何となく共感しかねる。という感じでした。
亞宮柾人。
ちょっとね,うまくいきすぎているというか,
内面の変化が感じられないというか,
深みのない人物でした。
それが「若さ」というものなのかもしれないけれど。。。


この作品,近未来の日本を舞台にしています。
物語全体を「近未来」というフィクションの場に置くことで,
現代社会の拘束力から自由になるという利点があると思いますが。
逆に「何でもあり」なので,作者さんがきっちりその世界を作り上げる必要があります。

その点,五條さんの描く物語世界は,
その匂いまで漂ってくるような,現実感ある世界だったように思います。

作者さんは,こういう世界を何度も何度も繰り返し想像しているんだろうなと
思わせます。

うーーーん。
もうちょっとおもしろくなりそうだったんだけどなぁ。。。
というのが正直な感想でした。

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