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曼珠沙華
2006 / 10 / 12 ( Thu ) 11:48:24
私は彼岸花が嫌い。
彼岸花の花の色は血の色だから。

私には3人の子供がいる。高2長女、中3次女、小6長男。
だけど本当はもう1人、長女と次女の間に子供がいた。子供って言えるのかな~。分かんないけど。
その子はお腹の中で死んじゃった。
まだ胎児とも呼ばれない時期だった。
確率的に育たない種もある…産婦人科での説明は、私にはすんなり受け入れられた。
今回のことは人智を越えたことだったのだと納得できた。
育たなかった子は自然に流れてしまうことが多いのだけど、
それでもお腹にとどまっている「稽留流産」の状態は、
人工的に流産させなければいけない…らしい。
まぁ要するに中絶と同じ手術やね。

なので私は手術を受けた。

手術中、夢を見た。
血の池地獄に私がどっぷり浸かっているの。
私はただ恐くて、だれかに助けてほしくて、でも意識のどこかで、この中に赤ちゃんがいるんだと知っていた。
私は1人で血の池から引っ張り出された。
ホッとしたとき、赤ちゃんの泣き声がどこかで聞こえたような気がした。

目が醒めて号泣した。自分で、何で泣いてるのか分からなかった。
悲しい気持ちはどこを探してもないはずのに。

翌日、1人でタクシーに乗って家に帰った。
道端のあちこちに彼岸花が咲いていた。
彼岸花の赤が胸を抉るようにぐさりと痛くて、私、きっと一生彼岸花がキライ、とそのとき思った。

毎年彼岸花を目にすると、やっぱりあの赤が胸を抉ってね。

…そんな話を次女にしたのが今年の冬。1月25日でした。
何でそんな話になったのかな。
ただ、「ママ、彼岸花キライなんだ~」「何で?」という会話の流れだったように思うけど。

次女は、「そうなんだぁ。」という反応だった。
私も、「そうなんだよぉ~」と片づけものを始めた。
こんな話も娘とできるようになったんだなぁなんて、
ちょっと娘の成長なんかを思いながら。

しばらくして、2階に上がっていた次女がまた私のところに舞い戻ってきて、「はい」と手紙を手渡した。

「ままへ
あのですね、私は思った事があるのです。口がうまくまわらなそうだから手紙にします。
ままの流産の話を聞いててね、花を見ると(何の花だっけ)血を思い出すって言ったでしょ。私は、これからも思い出して欲しいのです。
きれいだねってその花を見るより、すごく嫌な思いで涙が出そう(?)
になったほうがいいと思うのです。
それは、一緒に住む事も話す事もできなかったけど、3か月間(?)だけだったけどままの子の存在を忘れては欲しくないからなのです。
なんだか文がおかしいです。でも何か思ったから書いてみた(≧∀≦)♪」

…泣けて泣けて泣けて泣けて。
…泣けて泣けて泣けて泣けて。
久しぶりに、涙が止まらないほど泣きました。

彼岸花
彼岸花

今年の彼岸花は風に揺られて気持ちよさそう。
お日さまにあたって、ふんわりと気持ちよさそう。

彼岸花
彼岸花

彼岸花に「元気?」って聞いたら、はにかんだように笑ってた。
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*Comment  Thank you*
comment
  ◆◆

娘さん、優し過ぎますね。
きっとそらさんに似たのでしょう。

自分の母も姉を生む前に流産したことがあったそう。
でも、もしその時流産しなくて普通に生まれたいたら、
子供を2人しか作る気がなかった両親にとって、
自分は生まれてこなかったんだと思うと、何とも言えません。

自分は男なので、どんなに努力しようとしても、女性の本当の心情は永遠に理解出来ないことと思います。
でも、その悲しみから救うことは出来る。
そう信じてやみません。
by: パン・タロン * 2006/10/13 00:44 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

いいなあ。
お嬢さんだからこその観点だなあ。
私も長男と二男の間で流産してますが(って、生理が遅れたくらいで感じなかったくらいの超初期流産、それでも半年くらい具合悪かった)、子どもたちはそんな話しても「ふうん」でおしまいですもんねえ。いいお嬢さんです。涙でちゃいます。

くるしさ、つらさの象徴から存在していた証としての象徴にかわったときに、彼岸花がそんなふうに見えるようになるとは。人間ってふしぎ。心ってふしぎ。そらさんてすてき。
by: ぷらん * 2006/10/13 06:56 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

私も、三人目をそらさんと同じ状態で掻爬しています。
死ぬ思いをしましたv-12
私は子供達には言ってないです。いつか言えるかな~?
そらさんのお子さんとても素敵な娘さんね。
優しくて、感情表現も素晴らしい。
そらさん、お幸せねv-238

by: パステル * 2006/10/13 09:08 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

パン・タロンさん、おはよっ♪

何か、どさくさに紛れて私までホメてもらってる?(*^_^*)
にゃはは♪くすぐったいのだ(*^_^*)

パン・タロンさんからコメントが届くと、あ~、パン・タロンさん、お元気なのね、よかったよかった♪と思い、ここにも来てくださってるのね~とうれしくなります。
ありがとねっ\(^o^)/

>子供を2人しか作る気がなかった両親にとって、
自分は生まれてこなかったんだと思うと、何とも言えません。

そういう「もしも」って、どこのご家庭にもあるよね~。
何だかね、「この世に生まれてきた」ということそのものが、とっても祝福されることのような気がするの。
この世に生まれてきた人みんな、やっぱりそれなりのご縁があってその家庭に生まれてきて、今生きてるだけで本当にとってもスバラシイことのような気がするの。

>女性の本当の心情は永遠に理解出来ないことと思います。でも、その悲しみから救うことは出来る。
そう信じてやみません。

すべてを理解し合わなくても、きっといいのだと思います。
だけど理解できないからと背を向けるのではなくて、分からないことも含めてお互いを受け容れられたら、それだけで十分救われるのだと思います。何だかとっても幸せなことのように思います。
パン・タロンさんなら大丈夫♪そのままで全然OK♪
私は、そう感じているよ(*^_^*)
by: そら * 2006/10/13 11:49 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

ぷらんちゃん、おはよっ♪
そうか、お嬢さんだからこその観点なのか(*^_^*)
いやいや、娘もその場では、ただ「ふうん」って言っただけだったからなぁ。
息子さんたち、何か感じているのだけれど、それを表に出せない(出すのが恥ずかしいとか、イロイロあるもんね、男の子♪)だけなんじゃないかなぁ。

>くるしさ、つらさの象徴から存在していた証としての象徴にかわったときに、彼岸花がそんなふうに見えるようになるとは

本当に、人間ってふしぎです。心ってふしぎです。
私も、今回しみじみと、本当にしみじみとそう思いました。
ぷらんちゃん、ありがとね\(^o^)/

by: そら * 2006/10/13 12:01 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

パステルさん、こんにちはっ♪(もうお昼だ^^)

>私も、三人目をそらさんと同じ状態で掻爬しています。
そうか。。。。そうなんだ。。。。

私も、多分長女と息子にはまだ話してないなぁ。別に理由があるわけでもなく、ただ機会がないだけなんだけど。
そのうち、きっと話すこともあるでしょうね、お互いに♪

>そらさんのお子さんとても素敵な娘さんね。
優しくて、感情表現も素晴らしい。

何だかとってもホメてもらってるぞ(*^_^*)
こんなにホメてもらうことって滅多にないから、私はすご~くうれしいぞ♪
うっ。。。。だけどすご~くむずがゆくってたまらない(^^;)
パステルさん、ありがと♪
by: そら * 2006/10/13 12:14 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

私も実は彼岸花、ちょっと、です。そらさんのような記憶とは違いますが。
何を言うのか分らないからこんなこと書いてます。お休みなさい。
by: saheizi-inokori * 2006/10/13 21:54 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

梟さん、ありがと♪
梟さんがそばに来てくれたの、分かったよ。
お休みなさい。
by: そら * 2006/10/13 22:00 * URL [ *編集] * page top↑
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