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「魔球」東野圭吾
2006 / 08 / 03 ( Thu ) 16:05:10
魔球は魔球はハ~リケーン♪(byピンクレディ)

あさのあつこの『バッテリー』を読んで、オススメいただいた作品です。
オススメされたのもよく分かるな~。
本作品の孤高のエース須田武志は、『バッテリー』の主人公、巧にとても似ています。

★★★☆☆

゛魔球゛゛誘拐゛゛しかけられた爆弾゛休むことなく続く、謎・謎・謎・・・。
若き天才投手 須田武志の姿が胸にしみて忘れられない。
                         (帯より)

開陽高校野球部が甲子園に行けたのは、須田武志と北岡明の強力バッテリーあってのことだった。
大会後、北岡は犬とともに殺される。。。
それでも黙々と練習を続ける武志。
全員野球というぬるま湯に戻りたがる野球部員。
この作品、だれがかわいそうって、北岡が一番かわいそうです。
何で北岡が。。。。(T_T)
死ななくてもいい理由で理不尽に殺されたとしか思えなかった。
次にかわいそうだったのは、武志の弟の勇樹。
武志は。。。。
すごく哀れを誘うのだけれども、理解できない、したくない部分が多すぎました。
根っこが純粋なだけに、異常さもまた際立っていたように思います。
『バッテリー』の主人公巧の危うさを突き詰めてしまったような感じです。
そんな武志の性格が家庭環境によって作られたかのような記述。
たしか『白夜行』では、主人公の行為がトラウマによるものだと見られることを東野さんは否定していたように思っていたので、
初期の作品にはこういうものもあったんだな~と感じました。
作家さんの精神的な変化を感じることができたという意味でもまた、興味深い作品でした。

この作品は昭和39年のお話です。
この舞台設定は、まだドラフト制が導入されていなかった頃でないと描けない部分があったからなのでしょうか。
よく分からないけれど、契約金やスカウトという話が少しややこしくなってくるのかな。
その割には空気感が現代っぽく、昔のお話だ…ということをすぐに忘れてしまいました。
あ、でも「家族のため」という意識は、今の高校生にはあんまりないかもしれません。
その辺の犠牲的精神は、今より30年代のものなのかもしれないな~と思ったのでした。
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  ◆◆

背景が、変わりましたね~~♪
とっても、涼しげです。
水の中でも呼吸できるようになったみたいで、
新しい自分を発見できそうで、ワクワクしますね。
これからも、楽しい話題、ヨロシクね!
by: ジジママ * 2006/08/07 06:45 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

ジジママさん、こんにちはっ♪
またテンプレを変えてみました。
ちゃんと表示されてるかな~。
不安ではありますが('◇')ゞ
by: そら * 2006/08/07 12:19 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

リクエストに答えてくださり、ありがとうございました
この作品はかれこれ十年以上前に読んだ本ですけど、最後の「忘れてはならないのだ~」という一文は、いまだに鮮明に記憶しております。お母さんが勇樹に「楽しくなかった?」と問いかける場面も印象深いですね

大人からみれば「なにもそこまで思いつめなくても」と思うんですけどね。そこまで純粋な姿に胸を打たれるのも確かです。確かに捕手の彼はなんとも気の毒でしたが・・・

東野さんはけっこう漫画も読まれるそうで、前に何かのアンケートで「ベストは『あしたのジョー』と『巨人の星』」と答えてました。してみるとこの作品は「東野版『巨人の星』」と言ってもいいかもしれません。東野さん、冷めてるようでけっこう熱い人なんでしょうか
by: SGA屋伍一 * 2006/08/12 21:52 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

SGA屋伍一さん、こんにちはっ♪
>リクエストに答えてくださり、ありがとうございました
そんなそんな。私のほうこそ、オススメありがとでした\(^o^)/
なんかね、武志と『バッテリー』の巧がどうしてもダブって見えてしまい、武志の危うさに対して、すごくキツイ見方をしてしまったような気がします。
巧がこんなドツボにはまったら嫌だぁ~!という気持ちがどこかにあったような気がする(^^;)
この作品、『バッテリー』より随分前に書かれているのよね。
武志という人間を創り出した東野さん、すごい♪
おもしろい本を薦めてくださって、ありがとねっ♪

「兄貴はいつも1人だった」という勇樹の言葉が強く印象に残ります。
「青春を賭け、命を賭けて私たちを守ろうとした人がいた」という言葉も、重たい意味を持って、私の心に残っています。

>大人からみれば「なにもそこまで思いつめなくても」と思うんですけどね。そこまで純粋な姿に胸を打たれるのも確かです
そうなんだよね。根っこが純粋すぎるほど純粋なだけに、武志が不憫に思えてね。本当に、「何もそこまで」なんだよね(涙)
北岡が、『バッテリー』の豪に負けず劣らずいいヤツだっただけに、もっと違う道もあったのでは…と思えてしまって、武志、バカヤロー!だったのでした(^^;)

『巨人の星』と『あしたのジョー』ですか。
私も好きだぁ(笑)
>東野さん、冷めてるようでけっこう熱い人なんでしょうか
うんうん、きっとそうでしょう!東野さん、いいヤツじゃん(*^_^*)

伍一さん、またオススメ本を思いついたら、ぜひとも教えてくださいね♪
よろしくですo(^▽^)o
by: そら * 2006/08/13 12:49 * URL [ *編集] * page top↑
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