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「家守綺譚」梨木香歩
2006 / 10 / 20 ( Fri ) 14:27:15
眠りにつく前に読み聞かせてもらいたい本。
穏やかな時間が流れます。

★★★★☆

日常にこぼれ出る豊穣な気配。
花は人を恋い、水は友を招く。
それは、ついこのあいだ、ほんの百年すこし前の物語。
                  (文庫帯より)



物語の語り手は、若き物書き、綿貫征四郎。
なので、朗読の声は絶対に男の人。
渋くて落ち着いていて、日本語がきれいに聞き取れる人。
ということで、ご登場願ったのが城達也。
脳内劇場で繰り広げられる城達也の朗読は、夢とうつつをさまよって、
河童や小鬼の住む世界にふわりと連れていってくれたのでした。

私も河童や小鬼に会いたい。サルスベリと話したい。
私が見えないだけなのか、それとも河童も小鬼も桜鬼も人を化かす狸も、みんないなくなってしまったのか。
どちらなんだろうなぁと思いながら、
巻末の征四郎の随筆『やぶがらしの記』(漢字が出てこない)を読みます。

畢竟自分の中にある以上のもの、または自分の中にある以下のものは、見えぬ仕組みなのだ。

そうか、私には見えないだけで、きっとどこかにいるんだね。
何だか胸の奥がポッと暖かくなりました。

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*Comment  Thank you*
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  ◆◆

こんばんわ^^
TBとコメントありがとうございました。
梨木さんの作品は、良いですよね。この独特の不思議な雰囲気が好きです。
たくさんの植物をみてみたいし、たくさんの生き物?にも会ってみたいです。
こんな日本家屋なら、すんでも良いですよね~^^
by: 苗坊 * 2006/10/20 20:44 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

ご紹介、ありがとうございます!
読んでみて、河童や小鬼なんかは自分が気づいていないだけで実は身近にいるのかもしれないななんて思いました。
なんていうか、そういう感覚って愉快ですよね。

昔は「死」も今よりずっと身近なもので、街中でもそこかしこで触れることのできたものなのだとか、何かの本で読んだ記憶があります。たとえば、墓はいま見えないところへと追いやられているけれど、昔は街中を歩いていたら何処にでもある風景だったとか。

そんな時代をながく過ごしてきた人間にとって、河童や小鬼、そして高堂のような死者というのは案外懐かしい存在なのかもしれませんね。
by: 大葉 もみじ * 2006/10/20 22:36 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

おひさ。。。

今読んでいるのは塩野七生さんの本です。
って前にも言ったっけか?
『ロードス島攻防記』面白いよぉ。
by: 一陽 * 2006/10/22 16:21 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

苗坊さん、おはよっ♪
>たくさんの植物をみてみたいし、たくさんの生き物?にも会ってみたいです。
私も♪私、花の名前が今イチよ~分からん無粋ものなので、まぁ、そこからかしらん(^^;)
日本家屋ね!ススワタリも出てきそうだねo(^▽^)o
by: そら * 2006/10/23 09:16 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

大葉もみじさん、おはよっ♪
>なんていうか、そういう感覚って愉快ですよね。
そうなんだよね。なんか愉快。

懐かしい存在かぁ。。。。そうなのかもしれないなぁ。。。。
by: そら * 2006/10/23 09:20 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

一陽ちゃん、おはよっ♪
漱石の後、何か読んでるってお聞きしたけど、たしか塩野さんじゃなかったような(*^_^*)
塩野七生さんってローマ人を書いた人だよね。

そういえば、今朝の新聞に、『イタリアへ・・須賀敦子静かなる魂の旅』っていうのを11月5日夜8時から9時55分まで放送するって書いてあったよ。BSAsahiだって♪
by: そら * 2006/10/23 09:28 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

うひょ~知らなかった!
ガスちゃんのこと知らせてくれてありがとう。
録画しなくちゃ。。。
by: 一陽 * 2006/10/24 00:12 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

一陽ちゃん、おはよっ♪
私も、忘れなければ(!)見てみよっ♪(*^_^*)
by: そら * 2006/10/24 09:10 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

狸といえば「家守綺譚」は河童は出てくる、庭のサルスベリは人語を解する、死んだ友人がしばしば訪れて有益な(?)助言をしてくれる、、、という奇想天外な物語だ。死んだ友人の親の持ち家(風情がある)を家守りする作家が主人公。
妻が死んだときに幽霊とかお化けに、あってみたいものだと思ったことがある。人の住む世の中と違う懐かしさとか、優しさがあるように思いなしてしまったのだ。この小説はなんだかそういう気配を感ずる愉快な小説だ。

これはあるところに私が書いた書評の一部です。一昨年くらいだったかなあ。楽しい小説でした。
by: saheizi-inokori * 2006/10/25 16:30 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

梟さん、おはよっ♪
「愉快な小説」というちょっと古めかしい言い方(!)が、
とってもこの作品にピッタリだねv-218

私も、この作品好きだわ~(*^_^*)
by: そら * 2006/10/26 10:55 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんばんは!
この本今日了読しました。
梨木さん、良いですねぇ~
なんかこう、本来、自然の精霊と人間はこうして共存してたはずなのに、って思いました。
忘れてしまってるだけみたいな、ね。
by: hoy. * 2006/10/29 23:08 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

hoy.さん、おはよっ♪
おひさです\(^o^)/

>本来、自然の精霊と人間はこうして共存してたはずなのに、って思いました。
忘れてしまってるだけみたいな、ね。

そうそう、忘れてしまって気がつかないのは私のほうで、精霊はきっとその辺にまだいるはずだ♪みたいな気になりました。

>梨木さん、良いですねぇ~
よいですね~♪e-266
by: そら * 2006/10/30 10:14 * URL [ *編集] * page top↑
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