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「クリスマス・ストーリーズ」アンソロジー
2007 / 01 / 06 ( Sat ) 14:33:34
クリスマスの時期に読んだ本です。
緑と赤のキラキラ装丁で、クリスマスにぴったり!という雰囲気だったのですが、 う~ん、私の思ってた「心温まる優しい物語」とは違っていたかも。 定番のような「クリスマス」物語は書きたくない!みたいな作家さんたちの意地(?)だったのかもしれません。 ちょっと大人の、ビターなクリスマス・ストーリーズ…だったかな。 ★☆☆☆☆ 『セブンティーン』奥田英郎 17歳になる娘が、クリスマスイブにお泊まり。心配もあるけれど、みんな1度は通る道。お母さん由美子の心の揺れを描いた作品。 私にもお年頃の娘がいるから、由美子の心配する気持ちも、まだ早いと思う気持ちも、今日止めてもその気になればいつでもできると諦める気持ちも、後悔しないでほしいと願う気持ちも、分かります。 夫に相談しようなんてさらさら思わないその気持ちも。 分かるだけに、おもしろみのないお話でした。 地味、地味、地味。。。(-_-) 『クラスメイト』角田光代 結婚5年目にして、夫の浮気が原因で離婚に至った夫婦。 私たちが高校生だったら、こんなことも甘い思い出に変わるのにね。 『私が私であるために』大崎善生 私は夜行列車に乗る。初めての恋人との初めての別れ。 不倫関係にあったその男との別れを背負って、夜行列車に乗る。 『雪の夜に帰る』島本理生 東京からパスで1時間半。長距離というより中距離恋愛の私たち。 少しずつ倦怠期。 積もり重なった気遣いの中で、なにか大切なものが埋もれていくような気分。 だけどやっぱり。帰ろう。 『ふたりのルール』盛田隆二 園田花織、経理部勤務。クリスマス・イブの夜、営業の小林君と飲みに行った。 だけど私は不倫中。せっかく作った手料理も、ドタキャンされて、だめになる。でも。。。 『ハッピー・クリスマス、ヨーコ』蓮見圭一 とーちゃん、かーちゃんとのなりそめを話すの巻。 地味だと思った奥田さんの作品以外、もう私、感想すらありません(^^;) やっぱ、恋愛小説ってど~もダメだわ。 基本、興味ないのかも。人様の恋愛(-_-) 【こちらの記事も♪】 My Favorite Books 粋な提案 スポンサーサイト
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きらびやかな表紙が彩る6つのクリスマスストーリー。奥田英朗/大崎善生/角田光代/島本理生/盛田隆二/蓮見圭一の6人がつむぐクリスマスのお話です。だからといって楽しいクリスマスのお話ばかりではあ My Favorite Books【2007/01/08 15:46】
装丁は高柳雅人。「クラスメイト」のみ電子書籍配信サイト「タイムブックタウン」2004年5月、後はすべて「野性時代」2004年12月号掲載。・セブンティーン:奥田英朗高二の娘の明菜が友達の家に泊まりこむとい 粋な提案【2007/01/09 01:09】
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