2007/02/01
「ツレがうつになりまして。」細川貂々
とあるボランティア団体のサロン室から拝借した作品。
マンガですので、短時間で読めます。
★★★☆☆
漫画家細川さんのご主人は激務のあまり、心の調子を崩してしまい、うつになる。
ご主人の症状の推移とそれを見守る奥さんが描かれます。
「うつ」は、生来の性格に関わりなく起こる病気であること。
「うつ」は、好転と悪化を繰り返しながら快方に向かう病気であること。
「うつ」は、薬物療法で治るが、時間がかかること。
「うつ」の症状の1つとして、自殺念慮があること。
など、「うつ」になったらどのような治療を行うのか、どういう経緯を辿って快癒に至るのかを知ることができます。
あるいは、
「うつ」のときに比較的よくありがちな認知の歪みなどが描かれており、何ともきつい病気であることが、少しではあるけれども理解できるように思います。
また、それに対する周囲の援助のあり方なんかも、
反省を込めつつ、ユーモラスに描かれています。
マンガですから、軽い読み物として、あくまでもコミカルに描かれているのですが、
まぁ実際はこんなかわいいもんじゃなかっただろうと思いますし、
奥さんの心労も、「宇宙かぜ、おそるべし」と達観の境地に至るほど簡単なものではなかっただろうと思います。
けれども、周囲の人のあり方として、
うつの嵐に巻き込まれない図太さというか、
たくましさというものが必要なんだろうなと、
そんなところがうまく描かれているんだろうなと思いました。
うつで何が恐いって、「死にたくなる」気持ちになるのが一番恐い。
病気のせいで、自分の気持ちとしてその気持ちを感じてしまうのだから、たちが悪い。
何とかその日をやり過ごすしかないんだよね。
うつは心の風邪という言い方で、
だれでもかかる可能性があり、そして必ず治る病気であると
喧伝されているけれど、
それは正しい知識ではあるのだけれど、
うつは、軽く考えてはいけない病気であるという側面もまた持っていると、
多くの人が認識しなくてはいけないのだろうな…と思ったのでした。
ツレのあとがきの、
「今日も僕は生きています」という言葉に、
涙が出たのでした。
【こちらの記事も♪】
寝ていられるのになぜ起きる?
本読め東雲 読書の日々
マンガですので、短時間で読めます。
★★★☆☆
漫画家細川さんのご主人は激務のあまり、心の調子を崩してしまい、うつになる。
ご主人の症状の推移とそれを見守る奥さんが描かれます。
「うつ」は、生来の性格に関わりなく起こる病気であること。
「うつ」は、好転と悪化を繰り返しながら快方に向かう病気であること。
「うつ」は、薬物療法で治るが、時間がかかること。
「うつ」の症状の1つとして、自殺念慮があること。
など、「うつ」になったらどのような治療を行うのか、どういう経緯を辿って快癒に至るのかを知ることができます。
あるいは、
「うつ」のときに比較的よくありがちな認知の歪みなどが描かれており、何ともきつい病気であることが、少しではあるけれども理解できるように思います。
また、それに対する周囲の援助のあり方なんかも、
反省を込めつつ、ユーモラスに描かれています。
マンガですから、軽い読み物として、あくまでもコミカルに描かれているのですが、
まぁ実際はこんなかわいいもんじゃなかっただろうと思いますし、
奥さんの心労も、「宇宙かぜ、おそるべし」と達観の境地に至るほど簡単なものではなかっただろうと思います。
けれども、周囲の人のあり方として、
うつの嵐に巻き込まれない図太さというか、
たくましさというものが必要なんだろうなと、
そんなところがうまく描かれているんだろうなと思いました。
うつで何が恐いって、「死にたくなる」気持ちになるのが一番恐い。
病気のせいで、自分の気持ちとしてその気持ちを感じてしまうのだから、たちが悪い。
何とかその日をやり過ごすしかないんだよね。
うつは心の風邪という言い方で、
だれでもかかる可能性があり、そして必ず治る病気であると
喧伝されているけれど、
それは正しい知識ではあるのだけれど、
うつは、軽く考えてはいけない病気であるという側面もまた持っていると、
多くの人が認識しなくてはいけないのだろうな…と思ったのでした。
ツレのあとがきの、
「今日も僕は生きています」という言葉に、
涙が出たのでした。
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本読め東雲 読書の日々





心の風邪
偏見をもってもらいたくないなぁっていう意味で
使われているんだろうなと思うけど、風邪より
ずっと辛いですよ。周りで支える人も大変だと
思う。生き続けることも大変なんだなぁって…
それぞれの人が人間としての弱点を持ちながら、しかもその弱点ゆえに悩み鬱になったりする。
周りの人は弱点を見て「病気じゃない、怠けている」などと反応する。周りが勉強しないといけないのかも。知識としてだけでなく体験として。ともに病んでいく気持ち?つらいけれど。
>風邪よりずっと辛いですよ。
私もそう思います。
生きてるだけでまるもうけ…こんな言葉を思い出します。
>周りが勉強しないといけないのかも。
そうだね。知れば知るほど、人ごとではなく自分のこととして感じることも多いよなぁと思います。
>ともに病んでいく気持ち?つらいけれど。
いや、梟さん(^^;)そりはとても辛くて堪えられないよ。。。(>_<)
そこが、「他人ごと」の限界かなぁ。。。。
1年ほど前に軽いウツになりかけたときがあったので、
すごく気になって。。
ものすごくツライことなのに、サラッと笑えるように描いてあって、
スゴイなぁ〜、と。
ウツになりそうな人はコレを読むと「自分だけじゃないんだ」って
気持ちが少し楽になるような気がします。
そうだね、この本、立ち読みするにはピッタリかもo(^▽^)o
>ウツになりそうな人はコレを読むと「自分だけじゃないんだ」って
気持ちが少し楽になるような気がします。
少なくともmarin☆さんの気持ちが少しラクになったことが、なんかとてもうれしいなぁと思います。
それだけで、この本が世に出てくれてよかったなぁと思います(*^_^*)