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「明日の記憶」荻原浩
2007 / 03 / 20 ( Tue ) 15:21:28
暗~く落ち込みました。
「年取ったら呆けちゃった者勝ち!」なんて能天気に言っていた私ですが、
完全に正気をなくすまでの間の、何と長く辛く苦しいこと。

★★★★☆

若年性アルツハイマーって、発症の原因が分からないだけに、
誰がなってもおかしくない。
なので主人公佐伯の恐怖やあがきが、人ごとに思えません。

徐々に平仮名が多くなり、誤字が多くなり、繰り返し同じことが書かれる「備忘録」が、切なかったです。

ただ記憶をなくすだけでも「自分が自分でなくなっていく」恐怖を感じるのに、アルツハイマーは被害妄想、幻覚、不潔行為など、それまでの人格をも破壊されてしまう。
すぐ近くにある残酷な現実。

記憶が消えても、私がすごしてきた日々が消えるわけじゃない。私が失った記憶は、私と同じ日々を過ごしてきた人たちの中に残っている。



もし主人公が私だったら、こんな境地に到達することができるだろうか。

ラスト、あぁ、ここで終わるんだと思いました。
穏やかで余韻があり、ラストにふさわしいと思いましたが、
ここまで来てしまったかと、何とも胸が痛くなりました。
また、これからの介護者(奥さん)の地獄のような生活を思うと、やり切れない思いを抱いたのでした。

~追記~
私が落ち込んでいたので、長女が慰めてくれました。
「いつもボケてる人は認知症にはならないから、
ママは大丈夫!」
…これって、ありがとうと言うべきなのか???

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*Comment  Thank you*
comment
  ◆◆

こんにちは~^^
読んでいて本当に辛くなる作品でした。
実際に自分とか、身近な人がって考えると、怖いです。
映画は映像化されているので、もっと読んでいて辛かったですね。
でも、感動して、涙が止まらなかったです。
by: 苗坊 * 2007/03/21 01:15 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆ダンダン悪くなる◆

そこが一番怖いです。
最近物忘れ、勘違いが頻発して、それぞれにそうなる理由は分かるのですが、総体的に見ると前はなかったことだと思う。怖い日々です。
by: saheizi-inokori * 2007/03/21 09:21 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆ホラー小説でした。◆

私も読んでいて本当に怖かった。
いつも行っている場所への行き方も忘れてしまい、街角で迷い立ち尽くす場面などは、本物のホラー小説以上の恐怖でした。
しかし、奥さんのサポートは素晴らしかったです。
夫がああなったら自分はあそこまでできないかも・・・
本人は全部忘れるまでが地獄。
その後は周りが地獄。
忘れられない本です。
by: はまゆう * 2007/03/21 18:49 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

苗坊さん、こんばんはっ♪
>読んでいて本当に辛くなる作品でした。
ホントにそうだよね~(T_T)
感動かぁ。私は感動はなかったな。ただひたすら恐くて切なくて、どうしようもなかった。
by: そら * 2007/03/21 20:41 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

梟さん、こんばんはっ♪
>最近物忘れ、勘違いが頻発して
これはね、仕方のないことだと思うの。年を重ねれば当たり前のことだもの。
だけど「病気」として認知症と言われたら…。
私は座して待つ勇気はありません(>_<)
by: そら * 2007/03/21 20:44 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

はまゆうさん、お久しぶりっ♪
コメント、ありがと~\(^o^)/
>本物のホラー小説以上の恐怖でした。
だよね~(T_T)
私も、夫がそうなったら、速やかに施設に入っていただきたいと思いました('◇')ゞ
>本人は全部忘れるまでが地獄。
その後は周りが地獄。
うんうん、ホントにそうだよね~。
私自身が認知症と告知されたら、自殺するかも…と思いました。死ぬのを待ってる勇気はないなぁ。。。
若かりし頃、本気で自殺しようと思ったことがあって、結構いろいろ調べているのよ。
ま、そのときは親がまだ生きていたから、断念しましたけど。…「いのちの電話」のボランティア相談員をやってるヤツの言葉じゃないけどねv-8
by: そら * 2007/03/21 20:50 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆やっぱり読んでみます◆

こんばんわ、前々から観たい、読みたいと思っていた本ですが....なんか怖くて....
でも、そらさんの感想をみて、先ほど図書館で予約しました。未だに予約している人は一杯いましたが、順番が来たら読もうと思います。
ありがとうございました。
by: west32 * 2007/03/21 22:33 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

west32 さん、こんばんはっ♪
>前々から観たい、読みたいと思っていた本ですが....なんか怖くて....
と~ってもよく分かります(*^_^*)
でも、読んで損はない…かな。いろんな意味で。
>順番が来たら読もうと思います。
読んだら、ぜひとも感想を聞かせてくださいね♪
by: そら * 2007/03/22 21:23 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんにちは~。さっき、読み終わりました。
読んでいて、胃が痛くなるような小説でした。

認知症になると、こういう症状が出る。こういう行動に出る。それは、こうだからだ…なんていう知識そのものはあったんですけど、実際、当事者になってみると、そういう知識がどうのこうのじゃないんだな、というのが痛切に感じられますね。
わかっている。わかっているからこそ、そうせずにはいられない…。主人公である佐伯の葛藤、焦り…そんなものが生々しく感じられ、読むのが辛かったです。
インフォームド・コンセントの広まりであるとか、病気に関する知識の広まり、というのは、大切なことなんですけど、逆に、当事者を苦しめてしまう、というのもあるんだろうな…なんてことを感じました。
by: たこやき * 2007/06/29 12:42 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

たこやきさん、こんにちはっ♪

>読んでいて、胃が痛くなるような小説でした。

だよね~。佐伯の恐怖やあがきが、リアルに迫ってきました。
私は、ひたすら恐かったです。

インフォームド・コンセント…確かに大事なことだと思うけど、
その後のフォローがもっと大切かもしれないね。
by: そら * 2007/06/29 17:12 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

そうだね 
by: けん * 2007/08/05 23:58 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

今から感想ウ文かくんだ
みんな
ケンちゃん」」
by: けん * 2007/08/05 23:59 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

>いつもボケてる人は認知症にはならないから、 ママは大丈夫!
 娘さんに座布団一枚!
 いやいや、人のことを言ってらんないんだけど。(^^;

 ライブドア君のTBは相変わらず絶不調なようで…。
by: higeru * 2007/11/30 00:03 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

higeruさん、座布団ありがと~\(^o^)/
…って、喜んでいいのか???(*^_^*)

FC2君は、ライブドア君とも、OCN君ともあんまり仲よくしてくれません。
困ったもんです。。。。
by: そら * 2007/11/30 14:01 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

本当にいつ、我が身に降りかかってもおかしくないという意味では、凡庸なホラー小説よりは数倍怖かったですね。

ぼくもそらさんと一緒で、この病気になってしまったら、自ら命を絶つことを選択してしまうかもしれません。

まあ、そうならないように、昨日行った回転寿司では、せっせと鯖や鰯を食べました。
(経済的事情から青魚を食べていたという説もありますが…)
by: touch3442 * 2007/12/17 01:07 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

touch3442さん、こんにちはっ♪

私もね、ついこの間、学校関連の集まりをきれいさっぱり忘れてました。カレンダーにも書いて、その前の晩まで覚えていたのに、スコーンと抜けた。
翌日、「昨日、学校に行った?」と聞かれて、それでも何も思い出さなかったんだわ。
結構ビビりました(*_*)

そんなことがたび重なると(たび重なってる私^^)、この作品がとても人ごとには思えなくて、怖くて、ど~しようもなく。。。

>この病気になってしまったら、自ら命を絶つことを選択してしまうかもしれません。

…そんなことも思っちゃうよね~(>_<)

ま、今「こうなったら」の心配をするより、
よしっ!私も鯖と鰯を食べよう♪\(^o^)/
(お寿司の青魚、大好き♪)
by: そら * 2007/12/17 12:01 * URL [ *編集] * page top↑
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