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「センセイの鞄」川上弘美
2005 / 07 / 07 ( Thu ) 18:20:10
今日は七夕。
なので心洗われる恋愛ものを。

★★★★★

胸が透明な水でひたひたと満たされているような、そんなしんとした読後感でした。

センセイとツキコさんの、今まで1人で生きてきた2人がつかず離れず、そして近づいていくお話。
ツキコさんの感性が好きでした。

>恋愛というものを、自分はしにくい質なのかもしれないとしみじみ思っていた。恋愛というものが、そんなじゃらじゃらしたものなら、あまりしたくないとも思っていた。

>センセイ、とつぶやいた。センセイ、帰り道がわかりません。

>遠いような出来事だ。センセイと過ごした日々は、あわあわと、そして色濃く、流れた。

>鞄の中には、からっぽの、何もない空間が、広がっている。ただ儚々(ぼうぼう)とした空間ばかりが、広がっているのである。

ツキコさんが愛おしく思えた文章でした。
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  ◆◆

色付きの文字
お初~~(こんなところにぶら下がりで読んでもらえるのかしらん?)

「生」の弘美先生はきれいな人だ。
写真が家にある。直接会った夫も「吸い込まれそうな不思議な人」と言う。
(たぶん妻は人を飲み込む濁流だと言いたいのかもしれない)
夫が所属している俳句の結社の同人なのだ。

元来小説はよほどの私小説でない限りこの世に出されたら作者の現実とは乖離していくべきであろう。
でも、彼女に関してはその風貌、雰囲気、すべてが小説と重なり合うのだ。
不思議な人・・・・・・・・。
by: バジル * 2006/02/19 00:56 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

バジルさん、いらっしゃいませ~♪
コメント、ありがと~\(^o^)/
生川上さんは「吸い込まれそうな不思議な人」ですか~。
いや~、きっとそうなんだろうな~~~~。
うんうん。
この方の作品は、あともう1冊しか読んだことないんだけれど、(^^;)もっと読んでみたいな~と思いました。
特に「古道具中野商店」。
早く古本屋デビューしないかな~o(^▽^)o

また、気が向いたら遊びに来てね♪
by: そら * 2006/02/19 15:30 * URL [ *編集] * page top↑
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