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「砂漠」伊坂幸太郎
2007 / 07 / 09 ( Mon ) 10:47:53
北村君と愉快な仲間たちのお話。
大学生特有のゆる~い友達関係が、活き活きと描かれた作品でした。

★★★☆☆と半分

いつも鳥瞰している冷めた北村。
めっぽう元気でうるさい鳥井。
超能力をもっている、日なたのような南。
美人でクールな東堂。
そして、熱い主張を実践すべく、毎日闘っている(?)西嶋。

彼らの春、夏、秋、冬、そして春。



これ、章立てが「春」「夏」「秋」「冬」とあるだけなので、
私はてっきり1年間の出来事なのかと思っていました。
途中、違和感があったのだけど。
そしたら、最後の「春」が卒業で、1年生の春、2年生の夏、3年生の秋、4年生の冬を描いていたのね。
何だ~、やっぱり?最初から言ってくれればよかったのに~という気分。
作者のトラップなのかな。
私は、もっとすんなりスムーズに、だらだらっと読みたかったなぁ。(自分で気づけよ…とも思うけど^^;)

途中、『チルドレン』の陣内に違いない!という話題も提供されたりして、うれしかったです。

北村の、「なんてことは、まるでない」の人を食ったようなフレーズ。
最後でとても生きてきます。
何だかね、ラスト1行にジーンときた。

北村の彼女、鳩麦さんの「頭の良い人の陥りやすい罠」とか、
西嶋の、目の前のかわいそうな人をばんばん助けちゃえばいいんですよ発言とか、
会話に切れがあります。
そうだなぁと納得したくなったり、
ん???と立ち止まりたくなったり。
売れる小説の話なんか、伊坂さん、それ、自分のことでしょうとおかしくなったり。

どこか冷めてる北村君の目線で描かれた大学生活。
1つの目標目指してみんなでガンバロー的な青春物語にはならないところが、とても大学的。
ちょっと懐かしく、ほろ苦く、そして甘酸っぱく読んだのでした。

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賢くて、偉そうな人に限って、物事を要約したがるんだよ。…みんな一緒くたにして、本質を見抜こうとしちゃうわけ。実際は本質なんてさ、みんなばらばらで、ケースバイケースだと思うのに、要約して、分類したがる。(鳩麦さん)



学生時代を思い出して、懐かしがるのは構わないが、あのときは良かったな、オアシスだったな、と逃げるようなことは絶対に考えるな。そういう人生は送るなよ。
人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである。
(卒業式の学長の言葉)



ほかにも、気の利いた会話もあったけど、とりあえず。
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*Comment  Thank you*
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  ◆◆

こんばんわ^^
素敵な作品ですよね。大好きです。
大学生のときに読みましたが、良いなぁって思っちゃいましたよ^^
私は女子大だったので。
麻雀はよくわからなかったですが。
校長、良い事言いますよね~
この5人は離れ離れになっても、絆は変わらずにいてほしいです。
by: 苗坊 * 2007/07/10 20:39 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

伊坂作品のなかではとても好きな1冊です。
大学時代を懐かしく思い出しました。
「なんてことは、まるでない」が読みながら癖になってしまい、自分の感想記事にも使ってしまいました。
校長先生の言葉は、とても印象に残っています。
by: EKKO * 2007/07/10 23:26 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんばんは。
5人のキャラクターが魅力的でしたね~。
いつのまにか、いきなり4年生の冬になってたのでビックリしたことを憶えてます(笑)。
鳩麦さんに注目されてるのが、そらさんらしい視点で感心しました。
昨年読んだ伊坂さんの作品6冊のうち、最高に好きな作品です。
ご参考リンクをつけさせていただきますね…
http://1iki.blog19.fc2.com/blog-entry-173.html
by: 藍色 * 2007/07/11 01:05 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

苗坊さん、おはよっ♪

>大学生のときに読みましたが、良いなぁって思っちゃいましたよ^^
あはは!女子大だと、もう少し雰囲気が違う???
卒業してから読んでみると、同じ空気のように感じるところがあるのかも。かもかも。

麻雀、私も全然分かりませんでした。
あんな小難しいもの、よ~やるよね~o(^▽^)o

学長の言葉。私も、いいこと言うな~と思ってたら、サン・テグジュペリの引用だったんだね~。そこも、ちょっとツボでした(*^_^*)
by: そら * 2007/07/11 09:10 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

EKKOさん、おはよっ♪
私も、伊坂さんの本の中では好きなタイプです。
これくらいシンプルだと、分かりやすくていい♪

学長の言葉ね。部活が終わって、後ろ向き発言ばかりしている長女に贈りたい言葉です(*^_^*)




by: そら * 2007/07/11 09:14 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

藍色さん、おはよっ♪

>いつのまにか、いきなり4年生の冬になってたのでビックリしたことを憶えてます(笑)。

やっぱりビックリした?あれれ…でしたね~。
藍色さんも私も、根が素直なのねv-8

鳩麦さん、1人社会人で異質だったんだけど、結構好きでしたよ。
私らしい視点?エヘヘ…ほめられちゃった♪

参考リンク、ありがと~\(^o^)/
読んでない本がたくさんあったので、ついでに(!)メモしておきました♪
by: そら * 2007/07/11 09:21 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんばんは。

伊坂さんの作品はこれしか読んでいませんが、良かったです。
最初は、他愛のないつまらない会話が続くなあと思っていましたが、5人の性格や考え方などが次第に鮮明になり、各々の存在感が出てきたあたりから面白くなりました。

てっきり1年間の出来事なのかと思っていたのは全く同じでした。何となく寂寥感は感じていましたが。やっぱりこれは作者の罠にまんまとはまったんでしょうね。お見事。

私は東堂と西嶋のへんてこカップル(失礼)が好きでした。東堂が語る西嶋の言葉が素晴らしい!学長の言葉も良かったです。
by: ひろ009 * 2007/07/11 21:36 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

ひろさん、こんにちはっ♪
コメント、ありがと~\(^o^)/

ひろさんにとって、初伊坂作品だったのね。
では、次は『ラッシュライフ』なんていかが?(*^_^*)
私にはすご~く複雑で、結構読み解くのが大変だった作品ですが、ひろさんは軽々と読みこなしそう♪

>てっきり1年間の出来事なのかと思っていたのは全く同じでした
だよね~。ひろさんも同じでよかったよかった♪(*^_^*)
早く言ってよ~って感じでしたが、まぁ、仕掛け好きの伊坂さんらしいって言えば、伊坂さんらしい気もしました。

西嶋の言葉、
西嶋だけに…という実感がこもっていて、
私も、ぐっと来ました。抜き書きしてないけど(笑)
by: そら * 2007/07/12 16:05 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

どうもー

非常にシンプルで、雰囲気あってよかった印象あります。
でも、、、やっぱ、忘れてますねー。。
コレも再読したいリストに入る作品です。
by: じゅん * 2007/07/17 00:40 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

じゅんさん、どうも~♪

やっぱ忘れてる?(*^_^*)
さらっと読めちゃう作品でしたからね~。
かえって印象が残らないのかもしれないね。
でもまぁ、そのとき楽しめたのだから、それでよいのだ!v-221
by: そら * 2007/07/17 13:38 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆ぼくも引っかかりました◆

そらさん、こんばんは。

ぼくも騙された口です。
てっきり1年間での出来事だと思っていました。

まあ、途中で大けがの割には、治りが早いなあと疑問に思ったりはしましたが…

読後、しばらくは学生時代の仲間が恋しくて仕方がありませんでした。

『チルドレン』の陣内らしき人物の話題がどこに出てくるのか、一度、読み返してみないといけませんね。
by: touch3442 * 2007/07/19 23:59 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

touch3442さん、こんにちはっ♪

>途中で大けがの割には、治りが早いなあと疑問に思ったりはしましたが…

そうそう。あと、まだ1年生なのに、もう就職の話をしてるよ…とか、なんかヘンだな~とは思っていたんですけどね。
そうか、touch3442さんも騙されたクチかぁ\(^o^)/

>読後、しばらくは学生時代の仲間が恋しくて仕方がありませんでした。

私も、大学時代のみんなに会ってみたいなぁなんて思いました。どうしてるかね~(*^_^*)
by: そら * 2007/07/23 14:28 * URL [ *編集] * page top↑
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