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「千年樹」荻原浩
2007 / 09 / 11 ( Tue ) 12:44:42
どうした荻原浩?!
重たく、邪悪な気すら感じるお話でした。

★★★☆☆

短編集のような、長編のようなお話です。
こういうの、連作短編集っていうんでしょうかね。

1つの木を中心にして、時代も人も交錯します。
1つ前の短編で、主人公の友人として登場していた少年が、
大人の姿になって登場したり、
1つの短編の中で現代と過去が同時並行で語られたり。

その中で、ヒトの愚かさ、醜さ、そして小ささなど、ヒトのマイナス面が、冷徹な視線で描かれます。
意欲作なんだろうなぁと思います。
こんなにぐちゃぐちゃな人と時間をきっちり描ける作家さんの力量も感じます。

けれども。
救いのなさがやり切れなくて。
どうしようもないヤツは最後までどうしようもないヤツなのが悲しくて。
だけどそんなの、木から見ればちっぽけなことなんだという諦観にうなずけなくて。

どんよりとした気分で本を閉じたのでした。

【こちらの記事も♪】
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comment
  ◆◆

暗くて重い話ばかりでしたね。
人間の本質をえぐるような内容でしたけど、
でも、どこかで救われて欲しいなぁ~という思いが
消えませんでした。
by: す~さん * 2007/09/11 21:30 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

す~さん、おはよっ♪

そうなの。
たしかに人間の本質を描いている…のかもしれないけれど、
あまりにも救われなくて、何ともやるせない思いが募ったのでした。
これは、もう好みの問題なんだろうなぁとも思いますけれど、
私は、軽いタッチの荻原さんの作品のほうが好き♪
by: そら * 2007/09/12 10:05 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんばんは。
むかしの人たちの壮絶な生き様の数々が強烈でした。
時代がどれだけ変わっても、
人々の暮らしは決して幸せじゃないと痛感させられましたね。
荻原さんの軽いタッチの作品といえば、
新刊の『サニーサイドエッグ』がおすすめですよ!(記事あります)。
by: 藍色 * 2007/09/13 02:38 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

忘れてました~。
『午前零時』の記事もあります~(汗)。
by: 藍色 * 2007/09/13 02:40 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

藍色さん、こんにちはっ♪

>時代がどれだけ変わっても、
人々の暮らしは決して幸せじゃないと痛感させられましたね。

んなことは分かってるよぉ~。だけどさ~(-_-)…って感じでもあったよね(*^_^*)
『サニーサイドエッグ』…オススメなのね!図書館の予約が、あと2人と迫りました。もうすぐ読めるぞ♪うれしいぞっ\(^o^)/

『午前零時』…教えてくださってありがと~♪
遊びに行くねっ☆
by: そら * 2007/09/13 16:30 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

どうもー

そうですねーー終始、暗い雰囲気でしたね~
でも、「バァバの石段」があったりもして、
読み終えた印象は、悪くなかったですね。
その構成とか、ことりの木の存在とかが印象に残りました。
by: じゅん * 2008/06/18 13:40 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

じゅんさん,どうも~♪

『バアバの石段』…なぁんとなく覚えているけど,なぁんとなくしか覚えてないv-356

この間から気になって仕方ないです(笑)
by: そら * 2008/06/18 17:12 * URL [ *編集] * page top↑
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