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「川の光」松浦寿輝
2007 / 11 / 01 ( Thu ) 09:32:11
梟さんのところで気になった作品です。
最初はとっつきにくかったけど、ドキドキハラハラ。
おもしろかった\(^o^)/

★★★★☆

チッチとタータはねずみの兄弟。
お父さんと一緒に川のほとりに住んでいる。
ある日、川で工事が始まった。
「川の光を求めて!」
タータたちの冒険が始まる。



とっつきにくかったのには、2つ理由があります。
1つは、文章がとても文学的なこと。
何だか翻訳本を読んでいるみたいで、こういう高貴な文章は、
私、ちょっと苦手(-_-)

でも、話が進むにしたがって、
スピード感が出てきて、どんどん読みやすくなっていきました!

もう1つの理由は、名前。
ねずみのチッチにタータ。
猫のブルー。
ほかにもいろいろ。
すご~く擬人化された描写が、最初は何だか気恥ずかしくて。


タータの冒険には、まぁ、いろいろと意味づけがあるんだろうなぁと思います。
だけど私はそんなことより、タータたちの冒険に釘付け。
ドキドキハラハラの連続でした。
次から次へと襲いかかる難題。
最後の最後まで気が抜けない展開。
思いがけない手助け。

おもしろかったなぁ。

しばらくタータたちの世界に浸っていたくなりました。

挿絵も、いつかどこかで見たような、柔らかいタッチのかわいい絵。
裏表紙の地図も大好き。

最終章の変にくどい哲学的な文章は、私は要らないと思います。
さらっとスルーしてしまいました。
作者にしてみれば、ここが一番力の入ったところなのかもしれないけれど。
作者さん、ごめんなさいなのでした。

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  ◆おんなじです。◆

私も最初はちょっと引けたのですが、だんだん。
わざとそういう書き方をしているのでしょうね。松浦さんの「半島の先」だったか他の小説も一、二読みましたが、まるで違う文章です。それもいいですよ。
by: saheizi-inokori * 2007/11/01 12:12 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆おひさ。。。◆

久々本を読んでいます(爆)

風の男白洲次郎を読み終わったところ

銀河鉄道の夜でも読もうと思っています。
by: 一陽 * 2007/11/01 19:22 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

梟さん、こんばんはっ♪

>私も最初はちょっと引けたのですが、だんだん。

だよね~♪
ほんと、だんだん。
とってもおもしろかったし、「いい時間」が過ごせたような気がします。
梟さん、ありがと~\(^o^)/

松浦さんって、東大の教授か何かの人なのね。
ほかの小説は難しそう(>_<)と思っていたけど、
「それもいい」のかぁ。
そのうち読んでみようかなぁ(*^_^*)
by: そら * 2007/11/02 23:49 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

一陽ちゃん、こんばんはっ♪

>久々本を読んでいます(爆)

あはは!一陽ちゃんは、本どころじゃなかったものね~♪

「白洲次郎」は、一陽ちゃんの上のコメントにある梟さんが読んでいらしたなぁ。
カッコいいんだよね。
表紙だけ(*^_^*)覚えてます。

『銀河鉄道の夜』…これ、大人になってから読むと、また違った味わいがあると思う!
宮沢賢治は再読してみたい人の1人です。

読んだら感想聞かせてねっ☆
by: そら * 2007/11/02 23:53 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆No title◆

こんばんは。
今夜もお邪魔しますね。

次々と迫る危機がスリリングでしたね。
最後までとっても面白く読めました。
挿絵も可愛くてよかったです。
by: 藍色 * 2008/01/10 02:35 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆No title◆

藍色さん、こんにちはっ♪

うんうん、最後の最後まで冒険また冒険!
おもしろかったねっ☆

私も、挿絵がとても好きでした。
すごく懐かしい感じがしたんだけど、児童書に描いていた方なのかしらね。
by: そら * 2008/01/10 17:25 * URL [ *編集] * page top↑
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