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「不安な童話」恩田陸
2008 / 01 / 15 ( Tue ) 15:36:56
ある意味、ミステリーらしいミステリー。
オチのある作品でした。

★★★☆☆

私は知っている、このハサミで刺し殺されるのだ―。強烈な既視感に襲われ、女流画家・高槻倫子の遺作展で意識を失った古橋万由子。彼女はその息子から「25年前に殺された母の生まれ変わり」と告げられる。時に、溢れるように広がる他人の記憶。そして発見される倫子の遺書、そこに隠されたメッセージとは…。犯人は誰なのか、その謎が明らかになる時、禁断の事実が浮かび上がる。(Amazonより)




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たこの感想文
苗坊の読書日記



美しい旋律の底流に流れる低音が、不安感をかき立てられる。
…恩田さんの作品には、そんな雰囲気がつきまといます。
この作品も、その1つだと思います。

この作品、モチーフの割には軽いタッチかな。
不可思議な状況をどこかおもしろがっている登場人物が出てくることで、
緊迫感が削がれています。
それはそれで、いい味出してると思います。

「禁断の事実」は言い過ぎなような気がするけれど、
ミステリーらしく伏線なんかもあったりして、
実は練られた作品のような気がします。

ただ。
作品中に真実が示されていても、「それが真実とは限らない」と思わせる。
真実とは各個人それぞれに違った姿を見せているのだ、と感じさせる。
ラストを迎えても、物語は終わった気になれない。
いつの間にか、物語が物語の枠を越えて、読む側の心象世界に浸食してくる。
…そんな恩田さんの作品の特徴というか、おもしろさがなかったかな。

この作品を、ミステリーとしてよくできているととるか、
まとまりすぎてつまらないととるか、
読む側の好みの問題でしょうね~。

まぁ、こんな作品も、恩田さんは書くんだなということで(*^_^*)

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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*Comment  Thank you*
comment
  ◆こんばんわ。◆

TBとカキコありがとうございました。
恩田さんの作品には珍しいホラーという感じでした。
怖かったですね^^;
面白かったですが。
by: 苗坊 * 2008/01/23 21:31 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

苗坊さん、こんにちはっ♪

怖かった?
私はそんなに怖くなかったなぁv-8
今読んでいる『禁じられた楽園』のほうが怖いよ~~~。
苗坊さんは…きっと読んでいるよねv-221
読んだら、遊びに行くねっ☆
by: そら * 2008/01/24 15:38 * URL [ *編集] * page top↑
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不安な童話 恩田陸
不安な童話 女流作家・高槻倫子の遺作展へ行った古橋万由子は強烈な既視感に襲われた。 高槻の息子、秒に「あなたは25年前に殺された母の生まれ変わり」と、告げられる。 半信半疑のまま、万由子は秒と共に倫子が残した4枚の絵を彼女の知り合いに渡していった。 し... 苗坊の読書日記【2008/01/23 21:12】
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