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「ウォッチメイカー」ジェフリー・ディーヴァー
2008 / 02 / 26 ( Tue ) 14:06:07
ジェフリー・ディーヴァー。
どんでん返しに次ぐどんでん返し。
ジェットコースターストーリー。
お噂はかねがね聞いておりました。

『ボーン・コレクター』で、あまりのグロさに投げ出して以来の再挑戦です。

★★★☆☆

2段組、511ページの大作です。

残虐な殺され方をした死体のそばにはアンティークな時計が1つ。
それ以外の証拠物件は何もなし。
凶悪かつ巧妙な殺人が連続して起こる。
殺人者ウォッチメイカーの目的は?
次に狙われるのはだれ?



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梟通信




この作品で、キャサリン・ダンスがシリーズ初登場を果たします。
尋問のプロです。
ちょっと松岡圭祐の心理学シリーズを思い出したりします。

噂に違わず、一転二転三転と、物語後半になるにつれ、
どんどんスピード感が出てきます。
だけど、醍醐味である「どんでん返しのおもしろさ」は、
昨日の「薔薇のない花屋」の意外性に比べると、
期待したほどではなかったかな。
比べるものではないかもしれないけれど。
どんでん返しというのは、その前に間違った情報をいかに読者の思い込ませるか…
がミソな気がします。
この作品、比較的最初のほうからウォッチメイカーの人物描写が並行しており、
そこから抱くイメージが第一の真相と一致していませんでした。
なので最初のどんでん返しは、「残りのページ数もこれだけあるし、絶対ブラフだ」と、
読者も予想ができるわけで。
どんでん返しされた後、見えていた物語世界がガラッと変わる…ということはありませんでした。
その後のどんでん返しも、どちらかというとウォッチメイカーの第一印象にどんどん近づく方向に進むので、ビックリ仰天という感じではありませんでした。
が。
どんどん近づくその感じは一種のすっきり感も生まれ、
それはそれで、よくできた映画を観ているような気持ちよさがあったように思います。

この作品が作者の母国以外でも受け入れられるのは、
その国特有の社会問題や宗教的背景などに彩られることなく、
シンプルにストーリーのおもしろさを堪能できる
その普遍性にあるのだろうなぁと思ったのでした。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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*Comment  Thank you*
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  ◆◆

本については、読んでいないので、コメントできませんが…

>昨日の「薔薇のない花屋」の意外性に比べると、
>期待したほどではなかったかな。

第1話以降ほとんど見ておらず、この回、偶然、最後の15分だけ見ました。竹内結子がビデオをみて、驚いているシーンをみて、何にそんなに驚いているのか全く分からなかったのですが、そんなに大どんでん返しだったんですね(^^ゞ

by: nagayume * 2008/02/27 10:41 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆どんでん返し◆

それよりもダンスなどの人物描写が面白かった。
この作者は最初の方がいいですね。
by: saheizi-inokori * 2008/02/27 11:58 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

nagayumeさん、こんばんはっ♪

>そんなに大どんでん返しだったんですね(^^ゞ

そ~なのよ~奥さん。(って、だれが^^)
少なくとも私は、びっくらこきました。
野島伸司、やるなぁと思いましたよん♪

by: そら * 2008/02/27 20:29 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

梟さん、こんばんはっ♪

あれ、この作品、梟さんのところでも取り上げていたんだったっけ?
ダンスの尋問の目の付け所とか、
おもしろかったよね。
最初のほうの作品。梟さんは何がオススメ?
by: そら * 2008/02/27 20:36 * URL [ *編集] * page top↑
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面白いことは面白いが ジェフリー・ディーヴァー「ウオッチメーカー」(文藝春秋)
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