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「インターセックス」 帚木蓬生
2009 / 04 / 30 ( Thu ) 17:33:57
あら,この方の作品,このブログではお初ですね~。
以前に『閉鎖病棟』を読んで,かなーりショックを受けました。
これは,…なんつーか,真面目な解説書?(*^_^*)

生殖と移植では「神の手を持つ名医」と評判の岸川卓也院長が率いる、贅沢な施設と高度な医療を誇るサンビーチ病院。泌尿婦人科医の秋野翔子は岸川に請われてこの病院に勤務することになった。そこでは性同一性障害やインターセックスの患者たちへの性転換手術やさまざまな治療が行われていた。翔子は「人は男女である前に人間だ」と主張し、人知れず悩み、絶望の淵にいた患者達のために奔走する。やがて翔子は、彼女に理解を示す岸川の周辺に不可解な変死が続いていることに気づく…。神が創り出した少数派の人間たちの魂の叫び、身体と魂の尊厳。医学の錯誤を見据える世界初テーマに挑む、衝撃と感動のサスペンス大作。 (Amazonより)




              


九州のサンビーチ病院,いいわ~。
私も,入院するならこんなところに入院したい。

と思ったのですが。

ふむふむ。やってることを聞いてみると,
なんかちょっと怪しげですね~。

うーーーーーん。

…と,本作の内容に関係ない感想から入りましたが。

この作品,帚木さんの前作,『エンブリオ』の続編という側面もあったようで。

そうか。だから,岸川がえらく怪しげな割には,今イチ内容に絡んでなかったのねと思ったのでした。

私,読む順番,間違えたっぽい。
今,『エンブリオ』の上巻を読んでいる最中なのですが,
こちらを読めば読むほど,そう思います。はい。

この作品,「サスペンス」と紹介されていますが,
タイトルでもある「インターセックス」とサスペンスは,ちょっと噛み合ってない感じがあります。
しかも,サスペンス部分は,前作とのつながりがわからないと,ちょっとピンと来ない部分が多いです。
まぁ,この作品だけを読んで,おもしろいか,おもしろくないかと聞かれたら,おもしろくない…ってほうに入るんじゃないかなぁ。。。

あ,でも,インターセックスについて,素人がそこそこの知識を持つには,
なかなかよい解説書なのかもしれません。

私自身,インターセックスって両性具有…としか知らなくて,それが大きく3種類に分けられるってことも,実際に多くの患者さん(と言っていいのだろうか)がいらっしゃるということも,
ましてや,この方たちの苦悩とか,今現在行われがちな医療行為とか,その是非とか,
なーんにも知りませんでした。
そ,そうだったのか。。。。と思ったのでした。

黒い箱に白い中身を入れようとするのが性同一性障害,
初めから箱の色が白でも黒でもないのがインターセックス,
という説明,結構分かりやすかったです。

ただねぇ。
いや,文句言っちゃいけないんだろうが。。。。
主人公の翔子さん。
すんごい生真面目で,読んでいて何だか疲れました。
まぁ,背景を知れば,これまた,そ,そうだったのか。。。。なのですが。

翔子さんの考え方,私はすべて賛成ではありません。
が,彼女の考え方って1つの理想…なのかなぁとも思います。

サンビーチ病院,これからどこに行くんでしょう。
翔子さんくらい生真面目な方が舵取りをされるのだから,
きっといい病院になるんだろうなぁなんて思ったのでした。

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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

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*Comment  Thank you*
comment
  ◆あい(^O^)/◆

題名に惹かれて図書館に予約を入れました。

いや、そらちゃんの感想を読んでますます興味がわいたのがホントのところでし(^^ゞ
by: バジル * 2009/05/03 21:58 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

帚木蓬生さんの医療ものは,海堂さんのとちがって(←こちらをけなしているのではないです)「笑う」要素が少なく,よくいえば「考えさせられ」,また「肩がこる」ぐらい真剣勝負であるなぁ,と。しばらく読んでないや。笑うものばっかり選択している感じです。
by: hontaka * 2009/05/06 09:43 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

hontakaさん,おはよっ♪

帚木さんと海堂さん。
私も,ついつい比べてしまいました(*^_^*)

帚木さん,

>「笑う」要素が少なく,よくいえば「考えさせられ」,また「肩がこる」ぐらい真剣勝負であるなぁ,と。

うんうん。海堂さんに比べて,直球ストレートって感じがありますよね。
(hontakaさんおっしゃるとおり,どちらがいいとか悪いとか,そういうことじゃなく,「違い」はそこにあるような。。。)

そして,
「世間に知ってもらいたいこと」「考えてもらいたいこと」「訴えたいこと」が明確であるという点が,
お2人に共通しているところだよなぁとも思いました。

私も,こんなに生真面目な作品を読んだのは久しぶり。
ちょっと新鮮でしたv-8
by: そら * 2009/05/07 08:55 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

バジルさん,おはよっ♪

>題名に惹かれて図書館に予約を入れました。

あはは!
この本,電車で読む勇気はありませんでした('◇')ゞ

> いや、そらちゃんの感想を読んでますます興味がわいたのがホントのところでし(^^ゞ

あら,うれしい\(^o^)/
もしよかったら,感想なども教えてね♪

私も,バジルさんの記事を見て,『母が重くてたまらない』を読んでみました。
娘に「何でこんな本読んでるの?ママには関係ないじゃん???」と言われたのが,何だかちょっとうれしかった…かな(*^_^*)
by: そら * 2009/05/07 09:03 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆読んだよ◆

途中から翔子さんはめしかして…と思ったら大正解でした。

法医学→病理を一旦は目指したので、内容にはとても惹かれましたです。
でも結局は挫折したように、私にはこの本も重すぎましたですf^_^;

サンビーチ病院、どうみても胡散臭いよ(笑)
by: バジル * 2009/06/14 22:10 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

バジルさん♪

これ,ド真面目だから,読むのにもエネルギーが要るよね~(>_<)

> 途中から翔子さんはもしかして…と思ったら大正解でした。

うぉっ!私は,衝撃の告白シーンまで,ぜーんぜん分からなかった。
そうかぁ。途中で分かったのかぁ。
…さすがっ\(^o^)/

> 法医学→病理を一旦は目指したので、内容にはとても惹かれましたです。

えーっ!そうだったん?
では,海堂尊の『螺鈿迷宮』とか,横山秀夫の『臨場』とか,いかが(*^_^*)
法医学を扱っていたような気がするってだけだけどv-8

> サンビーチ病院、どうみても胡散臭いよ(笑)

だよね~。いかに胡散臭いことをしていたかを知りたければ,
『エンブリオ』などを(^_-)-☆

by: そら * 2009/06/15 19:06 * URL [ *編集] * page top↑
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