FC2ブログ
「ブラザー・サン シスター・ムーン」 恩田陸
2009 / 05 / 16 ( Sat ) 13:58:01
ほほー。恩田さんって1歳しか違わないんだ。
どうりで大学の雰囲気に既視感があったのね。

★★☆☆☆

ねえ、覚えてる? 空から蛇が落ちてきたあの夏の日のことを――
本と映画と音楽……それさえあれば幸せだった奇蹟のような時間。
『夜のピクニック』から4年、恩田陸が贈る、青春小説の新たなスタンダードナンバー誕生!
(Amazonより)



Amazonでは高評価です。
とつけ加えておこう(*^_^*)


【こちらの記事も♪】
苗坊の徒然日記

              

そうか,これは青春小説だったのか。

第1話。
主人公は,何かを話したいのだけれど,なかなか話す決心がつかない…みたいな逡巡を繰り返し,
繰り返し,繰り返し。。。
「話したくなければ,話さなくてもいいよ」って気になってしまった…という最初の時点で,
私,この作品とは相性が悪かったみたいです。
要するに,聞く気が失せた???

まぁ,読んでみると,うんうん分かるなぁ,その感じ。
臆病さと過剰な自意識。
だれにでも思い当たるところがあるんじゃないかなぁとも思ったのですが。

あるいは。
「私は女子大生ではなく,女子学生だった」(文章曖昧)というモノローグに,
言い得て妙と思ったり。
あの頃,世の中は女子大生ブームで,華やかな生活が取り沙汰されていたけれど,
結構地味~に暮らしていた女子大生も多かったんだよね~なんて。
意外と共感なんかもしたのです。

主な登場人物は3人。
そのうち1人は小説家になり,もう1人は映画監督になり。
(あとの1人は音楽に目覚めていたけど,何になったのかは語られていませんでした)

当時,同じ空気を吸っていた何者でもない若者が,今は何者かになっているのねぇと,
自分自身を省みて,何だかちょっと落ち込みました。
いつもは愛おしい何でもない毎日が,ちょっとくすんで見えた瞬間ではありました。

スポンサーサイト



テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

恩田陸 TB:2 CM:8 admin page top↑
<<「猫を抱いて象と泳ぐ」小川洋子 * HOME * 「浴衣の次に着るきもの」鳥羽亜弓>>
コメントの投稿 














管理者にだけ表示を許可する

 

*Comment  Thank you*
comment
  ◆◆

いやいやいや。
私も華やかな「女子大生」幻想の陰の地味な学生だったからよくわかる。
ただ、たどる道は華やかそうでも、今の年までくると、残された道はみな似たりよったり。
私が覚えている一番華やかなグループにいた某女史は、なんと30代から親の介護に追われていたのを新聞投稿で知ったの。(本人が投稿)
禍福はあざなえる縄のごとしというか。(当時彼女が私を見る目は…彼女はほんとに世間知らずのお嬢ちゃんだったのね、としか書けないわ。今なら…どうなのかな。わかんないな)

そらちゃんはそらちゃんで地道にしっかりここまで来てるじゃないの。
日本の社会にとっては損失だったかもしれないけど。

数年後、私たちも親の介護に追われてるかもしれないし。
この小説の主人公たちも介護に疲れているかもしれないよ。
by: ぷらん * 2009/05/16 17:01 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆そうだねぇ◆

恩田さんは8歳年下ということもあって、私はこの小説を読んだ時にかなりの違和感を抱いたのでした(笑)
ついでに言えば35年近くも前だと、東京での学生生活と地方のそれとの間にはかなりの隔たりがあったようで。
地方の大学生は「東京の学生はみーんな川沿いの3畳一間の裸電球の小さな下宿で半同棲していて、彼氏彼女と手ぬぐいまいて一緒にお銭湯に行って、お金がなくなるとキャベツばかりかじってて、傷つけあいながらもお酒を飲んで『好き』って言って許し合ったりする」って想像していたものです。
なんたってカルチャーがなかったからねぇ、地方には(自己所有のテレビや電話もなく、唯一のラジオは民放が一局しか聞こえなかった時代・・・)。
でもそういう昔を思い出させてくれたから、その意味ではこの本に感謝。
同名の「ブラザー・サン シスター・ムーン」の映画もチョー懐かしいしぃ。

>当時,同じ空気を吸っていた何者でもない若者が,今は何者かになっているのねぇと,自分自身を省みて,何だかちょっと落ち込みました。

あはっ、同じです。
「他人は他人、自分は自分。これでいいのだ。」を通している私でも時々はそう思います。
でも、ま、そう思ってもどうにもならないから「今度生まれ変わったら・・・」って妄想することにしています。
by: バジル * 2009/05/18 15:26 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆30年前くらいの話?◆

読んでいないからなんともコメントのしようがないのだけど。。。

私の学生時代はギター弾いてました。一応歴史のお勉強もしてた。

時々赤坂のディスコいってた。。。伝説のビブロス。。。
by: 一陽 * 2009/05/19 14:21 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

ぷらんちゃん,こんにちはっ♪

いやいやいやいや。温かいお言葉をありがとね(*^_^*)
残された道は似たりよったりかぁ。
私は,10年前に高校のクラス会に行ったきりだから,
学生時代の友達が今どうしているのか,よく知らないけど,
そのとき,ぷらんちゃんとは逆に,
「それぞれ変わらない」と思ったなぁ。
華やかだった子は華やかで,
甘え上手だった子は甘えん坊で,
頼られるタイプの子は仕事を任され,
向上心あった子はやっぱり頑張り続けていて。。。
今会うと,また違ってくるのかなぁ。

私は,もともとマイペースで,人のことが気にならないタイプではあるのだけれど,
まぁ,そういうクラス会に顔を出したときと同じ気分になったのかも。。。
と,思います。

ちょっと落ち着くと,結局,ま,いっか♪ってことになるんだけどねv-8

介護ね。
いつか行く道ではあるよね。
うん。
by: そら * 2009/05/20 16:49 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

バジルさん,こんにちはっ♪

> 恩田さんは8歳年下ということもあって、私はこの小説を読んだ時にかなりの違和感を抱いたのでした(笑)

なるほど(*^_^*)

> 「他人は他人、自分は自分。これでいいのだ。」を通している私でも時々はそう思います。

私も,「人は人」って思ってる。
それでも,何となくぶれるというか,揺れるというか,
「本当にこれでよかったのかなぁ」なんて思うときも,
たまにはあるよね(*^_^*)

> でも、ま、そう思ってもどうにもならないから「今度生まれ変わったら・・・」って妄想することにしています。

そうか。
私は,「まぁ,別にいいか」といつの間にか元に戻る…かな。
どんな人生も,傍目で見るほど,ラクじゃなかろう…と思ってしまいます(*^_^*)
by: そら * 2009/05/20 17:04 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

一陽ちゃん,こんにちはっ♪

そうだね~。30年くらい前のお話…かな。

> 時々赤坂のディスコいってた。。。伝説のビブロス。。。

あら,あのガッコ,ディスコに行ったら退学じゃなかったんだv-8
by: そら * 2009/05/20 17:05 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんばんわ。TBさせていただきました。
恩田さんの作品は、今まで大体読んできて、拍子抜けしてもしなくても(失礼な事言ってます^^;)
好きな作品で、引き込まれるものばかりだったのですが、今回はダメでした。
ここまで、えーっていうのは初めてかもです。
タイトルの映画も分からなかったですし、恩田さんと世代が違うって言うのもあるのかもしれないです。
バブルの頃なんて、物心ついていないので。
うーん。残念でした。
by: 苗坊 * 2009/05/29 00:02 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

苗坊さん,こんにちはっ♪
いつもTBありがと~\(^o^)/

>今回はダメでした。
> ここまで、えーっていうのは初めてかもです。

そうだよね~。苗坊さん,年代が違うもんね。
年代がバッチリ同じな私でも,何だかなぁ。。。いつもの恩田さんのように引き込まれないなぁな作品だったものv-8

まぁ,次に期待しましょ♪


by: そら * 2009/05/31 16:19 * URL [ *編集] * page top↑
trackback
trackback URL
http://xxxsoraxxx.blog11.fc2.com/tb.php/810-caa25576
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
こんにちは。
すっかり5月病です>< たまには日記でも書いてみようかな、と思うのですが…。 ☆diary☆【2009/05/20 10:31】
ブラザー・サン シスター・ムーン 恩田陸
ブラザー・サン シスター・ムーン ねえ、覚えてる? 空から蛇が落ちてきたあの夏の日のことを―― 本と映画と音楽……それさえあれば幸せだった奇蹟のような時間。 最初の印象は、「この作品は本当に恩田さんの書いた作品なのか…」でした。 「夜のピクニック」から4... 苗坊の徒然日記【2009/05/28 23:59】
* HOME *