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「KUNIMORI」 五条瑛
2009 / 10 / 01 ( Thu ) 20:56:00
北朝鮮が絡みながらハードボイルドでない作品。
余韻の残る作品です。
こういう作品も,私,好きです。

★★★★☆


東京下町の貸しスタジオと共に、複数の賃貸物件を伯母の遺産として相続した武原耕太。勤め先を辞め、スタジオ経営に専念する彼だが、同じビル内の会社「デプラ」が夜逃げしたことを知る。また、それと前後して、「デプラ」の関係者と思われる男たちが、次々と耕太の前に現れ始めた。伯母の名を言いながら「たすけてくれ」と繰り返す彼らと「デプラ」の正体、そして、亡き伯母の秘密…。それらを調べ始めた耕太の下へ、ある日、潤という少年が伯母を訪ねてきた―。国家とは、愛の在り方とは何かを問う著者渾身の書き下ろし長篇ミステリ。(Amazonより)




珍しくAmazonに感想の書き込みがまだ一件もありません。
めちゃくちゃ新刊なのね♪
これ,いいですよぉ~と,Amazonカスタマーの方々に言ってみる(*^_^*)

子どもを育てるということは,ある一定の価値観を与えることで,
一種洗脳のようなものかもしれない
と思ったのでした。



【こちらの記事も♪】
新・たこの感想文


            

主人公・耕太は,幼い頃,両親の不仲により寂しい思いをしていた。
耕太の前に現れた潤もまた,保護者が「子育て」ではなく,もっと大きな思想に(?)のために,
やはり寂しい思いをしている。

耕太は,子どもを一番に考えない親や保護者(おじいちゃん)に対して腹立たしく歯がゆく思い,
潤を自分で育てようとまで考える。
潤の父親や祖父と耕太の違い,この辺に育ってきた「国家」の違いを感じます。
私も耕太の気持ちにとても共感するけれど,
でもそれは「当たり前」であり,「常識」である…わけではないのかもしれない。

それでも分かり合えるって,どういうことをいうんだろう。
なんかそんなことを思いました。

「人間って奴は,外で何が起きているかよりも,家の中で何が起きているかを一番気にするもの」
「家の中の音を一番聴きたがっているのは,実はその家に住んでいる人間だった」

…にゃるほどね。
防衛省では「制服組」と「背広組」って言い方があるそうで。
現実にも,こんなことが起こっているかもしれないなぁなんて
ちょっと妄想したのでした。


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  ◆◆

こんばんは~。
北朝鮮、諜報、家族の話…なんていう材料は『スリー・アゲーツ』と同じだけど、同じ材料を使って別の料理を作った作品だな、というのを読んでいて感じました。
『スリー・アゲーツ』の葉山、チョンの苦しみ、葛藤もわかるものの、あくまでも「わかる」レベルなのに対して、この作品の耕太の立場は、普通に暮らしている日本人の感覚に近くて共感できる、というような感じがしました。まぁ、流石に、お人好し過ぎやしないか? とは思いましたけど、潤くらいに素直な少年の面倒を見ていると、そういう気持ちにもなるんでしょうね(笑)

ところで…
>これ,いいですよぉ~と,Amazonカスタマーの方々に言ってみる(*^_^*)
Amazonにレビューを書いた方が良いですか?(笑)
by: たこやき * 2009/10/08 20:34 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

たこやきさん、おはよっ♪

> 北朝鮮、諜報、家族の話…なんていう材料は『スリー・アゲーツ』と同じだけど、同じ材料を使って別の料理を作った作品だな、というのを読んでいて感じました。

おーっ!確かに!
『スリー・アゲイツ』のことなんて、思い出さなかったよv-8
でも、言われてみれば同じ素材で別の料理…ってよくわかるわ~\(^o^)/

>まぁ、流石に、お人好し過ぎやしないか? とは思いましたけど
>潤くらいに素直な少年の面倒を見ていると、そういう気持ちにもなるんでしょうね(笑)

耕太、いいヤツでしたね。
おばさんが全遺産を譲りたくなる気持ちもわかったりして。
将来、いいお父さんになりそう…(*^_^*)

> ところで…
> Amazonにレビューを書いた方が良いですか?(笑)

あはは!
たこやきさんの文章力で、ぜひとも皆さんにオススメしてあげてくださいなっv-218
by: そら * 2009/10/09 09:17 * URL [ *編集] * page top↑
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著者:五條瑛 KUNIMORI(2009/02/24)五條瑛商品詳細を見る 息子のようにかわいがってもらった伯母の遺産を引き継ぎ、住居と職場、2つのマンショ... 新・たこの感想文【2009/10/08 20:28】
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