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「SOSの猿」
2010 / 06 / 24 ( Thu ) 20:31:02
読むのに時間がかかりました。
なかなか意欲作だと思うけど,
これ,おもしろいんだろうか???
という素朴な疑問(^^;)

★★☆☆☆

ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。そして、斉天大聖・孫悟空ーー。物語は、彼らがつくる。伊坂幸太郎最新長編小説。 (Amazonより)



いや,だからといって,
つまんないっ!と投げ出すほどではなかったです。はい,決して。








            


伊坂さんの初期作品を思い出すと,
カカシが当たり前のようにしゃべったり,
時間軸がぐちゃぐちゃだったりしてましたねぇ。
「SOSの猿」は,何となくそっち方向といいますか,
原点回帰の作品なのかな,という気がしました。
ホントは伊坂さん,こういうとっつきにくく複雑なストーリー展開がお好きなのかもしれないなぁ…なんて。
そういう意味でいくと,この作品は,自分の書きたいものを書いてみたのではないかしらん。

…なんだかそんな感じを持ちました。

「私の話」と「猿の話」が1章ごとに交互に出てくる構成も,
なぜか突然孫悟空(の毛から生まれた孫悟空の分身)が現れる意外性も,
何となく計算されたもののような気がします。
だけど,何をどう計算した結果なのか,私にはさっぱり分からなかったりして。

「伊坂幸太郎にはついていけんわ~(T_T)」という気持ちを久しぶりに味わったのでした。

そもそもなぜに孫悟空?
だれもが知ってる昔話…というには,ちょっと苦しい気もするのですが。
桃太郎あたりじゃ,だめだったのかなぁ,,,なんて。
ただ単に,私が西遊記を忘れていただけですけれども(^^;)

そんなこんなでついていけなかった作品ですが,
それでも最後まで読めたのは,
作品中に「響いてくる」フレーズが幾つも散りばめられていたからではないかなと思います。

最後まで見届けられないことに対しては,だれもが幸せな結末の物語を作りたくなる。
みたいな話とか。
助けを呼んでいる人すべてを助けることはできない無力を抱えている話とか。
歌はメッセージを直接届けるものではなくて,ほわっと,思いもかけない形で影響を与えていたりする
みたいな話とか。

確かに!と思ってみたり,
なるほど~と思ってみたり。

そういうのがあるから,伊坂さんってやめられないんですよね~と思ったのでした。

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