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「食堂かたつむり」 小川糸
2010 / 07 / 31 ( Sat ) 16:09:28
うーーーーん。
素材がゴロンゴロンと生煮えのスープ…って感じ?

素材がゴロンと転がっているので,
逆に言えば,「夏休み読書感想文」にもってこいの作品かも。
ところどころえげつない言葉も出てくるので,
中学生以上対象…かな。

★★☆☆☆

トルコ料理店でのアルバイトを終えて家に戻ると、部屋の中が空っぽになっていた。突然、同棲していた恋人に何もかもを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、主人公の倫子はさらに声をも失う。たったひとつ手元に残ったのは、祖母から譲り受けたぬか床だけ。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな小さな食堂を始める。一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂。次第に食堂は評判になるが――五感をくすぐる瑞々しく繊細な描写と、力強い物語運びで話題を呼んだデビュー作。(Amazonより)



ついでに小川糸さんについて

小川 糸
1973年生まれ。作詞家・春嵐として音楽制作チームFairlifeに参加(Amazonより)



なるほど~。作詞家さんですか。
ときどき綺麗な文章が出てきます。

【こちらの記事も♪】

苗坊の徒然日記

            


今さっき見ていた「王様のブランチ」で紹介されていた「姫様キャンプ」

 木のぬくもりのあるおしゃれなロッジにお泊まり。
 食事はスタッフが心を込めて作った欧風スタイル。
 ご飯とみそ汁は間違っても出てきません。
 敷地内にある木立を利用して作ったアスレチックで森に親しみ。
 木製キットを使って思い出づくり。

雑誌に出てくるような,おしゃれで手を汚さない,汗くさくないアウトドア
の雰囲気が,この作品の雰囲気と似ています。

…まぁ。。。
それでも,その雰囲気が一貫して流れていれば,一種のおとぎ話として読めたかもしれないのですが。

「食はいのちをいただくもの」のごついテーマも転がっていて。
おまけに
「親との確執とその和解」まで入り込み。

何ともちぐはぐな,物語になりそこねてしまっていたような。

デビュー作なので仕方ないか。

時折見せる繊細な表現が,「陰毛」だとか「ネコが自分の性器をぺろぺろとなめているよう」とか,何だか気分悪い表現でぶち壊されていたのが残念でした。

以下,どうでもいい感想です。

「1日1組のお客さん」
「メニューはシェフのお任せのみ」
「食事のスタートは6時から。ゆっくりと時間をかけて」
「時計は置かない」
「料理の味に影響するので禁煙」
「料理の音や外の生き物の気配を感じ取れるように音楽はかけない」

こんなお店,行きたいかなぁ。。。
私は,何だか息苦しいっていうか気詰まりだわ。

このお店は,お客さんに理想のお店というよりも,
料理を作る側の理想のお店という感じがしました。
ときどきありますよね。
スープは全部飲めとか,飲むなとか,
料理を食べに来たのだから黙って食えだとか何だとか,
小うるさいことを言うオーナーシェフのいるお店。
そういうお店に通じるものがあるかもなぁと思うのでした。

にしても。

お婆さんにサムゲタンとリゾットと子羊のロースト,柚子シャーベットにとどめはティラミスなんて,ヘビーなものを食べさせて,
高校生カップルには野菜スープだけって。。。

何だかセンスないなぁなんて思ってしまった(汗)

カレーを頼んだらザクロカレーが出てくるのもびっくりだし,
サンドイッチをオーダーしたらフルーツサンドが出てきても,
「なんか違う…(-.-)」って気にならないかねぇ。。。なんて。

主人公の倫子ちゃん。
とっても真面目で真剣に料理に取り組んでいて,イイコなんだけど。。。
どこかがちょっとずれている…って感じがしました。

スープを作るときに使っていたバーミックス。
なかなか使い勝手がよさそうね。
クッキングカッターが壊れてしまって困っていたので,
参考になりました。

エルメスの話。
執拗に描いたことに対して,賛否両論あるでしょうねぇ。
でもこれは,ちょっと味に深みを出したくて足した調味料が異物になってしまった…って部分のような気がします。
ので,あまり感想らしい感想は持たないのだけど。

エルメスの話といい,野鳩のエピソードといい,
倫子は肉食系なのねぇ。と思ったのでした。
それに大食い(笑)

この作品,冒頭のテレビ,「王様のブランチ」で絶賛されたものだとか。
マスメディアの力ってすごいわ~と思ったのでした。
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  ◆◆

こんばんわ。
私も「王様のブランチ」で紹介されていたので読みました^^;
ベストセラーとか、メディアの事はあまり信用していないので、過大な期待は持たなかったのですが^^;
優香ちゃんが、凄くよかった!泣きました!って大絶賛していたのですが・・・う~ん、私は絶賛は出来ないですねぇ。
そらさんと同じく、繊細な表現や言葉遣いなのに、たまにえげつない下品な言葉が出てくるのがものすごく嫌でした。
私には合わないかも・・・と思ってしまい、この作品以降読んでません^^;
by: 苗坊 * 2010/08/01 00:15 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

苗坊さん,こんばんはっ♪

> ベストセラーとか、メディアの事はあまり信用していないので、過大な期待は持たなかったのですが^^;

今回は,信用しちゃいけないってことが,
ホントによ~っく分かりました(^^;)

信用できるのは,やっぱり読書ブログを書いてる方たちだわね~。

> そらさんと同じく、繊細な表現や言葉遣いなのに、たまにえげつない下品な言葉が出てくるのがものすごく嫌でした。

きれいな水彩画にベチョッと泥を塗るような行為が平気だ…ってところからして,ちょっと許せない気がしてしまいました(^^;)
まぁ,感性は人それぞれだからね。
私も「合わないな」と思いました(*^_^*)

by: そら * 2010/08/01 19:13 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆2月の受験のさなかに・・・◆

映画を観にいきました。

なかなかよく出来ていましたよ。

お母さんと結婚する人が三浦友和だったかな?

その日はポークソテーにした記憶が・・・

エルメスのせいかも(爆)
by: 一陽 * 2010/08/02 16:43 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

一陽ちゃん,こんにちはっ♪

>その日はポークソテーにした記憶が・・・
エルメスのせいかも(爆)

映画を観た日に豚肉食べられる程度のシーンになっていたのね。
それはよかった(*^_^*)

映画は,
生煮えスープをぐつぐつ煮込んで,
「ちょっとビターなファンタジー」に仕上げたのかな。

三浦友和かぁ。
テレビで放映されたら見てみよう♪
と思いましたv-221
by: そら * 2010/08/02 17:29 * URL [ *編集] * page top↑
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食堂かたつむり ある日料理店のアルバイトから戻ると、家財道具もろとも同棲していた恋人の姿は消え、部屋はもぬけの殻になっていた。 衝撃的な失恋とともに声まで失った倫子は、ふるさとに戻り、実家の離れで小さな食堂を始める。お客は一日に一組だけ。 決まったメニ... 苗坊の徒然日記【2010/08/01 00:10】
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