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「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 万城目学
2010 / 09 / 12 ( Sun ) 21:15:26
最近,ざ・男!な『水滸伝』を読んでいたので,
このほんわか感がやけに心地よかったです。

★★★★☆

かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。その毎日は、思いがけない出来事の連続で、不思議や驚きに充ち満ちている。 (Amazonより)



猫って一日16時間眠るのね。
寝る子で「寝子」が語源だとか。
いいなー。

【こちらの記事も♪】
新・たこの感想文
苗坊の徒然日記



            


かのこちゃんのお父さん,鹿とお話ができて,鹿に「かのこ」という名前を勧められたとか。
…もしかしてかのこちゃんのお父さん,鹿男?(笑)

というちょっとしたお楽しみもありました。

この作品,何といってもかのこちゃんの存在感がステキ。
難しい言葉を覚えるのが楽しいかのこちゃん。
なのに,なぜだか「ゲリラ豪雨」が覚えられなくて,
「ゴリラじゃないやつ」と叫んでいるかのこちゃん。
指しゃぶりをやめた途端,スポンと頭の栓が抜けて,
「知恵が拓けた」かのこちゃん。
下ネタが妙に受けるかのこちゃん。

万城目さん,お子さんがいらっしゃるのかしら。
かのこちゃんのモデルになった子が,
今でもどこかにいそうだわ。

とも思うくらい,
かのこちゃんは活き活きと作品の中で生きていました。

こういう子,好きだわ~と思うけれど,
小さくまとまってる今の世の中,
生きていくのはなかなか難儀なんじゃないかと
余計な心配をしたりもしますが。
でも大丈夫。
お父さんもお母さんも,そして学校の先生も,
かのこちゃんの周りには,かのこちゃんを大らかに,
そして温かく包む大人がたくさんいます。
そんな中でちょっとずつ成長していくかのこちゃんが,
とても微笑ましかったです。

「ふんけー(刎頸)の友」すずちゃんとの別れのシーンは,
何だか子供じゃないみたい。
以前に何かしらの別れを経験したことがあるならともかく,
「もう会えなくなる」ってことの寂しさがこれほど分かってる小1って,
すごいなぁ。
多分ここ,感動シーンなんだと思いますが,
私は感動というより,むしろ感心してしまいました(^^;)
ほかのシーンにも見られるけれど,
かのこちゃんは感受性が豊かですねぇ。
子供だからって侮れません。

犬の玄三郎と猫のマドレーヌ夫人夫婦の別れ。
こちらは切なかったです。
犬と猫といえどもステキな夫婦だ。
ちょっとジーンとしました。

マドレーヌ夫人の大冒険と恩返しも
違和感なく物語の中に溶け込んでいます。
私は猫を飼ったことがないのでただのイメージでしかないのですが,
猫の気高さみたいなものがよく描かれているような気がします。

とっても上質な物語であるこの作品,
私は好きです。


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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

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*Comment  Thank you*
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  ◆No Title◆

>猫って一日16時間眠るのね。
>寝る子で「寝子」が語源だとか。
>いいなー。

同感。コアラはもっと眠るでしょう?
うらやますぃ。
by: nagayume * 2010/09/12 23:06 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

nagayumeさん,こんにちはっ♪

猫とコアラとナマケモノ,
みーんないいよねっ!(=^▽^=)
by: そら * 2010/09/13 13:26 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆No Title◆

こんばんわ^^
TBさせていただきました。
いいですよね~素敵でした~。
かのこちゃんは侮れませんね。
子どもだけど大人な部分も持っていますよ^^
かのこちゃんの名前の由来には驚きました。リンクがとても嬉しかったです。
万城目さんは確か結婚はされてたはず。。。
でも、お子さんがいるかは分かりません^^;
娘とお父さんの会話が結構リアルに感じましたが。。。
玄三郎とマドレーヌ夫人の夫婦は素敵でした。
熟年夫婦のようですよね。
上質のある作品。確かに確かに!素敵な作品でした~^^
by: 苗坊 * 2010/09/13 19:19 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆No Title◆

つい先日、プリンセストヨトミを読んだばかり。
なーるほどー。
これなら同じ作家さんを読んでもいいかな。
鹿男もいつか読もうと思っているの。

メールを送りました。お返事待ってますv-356
by: ぷらん * 2010/09/15 09:39 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆管理人のみ閲覧できます◆

このコメントは管理人のみ閲覧できます
by: * 2010/09/15 09:47 * [ *編集] * page top↑
  ◆◆

苗坊さん,こんばんはっ♪

苗坊さんもこの作品,お好きなのね♪
何とも言葉にしづらいけれど,

> 素敵でした~。

だよねっ♪

> かのこちゃんは侮れませんね。
> 子どもだけど大人な部分も持っていますよ^^

そうなんだよね。意外と大人。
人の(猫の?^^)気持ちがよーく分かっていらっしゃる(*^_^*)

> 万城目さんは確か結婚はされてたはず。。。
> でも、お子さんがいるかは分かりません^^;

そうなんだ。
こんな親子,どこかにいそうだなぁ。いたらいいなぁと思いました。
お父さんももちろんだけど,お母さんもいいよね~。
一人っ子のかのこちゃんにあれだけ大らかに接することができるって,
結構すごい!と思います。
小学校に入って初めての夏休みの宿題をやり終わらなくても平気なんだもの。肝が据わってます(^^)

> 玄三郎とマドレーヌ夫人の夫婦は素敵でした。
> 熟年夫婦のようですよね。

ホント,お互いがお互いを思いやっている夫婦でしたね~。
犬と猫という距離感がいいのかなぁ。。。。(*^_^*)

by: そら * 2010/09/15 18:36 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

ぷらんちゃん,こんばんはっ♪

> つい先日、プリンセストヨトミを読んだばかり。

私,読んでないのよね~。
おもしろかった?

> これなら同じ作家さんを読んでもいいかな。
> 鹿男もいつか読もうと思っているの。

「かのこちゃん…」はね,
ちょっと児童文学に足突っ込んでるんじゃないかな?って感じの,
素直な作品です。
ほっこりしたいときに読むのが最適♪
もし機会があったら,ぜひど~ぞ♪
あ。鹿男もおもしろかったよ(*^_^*)

> メールを送りました。お返事待ってますv-356

りょーかいっ!
by: そら * 2010/09/15 18:47 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

そらさん、こんにちわ!
私も読んでみましたよ(^-^)
うんうん♪ そらさんのおっしゃるとおり、ほんわか心が温かくなりました。読んでよかった…と久しぶりに思ったよ(*^_^*) かのこちゃん、感受性が豊かで 、それゆえに もしかしたら これから、生きにくいこともあるかもしれない…でもこのままのかのこちゃんでいてほしいな。 鹿とお話できるお父さんがついてるから大丈夫かな(*^-^)b いい本を教えてくれてどうもありがとう♪
by: 一個 * 2010/10/18 09:04 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

一個さん,こんにちはっ♪

一個さんも読まれましたか\(^o^)/

ねっ♪
ほんわかした気持ちになったよね~(*^_^*)

> かのこちゃん、感受性が豊かで 、それゆえに もしかしたら これから、生きにくいこともあるかもしれない…でもこのままのかのこちゃんでいてほしいな。鹿とお話できるお父さんがついてるから大丈夫かな(*^-^)b

うんうん。私も,かのこちゃんの将来を心配したり,
いやいや大丈夫♪と思い直したり…(^^;)
すくすく育ってほしいと心から願っていますv-221

>いい本を教えてくれてどうもありがとう♪

わ~い♪一個さんも気に入ってくれて,
なんかと~ってもうれしいよぉ\(^o^)/

一個さんオススメの本があったら,いつでも教えてね~(^o^)/

最近,殺伐とした本ばかり手に取ってしまって,ちょっと疲れ気味(^^;)

by: そら * 2010/10/19 10:45 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

こんばんは。
ちくまプリマ-新書って、レーベルとしては、「子ども向け新書」なんですが、大人が読んでも、凄く読み応えのある作品だったな、と思います。

そらさんも書かれていますけど、本当に、かのこちゃんも、マドレーヌ夫人も(玄三郎も)、その辺りにいるんじゃないかと思えるくらい、リアルに、活き活きと描かれていて、それだけでも良いな、と感じました。
マドレーヌ夫人の「気高さ」ですけど、流石に言葉はわかりませんが(笑)、猫を飼っていた経験者として、そういう風に見える、というのを思いました。
エッセイ集によると万城目さん自身が、実家で猫を飼っていた、ということで、その経験から来ている部分もあるんじゃないかな、ということを思いました。

読み終わって、「良い本を読んだな~」というのが、まず最初に来た一作です。
by: たこやき * 2011/05/04 22:57 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

たこやきさん,こんばんはっ♪

> ちくまプリマ-新書って、レーベルとしては、「子ども向け新書」なんですが、大人が読んでも、凄く読み応えのある作品だったな、と思います。

ですね♪大人にも読んでもらいたい作品でした(^-^)v

> マドレーヌ夫人の「気高さ」ですけど、流石に言葉はわかりませんが(笑)、猫を飼っていた経験者として、そういう風に見える、というのを思いました。

おーっ!なるほど~\(^o^)/
やっぱり飼い猫経験者は,猫の気高さを感じるんですね(*^_^*)
ふむふむ。

ホントにね。
良質なお話だと私も思います(*^_^*)

by: そら * 2011/05/05 20:33 * URL [ *編集] * page top↑
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かのこちゃんとマドレーヌ夫人 万城目学
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