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「水滸伝」七~烈火の章
2010 / 10 / 04 ( Mon ) 19:28:30
「敵は人じゃねえ。ただ敵だ」by李逵

何とも血なまぐさい巻です。

★★★★☆

聞煥章が宋江の居場所を掴んだ。宋江は太原府の山中に追い込まれ、一万数千の官軍に包囲されてしまう。陶宗旺が石積みの罠を仕掛け、攻撃に備える。官軍は包囲網をせばめ、ついに火攻めを開始した。飛竜軍、朱同と雷横の兵、さらに林冲の騎馬隊が宋江の元へ駆けつけていく。一方、青蓮寺は史進率いる少華山の殲滅を目論む。その謀略に対して、史進はある決断を下した。北方水滸、動乱の第七巻。 (Amazonより)




陶宋旺の石積み,大したもんだ。

            



「私の気ままな旅がのべつ同志たちに迷惑をかけている気がする」
って,宋江,わかっちゃいたんだね(苦笑)

5人対1万の戦いで,なぜか生き残る宋江たち。

さすが物語の主人公♪
と茶化したくなりますが,この辺にして。

雷横。

雷横は空を見続けていた。愉しかったな。ただそう思った。
また,視界が暗くなった。



雷横のイメージはあまり強くなかったので,
それほど悲しいものではなかったけれど,
心がしん。。。としたシーンでした。

林冲はいつものごとく格好良く登場し,格好良く去っていく。
この人のファンも多いんだろうなと思ったのでした。

少華山に官軍の手。その数なんと五,六万。
少華山に籠もる2400人と共に少華山を捨てる道を選んだ史進。
軍師とよく相談をして決断する姿に成長が感じられます。
で,結局梁山泊までたどり着いたのが2000人。
400人が途中で討伐された…のは,多いんだろうか,少ないんだろうか。
だんだん戦の規模が大きくなって,数の感覚が麻痺してきます。

阮小五。

「晁蓋様。ここで死ぬのは残念ですが,梁山泊の同志に会えて,よかった。そう思っています。われら,『替天行道』の旗を掲げて」…(中略)…
「さらば」
その声だけが,聞こえた。なぜ,こんな言葉がある。陳達は,そんなことを考えていた。



北方さん,それぞれの死に際にはかなり気合いを込めているようです。
短い文章なのですが,気迫がこもります。

むむむ。こういうところが「男の美学」なのでしょうね。…多分。

梁山泊のスカウトマン・魯達は関勝獲得に動き出している模様。

でもって官軍(青蓮寺)は。
荘軍(大きな村の自警団に偽装した官軍が不意を衝いて襲う)という策をとるらしく。
白羽の矢が立ったのは,祝家荘・巵家荘(こかそう)・李家荘。
官軍受け入れに積極的な祝家。
祝家と縁戚関係となる予定なので消極賛成の巵家。
官軍嫌いの李家。
三荘それぞれの思惑も絡みます。
実戦となると経験の少ない聞煥章・李富がどれだけまとめられるか。
青蓮寺の動きにも人間的な匂いが出てきておもしろくなりました。

7巻最後は梁山泊の間者・時遷。

「馬鹿な」
呟いた。…(中略)…
「なんなのだ」
もう一度呟いた。
自分が倒れていくのだけが,時遷にははっきりとわかっていた。



馬桂,こいつはホントに。。。




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