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「悪の教典」下巻 貴志祐介
2010 / 10 / 22 ( Fri ) 19:16:54
昨日,「あと下巻の半分」と言っていましたが,
意外とさくさく読めました。
…この本,分厚いけれど文字数が少ないんじゃないだろうか(^^;)

★☆☆☆☆

高校を襲う、血塗られた恐怖の一夜。極限状態での生への渇望が魂を貪りつくしていく。風雲急をつげる超弩級のエンタテインメント。 (Amazonより)



こういうの,今読む気分じゃなかったな…
と,読んでみて気づいた私(^^;)


            


うーーーーーーん。。。。
あまりに薄い。。。
と,正直思ってしまいました。

学校という閉ざされた空間。
忍び寄る猟奇的殺人者。

…とってもぞわっとくる設定なのに,
高校生の恐怖感も絶望感も伝わらない。
「生への渇望」も伝わらない。
私の感情がまるっきり共振しないので,
何だかさくさく軽い印象になってしまいました。


サイコパス(反社会性人格障害者)の蓮実が
何を考え,どう行動し…という部分も,
多分,あまりに幼稚であまりに軽率であるところにこそ,
生身の人間が壊れた心を持っている…という怖さが
じわじわっと来てもいいんじゃないかと思うのですが。
…どこか二次元的というのでしょうか。
現実感を伴う「自分のすぐ隣にいるかもしれない」怖さが感じられませんでした。
妙にマンガチックだったような。。。

楽しみにしていた(?)ラストも,
かなり肩すかしを食らいました。
蓮実先生,次のゲームを開始したんですか。
あまりに陳腐なゲームだけど,
多分蓮実先生が勝つと思います。
んでもって,その先,やっぱりハスミンはハスミンのままですか???

みたいな,
なんかもう,「どうでもいいや(-.-)」って気分になってしまうのは,
登場人物のだれにも感情移入していなかったからかもしれません。

………

もうン十年も前のこと。
当時高校生だった私が,初めて「共感能力のないサイコパス」に出会ったのは,遠藤周作さんの『真昼の悪魔』だったと思います。
あのラスト1行のゾクッとした感覚。。。。
時が経っても体のどこかに残っています。
まだ「心の闇」という言葉すらなかった時代に描かれた作品なので,
今読んだらどうなのか…というのは分かりません。
けれどもそのときの衝撃は,やはり鮮明に残っています。
貴志祐介さん。
『黒い家』や『青い炎』など,
私が「読んだときの感覚を鮮明に覚えている」作品を
世に送り出した作家さんの一人です。
なので,何だかとても。
とても残念でした。。。。

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