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「七人の敵がいる」 加納朋子
2011 / 01 / 16 ( Sun ) 21:32:24
約一ヵ月前に読んだ作品です(^^;)

PTA小説…って,新しい分野じゃないの?
と思う私。
分かる分かる!という部分もあり,
違うんじゃないかなぁと思う部分もあり。

★★★☆☆

ワーキングマザーのPTA奮闘小説

育児と仕事を何とか両立してきた、ワーキングマザーの陽子。息子の小学校入学で少しはラクになるかと思いきや、PTA・学童父母会・地域子供会などに悲鳴を上げる、想像以上に大変な日々が幕を開けた……。
●入学早々、初の保護者会はPTA役員決めの修羅場に。空気を読めない陽子は、早速敵を作ってしまう。ああ、永遠に埋まらぬ専業主婦と兼業主婦の溝…「女は女の敵である」
●仕事と子育ての両立に不可欠な、義母のサポート。“孫のためなら”の影に押しやられた本音は不満だらけ!?「義母義家族は敵である」
●夫は結局、家事も育児も“他人事”。保護者会も母親の姿ばかり。働く母親にできて働く父親にできないことなんて、ないはずなのに…「当然夫も敵である」
その他、わが子や先生、さらにはPTA会長に戦いを挑む!?笑いあり、涙あり、前代未聞の痛快ノンストップ・エンターテインメント! (Amazonより)




【こちらの記事も♪】
新・たこの感想文
苗坊の徒然日記


            


主人公の陽子さん,とっても押しが強い人です。
人呼んで「ブルドーザー」。
それだけで,何だか私は近寄りがたい方ですが。

敵を作っているのは,陽子さん自身なんじゃないかなぁ…という気も
しました。
本当は,敵…じゃないんですよねぇ。
専業主婦も。お姑さんも。
夫だって。子供だって。

バリバリ働くには,これくらい強くならなきゃいけないのかなぁという思いもありつつ,
陽子さん,もっと肩の力を抜いて生きたらいいのになぁと余計なことを思いました。

私には子供が3人いますので,
PTA役員は6回以上やりましたが,
嫌な思いをしたことがないんです。
確かに,もうちょっと何とかならないかなぁと
思ったことも,一度や二度ではないけれど。
それでも。
積極的にやりたいとは思わないけど,
やればそれなりに楽しかった…って感じです。

そういう私から見ると,
最後の陽子さんの,
自分でできないPTA活動(旗振り当番とか,ナンとかかんとか)はお金で解決。
みたいな解決法は,何だか違うと思いました。

PTAにビジネスを持ち込んだ時点で
PTAは死滅するだろうと,何だかそんなふうに思いました。

できないことは頭を下げて,ほかの人に代わってもらえばいいんですよ。
で,自分ができる休日の活動なんかを,代わってもらった人の代わりにやってあげればいい。
子どもが小さくて出来ないことも,やっぱり代わってもらえばいい。
子どもはいつまでも小さいままではないからね。
自分の子どもが大きくなったら,今度は「子どもが小さくて参加できない」と困っているお母さんを助けてあげればいいんじゃないかな。

そういう融通のつけ合い方が親のつながりになり,
親のつながりがネットワークになり,
ネットワークが自分の子を守ってくれるものになる。
のだと思うのですが。

…でもまぁPTA活動って,ボスによるかもしれませんねぇ。
…「みんな平等」を旗印にした,何でもかんでも一律参加強制の強烈なボスも,中にはいらっしゃるからなぁ('◇')ゞ



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*Comment  Thank you*
comment
  ◆No title◆

こんばんは。
私は、親ではないのですが、母がフルタイムで仕事をしていたのと、子供の立場での経験で、「あるある」というのを感じました。

確かに、陽子が自分でトラブルを誘い込んでいるよな、と感じるところはありました。
でも、仰るように、地域とか、そういうのにもよると思うんですよね。
私の小学校時代なんて、学年十数人ですから、全員、PTA役員でしたし(^^;) しかも、子供のため、というのを標榜して、子供からも「面倒臭い」と言われるようなイベントとかも結構あったりして、もうちょっとなぁ……と思うことも多くありましたし。
陽子の行動には、色々と違うのでは? と思いつつも、しっかりと問題提起をして、一つの回答を出している、というのはかなり踏み込んだ作品だな、というのを思いました。


ただ、これがある程度、加納さん自身の経験を元にしている、という後書きと、作中での旦那さんのお気楽さを見ると……
貫井徳郎さんはどうしていたのだろう?(貫井さんと加納さんはご夫婦です)
とか思ってしまったり(笑)
by: たこやき * 2011/01/17 00:53 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆No title◆

私も親ではないですが、春になるとPTAの役員を決めるのに苦労していてうちにも電話がかかってきていた記憶があります。
陽子は敵をたくさん作りそうな雰囲気でしたよね^^;あの性格はいいんだか悪いんだか。でも、このままじゃいけないと仕事が大変でも自分から動いて活動している姿はいいとは思いました。
でも、結婚前からこういう作品を読んでしまうと、何だか結婚が遠のいてしまうような気がします^^;結婚って大変だなと思ってしまって^^;
by: 苗坊 * 2011/01/17 09:47 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

たこやきさん,こんにちはっ♪

> 母がフルタイムで仕事をしていたのと、子供の立場での経験で、「あるある」というのを感じました。

子どもの立場で「あるある」と感じるって,
結構すごい('◇')ゞ
…私自身は,母が役員やってたことにも気づいてなかったし(多分聞いてたんだろうけど,さらさらっと流してた),うちの子どもたちは,「PTA?そう言えば何かやってたかも…」くらいだと思う(^^;)

たこやきさんの感性が大人だったのか,
それともPTA活動が活発すぎて,お母さんたちの重荷になっていたのか。
多分両方なんだろうなぁ。。。なんて思いました。

> 私の小学校時代なんて、学年十数人ですから、全員、PTA役員でしたし(^^;) しかも、子供のため、というのを標榜して、子供からも「面倒臭い」と言われるようなイベントとかも結構あったりして、もうちょっとなぁ……と思うことも多くありましたし。

こういうところにこそ,
活動のスリム化を断行してくれそうな陽子さんが3人くらい,
ほしいね~(*^_^*)

>しっかりと問題提起をして、一つの回答を出している、というのはかなり踏み込んだ作品だな、というのを思いました。

確かに。

その回答に賛否両論あるのは当たり前なのかもしれないけれど,
でも,「踏み込んで書いた」ということ自体が
評価に値することだわね~~~

と,たこやきさんのコメント読んで,初めて思い至りました。

回答を示す…って,そう言えばあまりやらないですね。
「読者に委ねる」という形で,
(言葉は悪いけど)逃げることもできるわけだし,
勇気の要ることでもあるよね~。

「踏み込む」潔さを,
読み終わって1ヵ月もたった今,なるほどなと感じたのでした(*^_^*)

> 貫井徳郎さんはどうしていたのだろう?


あはは!
並みのオットだったに違いないo(^▽^)o
by: そら * 2011/01/19 11:00 * URL [ *編集] * page top↑
  ◆◆

苗坊さん,こんにちはっ♪

> 私も親ではないですが、春になるとPTAの役員を決めるのに苦労していてうちにも電話がかかってきていた記憶があります。

あら~。
苗坊さんも,たこやきさんと同じく覚えていらっしゃるのね~('◇')ゞ
もしかしたら,私や私の子どもたちのほうがボケーっとし過ぎているのかもしれん。('◇')ゞ


> このままじゃいけないと仕事が大変でも自分から動いて活動している姿はいいとは思いました。

陰で文句を言ってる人っているものね~。
まぁ,そういう人は小説の主人公にはなりにくいだろうけどv-8

> 結婚前からこういう作品を読んでしまうと、何だか結婚が遠のいてしまうような気がします^^;結婚って大変だなと思ってしまって^^;


いやいや。それだけの覚悟があれば(!),
やってみると,
あら,意外と楽勝なのね♪って思えるから大丈夫v-221

by: そら * 2011/01/19 11:08 * URL [ *編集] * page top↑
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