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「青空のむこう」 アレックス・シアラー
2011 / 01 / 12 ( Wed ) 15:20:42
今年1冊目の本です。

この方の作品『魔法があるなら』が大好きな次女が大学図書館から借りてきました。

…こういう本が素直に読めなくなってきた自分がちょっとイヤ。(^^;)

★★☆☆☆

「この世」に思いを残したまま死んだ少年が、「この世」にゴーストとなって戻ってくる。友達、家族に思いを伝える術がなかったが、最後に奇跡が起きて「あの世」に旅立ってゆく。(オンライン書店ビーケーワンより)



どうでもいいことですけれど。
「あの世」に行く前には窓口があって,
死んだ人が行列している…という風景,
浅田次郎の『椿山課長の七日間』でも出てきました。
洋の東西を問わず,同じ発想になるのがおもしろいなと思いました。


            


この作品,私は正直なところ,あんまり好きではありません
(しょっぱなからナンですが^^;)

大味な作品だと思いました。

でも,Amazonではとても高評価。

うーーーーん。多分私があまのじゃくなのでしょう。



子どもたちがまだ小学生の頃。
国語の教科書を,子どもが親に音読する
という宿題がありました。
なので私は,同じ教材を都合3回,聞いていたことになるのですが。
(次女はちょいちょい宿題をサボっていたので,もしかしたら2回かも^^)

その中で,聞くのが苦痛な教材が2つありました。
一つは『ちいちゃんのかげおくり』
…これはねぇ。。。夕飯作りながら子どもの音読聞いていると,
…思わず涙が止まらなくなるんですよ。。。
…勘弁して~~(T_T)な作品でした。

そしてもう一つは,タイトル忘れてしまったんだけど,

飼い犬と少年・ぼくのお話で。
「ぼく」は,いつもいつも「ずっと大好きだよ」と犬に言い続けた。
お姉ちゃんやお兄ちゃんはそんなことはしなかった。
そして犬が死んでしまった。
お姉ちゃんやお兄ちゃんは悲しがって泣いていたけど,
僕は悲しくなかった。
だってぼくは,いつもずっと好きだよってちゃんと言ってたから。

みたいなお話。(うろ覚えです)

だれか(この場合は犬ですが)を亡くしたときの喪失感や悲しみは,
そんなに簡単に割り切れるものではないでしょうと,
「ぼく」の賢しげな語り口に,ちょっと怒りすら感じる作品でした。

で。
『青空のむこう』を読みながら,なぜかこの国語教材を思い出したのでした。

共に死を扱った,少年が主人公の作品ではありますが,
内容的には随分違う2作品ですし,
『青空のむこうに』には怒りを感じるほどの強い違和感もなく,
逆に共感もあったのですが。
匂いというか,感触というか,
…物語を包む空気が同質であるような,そんな気がしました。

2作品とも外国の作品だったので,
もしかしたらその辺も関係あるのかもしれませんね。
翻訳文であることで,乾いた,妙に理屈っぽい手触りを感じたのかもしれません。

さてこの作品。

死ぬ直前にやってしまったお姉ちゃんとの売り言葉に買い言葉。
死ぬって分かっていたらあんなこと言わなかったし,お姉ちゃんだってきっと後悔してるはず。
それを思うと,死ぬに死にきれない,主人公ハリー。

そこからハリーの物語が動きます。

こういう「死者の言葉」を伝える人として,
日本にはイタコさんがいらっしゃいました。
今はもう後継者もいなくなっているみたいだけど。
死んだだれかを胸に抱きながら生き続ける家族には,
そういう存在が,ときには救いになるんだよなぁ。。。。
と思いました。
今は江原さんかしらね~。がんばっていただきたいものです。


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事故で死んでしまった少年が 未練を解決するためにゴーストとして帰ってきて、 思いを遂げて先へと進む話。 [ご利用にあたって]このサイトで掲載されている情報は、「ゆるり、、ゆる ゆるり、、ゆるゆる、、発見のまいにち【2013/01/08 10:45】
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