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「水滸伝」十二~炳乎の章 北方謙三
2011 / 03 / 28 ( Mon ) 20:00:18
グロイっ(-_-)

★★★☆☆

青蓮寺は執拗に闇塩の道の探索を続け、ついに盧俊義の捕縛に成功した。過酷な拷問を受ける盧俊義を救うため、燕青は飛竜軍とともに救出へ向かう。一方、北京大名府に残る闇塩の道の証拠を回収すべく、宋江自らが梁山泊全軍を率いて出動する。それに対して青蓮寺は、雄州の関勝将軍に出陣の命を出した。宣賛と策を練り、梁山泊の盲点を見極めた関勝が静かに進軍する。北方水滸、極限の第十二巻。(Amazonより)



でも我慢して(?)読めば,
最後は爽やかなラストが待っています。


            


晁蓋が死に,宋江が檄を飛ばす。

そんな中でも,
秦明と公淑の間には男の子が生まれ,
民政担当の裴宣と晁蓋とともに亡くなった張青の妻・孫二娘は接近中。
密かに晁蓋を思っていた扈三娘に,
敵方青蓮寺の聞煥章・梁山泊の飛竜軍王英が心を寄せる。

男女がいれば恋が芽生える。人間だもの。
の人間臭さがいいですね。



盧俊義と燕青の関係が明らかになります。
腐刑って。。。
宣賛の処罰もひどいものだったし,
なんか中国,徹底してます。

そして沈機の盧俊義に対する拷問シーン。
具体的過ぎてグロイです。
だけど目が離せないのは,
沈機の心理描写が鬼気迫っているからなのかもしれません。

拷問する側とされる側。
どこか一体感を持ってしまうというのは,
理解の範疇を超えているけれど,
そういうもの…かも…とか…思ったり思わなかったり。

燕青,がんばりました。
読み通した私もがんばりました。\(^o^)/


都合の悪い時のための頭領として,
宋江は巧妙に晁蓋を使うつもりりなのだろう。
茫洋として,誠実という印象が宋江にはあるが,
無情でしたたかな面も持っているのかもしれない。
頂点に立つ男は,そういうものだと呼延灼は思っていた。



これを思ったのが呼延灼だったというところに,
ちょっと驚きを感じます。
呼延灼って,結構頭の回る将軍なのね。
史進や林冲とはちょっと違うタイプの軍人さんかもしれないな。

と思っていたら。

韓滔の死を悼む呼延灼。

「惜しい男だった,などという言い方はやめよう。
韓滔という男は,雄々しく死んだ」
林冲が言うと,呼延灼がうつむいた。
水滴がぽつぽつと卓上に落ちるのが,
朱富にははっきり見えた。



呼延灼,多面性を持ったお方です。
今までノーマークだったのですが,結構好きかも。

関勝,妙に子どもっぽく,シンプルな性格でいいですね~。
おもしろい。

盧俊義の残した闇塩の道へ続く(かもしれない)手がかりを
一掃するために,
呼延灼・史進・林冲,そして宋江が北京大名府へ。

「北京大名府を占領した梁山泊軍を打ち払う」
ために,
ガラガラ状態の梁山泊を襲う構えを見せる関勝。

宣賛の作戦ですか。
すばらしい!

襲う構えだけ見せて,実際には襲わない関勝。

今戦えば勝てるけど,そこまで命令されてないもん
とばかりに,
しゃらっととぼける関勝が軽妙で愉快です。

関勝も,官軍に倦んでいるのね~。

饅頭一つの借りなんて,
小粋ですね~。

そして梁山泊に入る関勝・宣賛。
ラストはとても爽やかです。



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