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「水滸伝」十三~白虎の章
2011 / 04 / 05 ( Tue ) 16:58:50
今まで文庫本で読んでいましたが,
ここから先はハードカバーです。
先に読み,私に全巻を譲ってくれた父,
文庫本になるのが待ちきれなくなったのでしょう。
分かるわ~。

★★★★☆

官は十万以上の兵で、梁山泊への進攻を開始した。流花寨には趙安の軍が押し寄せ、呼延灼、関勝、穆弘がそれを迎え撃つ。呉用は流花寨の防衛に執心するが、官の狙いは別の所にあった。董万の大軍が息を潜め、急襲の秋を待っている。一方、孔明と童猛は官の造船所の襲撃を計画した。強固な防備の中、百名の寡兵で潜入を試みる。そして、ついに董万が疾風の如く動き出した。北方水滸、決死の十三巻。(Amazonより)




「戦いは会議室で起きているんじゃない!
現場で起きているんだ!」

の不満がふつふつ…の巻。
いつでもどこでも,
現場と会議室では齟齬が起きるものらしい。



水軍班。

水軍を整備しようとする李俊。
船の改良や武具の開発に余念のない阮小二。
阮小二が拾った子・趙林。

二竜山班。

解珍と旅して一回り大きくなって帰ってきた楊春。
ちょっと焦る郭盛。
郭盛は今でも楊令を忘れていません。
総隊長の秦明。
我が子秦容に対する溺愛ぶりがほほえましいです。
  (公淑と)向き合って座ると,
  秦明は秦容のことばかり訊きたくなる。
  どんなことをしたのか,言葉は喋ったのか,
  何度泣いたのか。
  たまには公淑のことも訊くべきだろうと思って
  なにか言うと,必ず笑われた。
  脈絡のない質問になっているらしい。
副官として新たに加わるカク思文。
関勝が連れてきた副官で,物静かなのだとか。
  曖昧なものが我慢できない性格と,人の弱さをわかってやろうとする思いが
  心に同居している
らしい。

…だんだん人の名前が混乱してきました。


晁蓋が死に,
軍師として総指揮をとる呉用に,
隊長クラスの者たちから少しずつ不満が漏れ始める。

李俊。

  呉用殿の言いぐさは,水軍の戦なら任せておけという感じではないか。
  船の動かし方も知らんくせに

花栄。

  私からも言っておく。今後もああいうことがあるとな。

秦明。

  呉用という男を,実は秦明は好きになれずにいた。
  晁蓋が持っていた大らかさがない。
  宋江の,茫洋とした魅力もない。
  魯達の飄々とした風情もない。
  そして,すべてを自分で把握しなければ
  気が済まないというところがある。
  

結局,宋江は呉用を軍師から下ろし,宣賛を軍師に据えました。
そのときの宋江の言葉がなかなかでした。

 「現場の戦は任せてしまえということだ」
 「ひとりで無理を重ねるな,ということだ,呉用」
 「おまえがなにかを怠ったとか,見落としたとかいうのなら,私はおまえを責める。罰するかもしれん。しかし,全身全霊で打ち込んでいたことは,知っている。だから責めてはいない」

 現場とデスク。
 どこまで現場判断に任せられるか…もデスクの技量のひとつなのかもしれませんね~。
 今現在危機的状況に陥っている「あそこ」もまた,
 現場ではこういうイライラが募っているんだろうな,きっと。と思うのでした。
 大きな組織になればなるほど,任せられる人材を育てる(あるいは引き抜いてくる)必要があるんですね~。



宋江の父,宋太公のお話が挟まります。
まあね,青蓮寺も狙っているからね。
でも,このお話,あんまりおもしろくなかったな。
宋太公がエラすぎて(^^;)



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